2008年12月01日

まちかどのフィランソロピストたち

 今晩東京で、日本フィランソロピー協会による「まちかどのフィランソロピスト賞」の第11回の表彰式がありました。今年受賞なさった4人の方がはいずれも素晴らしい活動をなさっている方で、ぜひその話を直接聞きたいと思って参加したのですが、直接お聞きするお話しは予想以上の素晴らしいものでした。

 自分自身も世話になった児童擁護施設に毎年寄付を続けている競馬騎手の今野忠成さんは、収入が少なかった年も、大ケガをして収入がなくなった年も、寄付を続けてきました。
《参考リンク》
■「社会に貢献 市内の2人きょう表彰 まちかどのフィランソロピスト賞」(東京新聞、2008年12月1日)

 アフリカに蚊帳を寄贈しつづけている三島治さんは磐田市の布団屋さんです。商店街の布団屋さんの商売がどんどん縮小する苦境の中で、インターネットによる通信販売に販路を見出し、蚊帳が以外な人気商品に。その過程で、アフリカでは命を守るために蚊帳が必要なことを知り、寄付を始めたということです。
《参考リンク》
■「どうぞ蚊帳の中へ」(三島治さんのブログ)

 そして専修大学4年生の戸津亜里紗さんは、自らが先天性の脊髄性筋萎縮症で車イスの利用者なのですが、アジア各国では子ども用の車イスがほとんどなく、そのために障害を持つ子どもたちが家から外に出ることができないことを知り、自分が使っていた古い車イスを寄付することを思いつきます。なんと小学校5年生のときのことです。それ以来、周囲の知り合いにも呼びかけ、これまで30台もの車イスをインドネシアの子どもたちへ寄付してきたのです。
《参考リンク》
■「余録:「あなたでしたの?」「見えるようになったんだね?」…」(毎日新聞、2008年12月1日)

※阪神タイガースの赤星憲広選手も受賞者だったのですが、今日は残念ながらご欠席でした。

 ボランティアとか、社会貢献というと、いろいろな意味で余裕がある方や企業がその余力を社会に還元しているという印象をもたれがちですが、もちろんそういう場合に限ったことではありません。今日お聞きした話は、むしろその正反対で、それが故に本当に魂を揺さぶられる思いでした。

 自分が辛かったり、大変だったりした経験があるので、困っている人たちの気持ちがよくわかるということもあるのかもしれません。しかしそれ以上に、自分のできることで他の人たちを助けたい、力になりたい。そういう強い思いと、それを淡々と続ける強い意志。

 いずれの方のお話も聞いていると思わず涙が出てきそうになるのですが、それでもご本人たちは気負ったところはなく、そうするのがごく自然なことだったからとでも言うようにお話をなさるのが印象的でした。まさに「まちかどのフィランソロピスト」に相応しいさり気なさでした。

 表彰式の後には庄野真代さんのミニコンサートもありました。庄野さんは2006年から「国境なき楽団」を結成し、音楽で世界の人々の心をつなぎ、平和な社会を作ろうとしているのです。そんな庄野さんが歌う「争いのない世界を」という歌詞は、すごく自然に響きました。

 フィランソロピーとは、ギリシャ語のフィラン(愛)とアンソロポス(人類)が語源で「人類愛」が直訳ですが、人を愛するとはどういうことか、その効用も含めて教えていただように思います。

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posted by あだなお。 at 23:59| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
子供を日本人にしたい数万人!のフィリピン人母と、結婚はしないけど子供を認知したい数万人!の日本人父が、DNA鑑定で血縁を証明しない国籍法を待っています。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org17924.jpg

金融危機のど真ん中じゃないですか。
母子家庭大量輸入を報道しないマスコミは異常です。
主権を持つ日本人をお役所の公務員だけに決めさせるのは危険すぎです。
汚染米輸入も、こうして決められたのではないでしょうか。
もしかしたら、ネットと少数の政治家で廃案にできるかも知れません!
国籍法改正案の事を友達に話してください。
知ってるぞ、と参議院議員に伝えてください。

596万人が見てるまとめサイト
http://www19.atwiki.jp/kokuseki/pages/30.html

あだなお。様
生後認知法です。フィリピン限定の法律じゃありません。
世界から借金まみれの30歳の「子供」を輸入して、尻を拭いてたら環境まで税金が回らなくなるのは確実です。
この法案で利用されて被害者になるのは、幼い子供だけではありません。
Posted by 国籍法改正案 at 2008年12月02日 22:05
国籍法改正案さん

僕もほとんど知りませんでしたが、たしかにおかしな法律ですし、それが拙速に決められてしまうのも疑問ですよね。

なお、今後こうした情報については、無関係の記事へのコメントよりは、Webメールでいただけた方が助かります。どうぞよろしくお願いします。
Posted by あだなお。 at 2008年12月14日 21:33
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