これが気候変動のせいかどうかはわかりません。しかし、気候変動が進展すれば、空気中の水蒸気の量が増え、激しい雨が発生しやすくなると言われています。雨が増えると鬱陶しいというレベルの問題ではなく、しょっちゅう列車が止まってはスムーズな日常生活が送れなくなってしまいますし、今年の夏のように増水した川での事故も増え、社会生活に大変な影響を与えることでしょう。
ゲリラ豪雨をもたらす原因は、発達した積乱雲だ。雨の時間は短いが、1時間に100ミリ超の猛烈な雨を降らすことがある。気象庁によると、30〜50ミリが「バケツをひっくり返したような」雨。神戸市都賀川の事故では、上流付近で1時間36〜38ミリ、東京都豊島区のマンホール事故でも1時間66ミリの集中豪雨があった。出典:「異常気象:豪雨・雷・突風、地球温暖化の影響?異常ニッポン」(毎日.jp、2008年8月25日)
積乱雲は、雷や突風の原因ともなる。東京都心では7月に7日雷を観測し、7月としては最近50年間で最多で、平年(2・3日)の約3倍だった。福井県敦賀市のイベント会場でテントが突風で飛ばされ10人が死傷するなど、突風被害も相次いだ。
(中略)
異常気象は、地球温暖化や、都市部でのヒートアイランド現象も一因と考えられている。気象庁によると、日本の年平均気温は、最近の100年間で約1度上昇。特に東京では1月の平均気温が過去50年間で2・62度も上がった。1時間の降水量が50ミリ以上の集中豪雨は、76〜87年に全国1000地点当たりで平均年162回だったのに、98〜07年では年238回に増えた。
今後、この夏の統計がまとまれば、おそらく今年の夏は98〜07年よりもさらに一段と集中豪雨が増えたのではないでしょうか。これは、偶然なのか、そういうトレンドが始まっているのか?
今年の異常気象の原因が何かはわかりません。しかし、気候変動は確実に異常気象をもたらしますし、未だ気候変動の進展は減速していないことを考えれば、今後さらに異常気象はひどくなりそうです。そうなれば、私たちの日常生活がかなり困難になることは、想像に難くありません。
だから、気候変動は困るんです。100年先に気温が上がるのではなく、このままどんどん気候が変わっていけば、すぐに今までの普通の生活が出来なくなってしまう。それが気候変動の恐ろしさです。
今までと明らかに違う天気に振り回されて、「今年はたまたま変な天気だな」としか思わないのか、「これは本当に大変なことになってきた」と思うか。それが私たちの運命の分かれ道なのでしょう。目覚ましはなっています。
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