ただ、よく読んでみると、これは派遣社員を終身雇用の正社員にしようということではなく、期間社員や請負に切り替えるという話でした。
リコーとトヨタ自動車系の主要企業はそれぞれ、製造現場の派遣社員を原則ゼロにする。最長3年と定められた製造業派遣に頼っていては、品質や生産性の維持・向上が難しいと判断。主に直接雇用の期間社員に切り替え、今後、人手が不足しても製造業派遣は使わない方針だ。大手メーカーは景気悪化で派遣社員を大幅に削減しているが、柔軟な雇用形態を維持しつつ、技術伝承など中長期的な観点から製造業派遣を見直す動きが広がりそうだ。出典:「リコーやトヨタ系、製造派遣を原則ゼロ 直接雇用にシフト」(NIKKEI NET、2009年3月17日)
まぁ派遣よりはいいのかもしれませんが、期間社員や請負では根本的な解決にはなってない気もしますが... それでも期間社員であれば、直接雇用であるために雇用主の責任が明確になったり、福利厚生も含めた待遇面でも有利だったりはするようですが...
《参考リンク》
■「派遣 or期間工?」(トヨタ自動車期間従業員への道)
今の経済状況の下、いえ、たとえ好況下であっても、派遣社員をそのまま正社員に切り替えるというのはそう簡単な話ではありません。それでも、製造業における派遣労働者への安易な依存が、企業の競争力の源泉をも傷つけていることに経営者が気が付き、本気で見直しを始めたのだとすれば、事態はやや改善に向かい始めたと言えるでしょう。
避けがたい景気の波の中で雇用をどう守り、技術をどう伝承していくか。この難しい問いに対する答えに対する「持続可能な」答えは何なのでしょうか?
2009年のCSR報告書では、各社がどういう答えを用意するのか、じっくりと拝見したいと思います。
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