というのも今日のシンポジウムは、地球市民フォーラム「Sustainable Japan 2008」では"Change Water「水のある暮らし」"をテーマに、きわめて多様な立場の方々が集まったからです。
基調講演の堀江謙一さんは1962年の伝説的な大平洋単独航海をはじめ様々な海洋冒険の経験をお話しくださいましたが、その後は主に地球の淡水をめぐって、4人のパネリストで侃侃諤諤のディスカッションでした。
東大の沖大幹先生はバーチャルウォーターの日本への紹介でも有名な水文学者でまさに水が御専門なのですが、それ以外のパネリストはピースウィンズ・ジャパン代表理事の大西健丞さん、タレントの八田亜矢子さん、そして僕。さらにコーディネーターはThink the Earthプロジェクトプロデューサーの上田壮一さんと、実に多彩です。ふだんの環境系やCSR系の集まりとはかなり違った雰囲気で、議論の切り口もいろいろでした。
詳しい内容にご興味がある方は、10月に朝日新聞に採録が掲載されるそうですので、そちらをご参照ください。
ちなみに僕は水は生物多様性との関わりも深いことから、生命の循環を守るという観点から水の循環を保つことの重要性の話や、持続可能性や地域間の資源利用の公平性の観点から、その循環のループをなるべく小さな地域で完結すること目指す、つまり水も含めて地産地消を目指しては、というようなことをお話ししました。
沖先生が中国の「飲水思源」という言葉を紹介してくださったのですが、これがとてえも印象的でした。この言葉は、「みずをのみてみなもとをおもう」と訓読みし、水を飲むとときにはその水源のことを思うということから、「物事の基本を忘れない」とか、「他人から受けた恩を忘れてはいけない」というような意味で使われるのだそうです。
出典:「飲水思源」(goo辞書)
バーチャルウォーターの例を示すまでもなく、私たちは様々な場所の資源に依存して生かされています。水を飲むとき、その源や水がたどってきた長い経路に思いを馳せれば、自然と水を大切に思い、感謝する気持ちが育ちそうですね。良い言葉を教えていただきました。
今日も読んでくださって、ありがとうございます。
皆さんは水というと、何を考えますか?
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