サスラボでもしばしばCSRの重要課題として雇用、特に最近急増した非正規雇用について取り上げてきました。今年のCSRでは真っ先に取り上げ、考えていただきたい課題ですが、企業にとって対応が難しく、本音ではあまり「触りたくない」のか、どうも低調な気がします。
いずれにしろ、まずは現場の声、専門家の声をお聞きして、現実にきちんと向き合い、考え始めることが重要でしょう。そのためにこのセミナーはピッタリだと思います。
CSR担当者は必聴と言うべきこのセミナー、僕も一聴衆として参加する予定ですが、ぜひ会場でお会いしましょう。
2009年度 サステナビリティ日本フォーラム 第2回勉強会詳細は、こちらのリンクまで。
◇テーマ 「雇用問題の実態」 〜 日本の未来を見据えて雇用の今を考える〜
昨年の世界的な金融危機にはじまり経済的不安の煽りを受け、労働者の環境はますます悪化するばかりです。忘れてはならない事はこのような時代に真っ先に打撃を受けるのは社会的に弱い立場にある人達だという事です。昨年暮れからマスメディアでは非正規雇用労働者の大幅なリストラやそれにともなう経済苦、新卒学生の内定取り消しなど胸の痛む話が取り上げられています。そして、非正規雇用者にとどまらずその余波は正社員までにも及んでいます。では雇用調整を経営手段としておこなっている企業だけが悪いのでしょうか?そこには企業の努力だけではなく社会、国として取り組まなければならない問題があります。また安定した雇用の実現は「企業の信頼性・ブランド力」につながり、企業の社会的責任にもつながる事でしょう。先日発表された東洋経済CSRランキング(09年版)では上位への順位変動のカギは「雇用」の取組みであるとし、今後は非正規雇用や外国人労働者などの項目へも拡充を図っていきたいとされています。雇用の不安が叫ばれる中、真のCSR経営とは何か?今こそ問われる時なのでしょう。今回の勉強会では労働問題とその制度の全般的な部分を日本労働組合連合会・副事務局長の逢見直人氏に、非正規雇用の現状や社会のセーフティネットについては年末年始に東京・日比谷公園に開設された「年越し派遣村」の村長として活躍されたNPO法人自立生活サポー トセンター「もやい」の湯浅誠氏にご講演頂きます。皆様のご参加をお待ちしております。
★質疑応答の時間もありますので皆様の疑問などにもお答えします。
記
■講 師:逢見 直人 氏
日本労働組合総連合会 副事務局長
■講 師:湯浅 誠 氏
NPO法人 自立生活サポートセンター「もやい」
■日 時:2009年 6月24日(水) 15:30〜18:00 (受付15:00より)
■場 所:環境パートナーシップオフィス(EPO会議室 BF2 )
■参加費:会員無料、 一般 10,000 円
■定 員:50名 (申し込み多数の時は会員優先)
■お申し込み方法:「6/24 勉強会申込」と件名をつけ、下記申し込み要項をご記入の上、Sus-FJ 事務局宛てに、Eメール又はFAXでお申し込み下さい。
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