ところが大変皮肉なことに、生物多様性が豊かで、生物多様性を特に保全すべき場所である「生物多様性ホットスポット」に、紛争が集中しているという研究結果が発表されました。
その理由は、ホットスポットは山岳や森林地帯にあることが多く、こうした場所は生物だけでなく、人間も身を隠す場所が多いということがあるようです。
その一方、紛争に関わる地域が、生物にとっての楽園になっている場合もあります。有名なのは朝鮮半島の38度線の非武装地帯です。人間がまったく立ち入らないために、渡り鳥たちにとっては、安心して羽を休める場所になっているのです。
これと少し似た例に、米軍の管理地なども挙げられるかもしれません。神奈川県逗子市の池子の森は、かつては日本海軍の弾薬庫、戦後は米軍の住宅用地として使われてきました。あるいは沖縄本島には、米軍の管理地であるが故に開発から免れているとされる森もあります。
開発が止まっているのは生物にとってはいいことなのですが、その理由が軍事的であることは、別の意味で皮肉ですね。
まずは紛争を無くすこと、少しでも減らすことが絶対に必要ですが、せめてホットスポットでは戦闘は行わないといった国際ルールは作れないものでしょうか。これ以上、人も、生き物も、苦しめることは止めて欲しいものです。負の連鎖が続くことを見れば、紛争には結局なんのメリットもないことは明らかです。
今日もお立ち寄りよりいただき、ありがとうございます。
いつも応援ありがとうございます!
応援してくださる方は、Click me!
【生物多様性の最新記事】







マレーシアの北部Belumもかつて共産ゲリラ、
マラヤ共産党の潜伏地ということで開発されなかった
のですよね。
今では、さんざんに蹂躙されてしまいました…