もちろん売れているのはプリウスだけでなく、ホンダのハイブリッドカー、インサイトも、4月にいきなり1位(10,481台)に踊り出た後、5月8,183台(3位)、6月8,782台(4位)、7月10,210台(4位)と高順位をキープしています。
出典:「新車乗用車販売台数ランキング」(日本自動車販売協会連合会)
さらに昨日のニュースでびっくりしたのは、トヨタが高級ブランド「レクサス」のチャンネルで販売を開始したハイブリッドカー「HS250h」が、発売開始後の約1ヶ月で受注が約1万台に達したとのこと。もともとの販売目標が月間500台ですから、この数字は当初予定の20倍! トヨタもここまでの人気は予測していなかったということでしょう。今注文しても納品は来年2月下旬以降だそうです(^^;)
出典:「レクサスHVが1万台受注 納車は来年2月以降に」(産経ニュース、2009年8月18日)
そうは言っても、自動車業界全体では売上は大幅に落ち込んでいるのだから、ハイブリッドだけが売れても焼け石に水... かと思いきや、5月ぐらいから急速に回復し、7月の売上はなんと前年比+0.5%なのだそうです。もちろんメーカーごとにかなり高低はあり、ハイブリッドで強いはずのトヨタも飛び抜けて急回復というわけではなさそうですが...
出典:「普通乗用車」(日本自動車販売協会連合会)
ハイブリッドカーの価格が下がって、政府から補助金も出て、マスコミがこれだけ煽れば当然という考え方もあります。しかし、おそらくは実際の数字以上に、「ハイブリッド」であるということが人気の原因にはなっているのかもしれません。
もちろんその一方で、燃費が良く、価格が安い小型車も堅実な人気を博しているようです。たとえばホンダについて見てみると、5月以降は結局フィットがハイブリッドのインサイトより売れているのです。
出典:「新車乗用車販売台数ランキング」(日本自動車販売協会連合会)
実際、年間走行距離が短い場合には、せっかく高いハイブリッドカーを買っても、省エネ効果で回収するのにはかなり時間がかかるでしょう。また、LCAで環境負荷を考えると、電池にレアメタルを大量に使うハイブリッドカーや電気自動車は、必ずしも「環境に優しい」とばかりはいえない側面もあります。
今は「ハイブリッド」と付けばなんでも売れるようにも見えますが、一人ひとりの使い方にあった、もっとも環境負荷が少ない車が簡単にわかるようになるといいですよね。そして都市居住者の場合には、そもそも自分で所有しなくても大丈夫になるのが一番ですね。
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