2009年04月08日

読み比べ、生物多様性宣言

 「環境省の生物多様性企業活動ガイドラインはどうなっているのか?」、僕はこのガイドライン策定の検討会の委員になっているので、いろいろな方からよくこのこのこととを聞かれます。3月24日に第4回の検討会が開かれ、現在その議論をもとに最終の草稿が練られており、それを委員が確認した上でパブリックコメントを受けつける予定になっています。ですから、環境省のガイドラインが出るまでには、もうちょっと時間がかかりそうです。

 そうこうしているうちに、先月17日、日本経団連は独自の生物多様性宣言を行い、同時に7項目の行動指針を発表しています。
■「日本経団連生物多様性宣言」(日本経済団体連合会)

 また個別企業でも生物多様性に関する方針を策定する動きが出てきていて、この分野の先進企業であるリコーさんは、「リコーグループ生物多様性方針」の制定を31日に発表しています。
■「「リコーグループ生物多様性方針」を制定」(株式会社リコー)

 現在発売中の日経エコロジー5月号では、これらの生物多様性宣言をまとめて紹介し、簡単な比較も行っています(p.10)。その中では、4月2日に滋賀県知事に報告された滋賀経済同友会の「琵琶湖いきものイニシアティブ」の宣言も取り上げられています。

 「琵琶湖いきものイニシアティブ」は公式の対外的な発表はまだなのですが、日経エコロジーでは主な内容が紹介されていますので、そちらでご覧になってみてください。環境先進県の滋賀県の企業団体だけあって、しっかり地に足が着いた、具体的な内容になっているのが特徴です。

 実はこれらの宣言などのうち、環境省の検討会の他にも、リコーさんの生物多様性方針作りと、滋賀経済同友会の「琵琶湖いきものイニシアティブ」作りは、僕の会社でお手伝いしました。外から与えられたものではないから当然ではあるのですが、同じ課題について考えても、組織によってアプローチが違って来るのはとても興味深いと思います。

 さっと読むと同じように見える宣言、項目であっても、注意深く読んで見ると、背景に込められた深い思いが感じ取れるかもしれません。

 実際の活動が始まればさらに特徴ははっきりするでしょうが、まずは日経エコロジーの解説も参考にしながら、ぜひ皆さんも宣言を読み比べてみてくださいね。

今日もお立ち寄りよりいただき、ありがとうございます。
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posted by あだなお。 at 23:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 生物多様性 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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