昨日で三日間の会合が終わりました。毎日朝から夕方までワークショップ、その後も参加者の皆さんと食事に行ったりして、ホテルに戻るとぐったり。最低限のメールだけ処理してという日々でした。なかなかブログ書けません(^^;)
今朝起きてみると、ボンは一面真っ白の雪景色。今も雪が待っています。昨日までは気温は低いものの、雪が積もっているという感じではなかったのですが... やはり降るときには降るんですね。今日はこれから日本に戻るだけなので、車窓からこの雪景色を楽しむことにします。
さて、今回の会合ですが、生物多様性条約(CBD)の正式なプロセスにあるもので、Innovative Financial Mechanism、すなわち革新的資金メカニズムというものに関するワークショップです。生物多様性を保全するためのお金をどこから持ってくるか、あるいは経済メカニズムをどのように使うかということについて、各国から専門家が集まり、議論をしました。今回の結果は、5月にナイロビで開かれるWGRI3に勧告として送られ、そこでさらに議論されたものが10月のCOP10のアジェンダになります。
IFMとして議論されたのは、主に以下の6つです。
1. PES (Payment for Ecosystem Managment、生態系サービスへの支払い)
2. 生物多様性オフセット
3. 環境に関する財政改革
4. グリーン商品市場
5. 国際開発金融における生物多様性
6. 気候変動ファンドにおける生物多様性
生きものそのものではなく、お金の話が中心です。各国政府や国際機関の方が多いので、もろに財政的な話も盛り上がっていましたが、僕はやはりどう保全にそれを生かすかの方に興味があります。
詳細な議論は以上の6つのWGに分かれて行われました。オフセットも非常に興味があったのですが、これについては他にも議論する機会はあるので、今回はグリーン商品市場のWGに参加しました。
さまざまな商品がグリーン化されれば、あえて政府が特別な財源を用意しなくても、毎日の経済の中で生物多様性への配慮がなされるようになります。結構いい方法だと思いませんか?
さて、それではそろそろ出発なので、続きはまた後日。
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2010年01月30日
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まず生物多様性条約での、遺伝資源を使ったら、保全の義務を負うという考え方も、むちゃくちゃな理屈に思えます。遺伝資源が失われているのは、使っているからではなくて、総合的な人類の経済活動に由来してますね。そうしてむりやり議論をむつかしくしている間に、資源国でなんの管理もされずに遺伝資源が失われているとすれば本末転倒です。まずこの間までは人類の共有資産であった遺伝資源を囲い込み、かつ放り出している資源国が多いことを認識すべきと思われます。こうなってしまった原因は、生物多様性条約で保全と金を結びつけてしまったためでしょう。おろかにも思いつきで開けてしまったパンドラの箱、いまさら元には戻らないのは分かりますが、だれが責任を負うのでしょうか。本来CSRで保全を考えていれば今の100倍良い結果になったでしょう。