2006年01月12日

バナナはどこから?

 自分が食べている食品はどこで、誰が、どのように作っているのか? 食品の安全性という意味からも、また、製造過程が適切か、つまり児童労働などの問題がないかという意味でも気になりますよね。(参考記事:チョコレートの秘密

 自分の手に届いた商品を生産者まで追えるようにすることを、食品のトレーサビリティー(追跡可能性)といいます。最近はスーパーでも「○×さんが作ったホウレンソウ」などと、生産者の名前や顔写真入りで売っているものもあります。国産牛肉の場合には、長〜い個体識別番号も振られていますね。
 ■国産牛肉のトレーサビリティー
 http://www.anshin-db.zennoh.or.jp/mtrc/cs/Tracability.asp

 我が家ではふだん生鮮食料品をらでぃっしゅぼーやという宅配サービスで買っているのですが、ここで扱っているバナナなどでも、同じように生産者をトレースする番号がついています。
banana.jpg

 そんなのもう珍しくないと思われるかもしれませんが、生産者が海外で、フェアトレードの基準に則って、生産者に十分な配慮がなされているというところがミソです。

 で、今手元にあるバナナの番号をコソッとお教えしますので、どんなシステムなのか試してみてください。今回のバナナに貼ってあった番号は、150065でした。
 ■ホムトン・バナナ
 http://www.homton.com/

 いやー、さすがに日本に輸出するバナナを作っているだけあって、日本語がお上手ですね。というのはもちろん冗談です(笑)。ウェブは日本人が作っているんでしょうけれど、生産地やバナナにまつわる話も知ることができて、おもしろいですね。

 作っている人の顔が見えるからってどうってことはないという意見もありますが、バナナのように、どこで、誰が、どのように作っているのか、日本人にまったく馴染みのない作物の場合には、やはりこういう情報がちょっとあると、作ってくれる人への感謝の気持ちも湧いてくるんじゃないでしょうか。もちろん作る人にとっても、食べている人がサイトを通じて自分たちの様子を見てくれるのは、励みになっていると思います。

<参考リンク>
 ■バナナ通信
 http://www.geocities.jp/ppfcjk1/


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posted by あだなお。 at 21:51| 東京 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 食べ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私もつい先日から「らでぃっしゅぼーや」からの宅配をはじめました。

お野菜おいしい!!
有機野菜であるという先入観も手伝ってるかもしれませんが、大変おいしいと思いました。
バナナはカタログを見て、高いなあ。と思いましたが、今度注文してみます!

らでぃっしゅぼーやの食器リサイクルとか好感が持てました。早速家中の不用陶磁器を集めているところです。
Posted by benny at 2006年01月13日 11:24
bennyさん、こんにちは。

コメントありがとうございます。
そうですね、らでぃっしゅぼーやは野菜以外にもいろいろな取り組みをしていますよね。最近はちょっと手を広げ過ぎなのではないかと思うこともありますが...(^^;)

さて、バナナなのですが、たしかにふだん八百屋さんで売っているものに比べると圧倒的に高いですね。こぶりの一房で300〜400円ぐらい。たぶん重さあたりの値段で比べれば、普通に売っているものの4,5倍はするかもしれません。

しかしよく考えてみると、ふだん売っているバナナって、逆に安過ぎませんか? 遠い南の島で作って、それを運んで、なんであんな値段で買うことができるのでしょうか? やはりそこにには、なにか「安い」理由があるはずです。

そう考えると、僕は「ふつうの」バナナとの比較ではなく、フェアトレードのバナナそのものの価値で値段を考えるべきなのではと思います。

いくら高いと言っても、一本数十円、決して高いとは思わないのですが、いかがでしょうか?
Posted by あだなお。 at 2006年01月14日 08:09
確かに安すぎますよね。
近所の八百屋では、4本くらいで100円です。
見た目はまだ青いのに皮をむくと先端のほうが既に傷んでいたりします。
それ以前にあまりおいしくないんですよ。
農薬や添加物も気になるところです。
輸入元の作業者に対する処遇などもきっと良くないのかもしれないですね。
Posted by benny at 2006年01月16日 11:52
ずっと昔、高校の現代社会の授業で「バナナと日本人」を読み、「あなたがフィリピンのバナナ農家だったら、この状況を改善するために何をすることができると思いますか」と問われ、心にとても深くささったのを覚えています。外からの働きかけではなく、バナナ農家としてのアクション、ということで高校生であった自分にはどんなオプションがあるのか見当もつかなかったのです。

思えば、それに対する答えを探す勉強をいままで続けているようなものです。
フェアトレードのシステムについては不勉強なのですが、生産者は売値を決めることができるのですか?フェアトレードの基準というのは、誰が決めているのでしょうか。
Posted by あつこ at 2006年01月20日 17:08
>bennyさん

バナナももちろん完熟したのを食べるのが一番おいしいですよね。ただ、産地から日本に運ぶのにはかなりの日数を要するので、日本で食べるものは必ず青いうちに収穫しなければなりません。それを日本に着いてから、追熟させます。

らでぃっしゅぼーやで買うバナナは、産地によって大きさも味もいろいろですが、いずれも味は濃いように感じます。そして、届けられたときには緑色が残っていても、数日のうちにどんどんと色が変わっていくんですよ。ふつうのお店は、この辺をどうやってコントロールしているんでしょうかね。

>あつこさん
「バナナと日本人」はかなり衝撃的な本ですよね。あの本でやり玉に上がっているような大資本による大規模農園は、最近は少しやり方を改めていると聞きます。それでも、未だバナナの値段があれだけ安いことを考えると、どうも信じられないんですよね。どこかにまだ安いカラクリがあるような気がしてなりません。

フェアトレードの場合、普通は生産者と購入者の間で価格を決めます。乱高下する市場価格ではなく、生産者がちゃんと生活できるような価格で買い取るというのがフェアトレードの精神です。

ただ統一された基準というのは、僕の不勉強のせいかもしれませんが、ちょっとわかりません。フェアトレード・ラベルのように、いくつかの団体が、それぞれの基準を使っているように思います。

バナナ農家としてのアクションっていうのは難しい質問ですね。大規模農園の場合、農民は小作農化しており、ほとんどすべての力を奪われていますからね。自分たちの状況を外部の人に訴えるぐらいでしょうか... でも、僕たち消費者ができるアクションはたくさんあります。そのアクションで、バナナ農家の力になりたいものです。
Posted by あだなお。 at 2006年01月21日 00:14
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