ご存じようにウィキペディアの最大の特徴はオープンコンテント、つまり本文などのコンテントを広く共有(オープン)していることにあります。
またその基本方針に賛同する人は、誰でも記事を編集したり新しい項目を追加することができるという点もオープンです。
こうした特徴で多くの利用者を集め、それがさらに書き手のやる気をもたらし、世界中で1202万記事、もっともよく使われている英語では268万記事、第5位の日本語では54万9千記事が掲載されており(2009年1月1日現在)、世界最大の百科事典になっています。
《参考リンク》
■「Wikipedia:全言語版の統計」
ウィキペディアをお使いの方はお気付きかと思いますが、数日前からトップに「感謝の言葉、ウィキペディア創設者ジミー・ウェールズより」という一際大きな文字のリンクが張られています。
昨年7月から始まった募金に対し、12万5千人の方々から400万ドルが寄付され、さらに大口の支援が合計で200万ドルあり、合計で600万ドルの目標を達成し、今年6月末までの運営費が集まったことを謝するジミー・ウェールズ氏のメッセージです。
僕も12月にごく少額を寄付しましたが、そのときには600万ドルにはまだしばらくかかるのかなと見えたのですが、最後にドンと大口の寄付があったようです。
個人の小口の寄付がたくさんの方から寄せられたことも、大口の寄付も、両方とも嬉しいことですね。世界中の多くの方々のボランタリーな無償の貢献が積み重ねられ、世界最大の百科が作られ、日々更新され、そのこと自体をまた多くの方々の寄付が経済的に支えている。10年前にはまったく考えられなかったことが、現実に起きているのです。そして私たちも日々それになんらかの形で関わっているのです。
オープンであるが故に様々な問題があるのも事実ですが、それを自分たちで解決していくプロセスや、その自己浄化力があることが興味深いですし、まるで生き物の成長を見ているようです。こういうプロセスを見ていると、やはり性善説で行こうという気になってきます。
《参考リンク》
■「ウィキペディア」
ウィキペディアが成功したのは、これが「情報」というインターネット上で直接やりとりが容易なモノを扱っているからであるのは確かですが、この情報の発進力を使えばリアルの世界と結びつけとんでもない成果を出すこともできるはずです。僕たちは、すごい時代に生まれたものだと思います。
持続可能な社会を作るためにも、Wikiなどのインターネット上のしくみはきっと役に立つと思いますし、サスラボも矮小ながら、そうした情報のやり取りのために役立てればと思います。もちろん、サスラボ以外にもおもしろい仕組みが作れないかと、実はいくつか別のアイディアを温めています。誰かITに強い助っ人はいませんか?
今日も読んでくださって、ありがとうございます。
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