先日ご紹介したバルジャック村以来、移動が続いていたのですが、ようやく東京に戻って来ました。
バルジャック村を訪問した翌日には、モンペリエ→パリ→ロンドン→ケンブリッジと移動し、その後火・水・木はケンブリッジでBBOP(後述)のアドバイザリーグループの会合に出席。
木曜日の夜にケンブリッジからヒースローに移動。金曜の朝にヒースローを発ち、チューリッヒ経由で成田に向かい、土曜日の朝に到着。一旦自宅に戻った後、夕方には名古屋へ。
日曜日は成田でCOP10のプレ・コンファレンスに出て、夜遅く帰京。
というわけで、月曜日にようやくほっと一息、でした。
ケンブリッジで三日間会合をしたのは、BBOPという生物多様性オフセットについての国際的な基準を作っているグループです。既に「原則」は出来ており、COP10に向けて「基準」や「指標」を作り込む議論を行いました。今回はNGOやコンサルタントの方が多かったので、議論というか要求レベルが非常に高くて正直ちょっとビックリしました。自主的な取り組みのためなのに、そんな厳密な基準を作っちゃって(まだ決まったわけではないのですが)、本当に企業は付いてくるの? そんな疑問も頭を横切りましたが、議論はどんどんエスカレートしちゃいます(^^;)
今回は事業会社からの参加者は少なかったのですが、マダガスカルでニッケル鉱山の開発をしているAmbatovy社の担当マネージャーなど数名が、同社のプレゼンテーションも兼ねて参加していました。彼らもBBOPの基準に準拠する形でオフセットを行っているのですが、こうした議論にも平然としているのが、こちらにとっては逆に驚きでした。やはり国際的な相場はかなり高くなっているのかもしれません。
一方名古屋のCOP10プレ・コンファレンスは科学者の集まりで、これもまたBBOPとはまったく別の雰囲気です。21日は午前中は生物多様性版IPCCとも言うべきIPBESの設立に向けての「科学と政策の対話」、午後は2020年目標のCBD事務局案に対する科学者からの提言でした。
午前中は田島環境副大臣が参加しての対話で、座長としてはやや緊張しましたが(笑)、副大臣が積極的にご発言くださったのでとても助かりました。今年中になんとかIPBESは動きそうかなという印象です。
午後は研究者の方々らしいプレゼンテーションでしたが、聴衆に企業人や一般の方が少なかったのはちょっと残念です。せっかくの対話と交流の機会だったのですが...
生物多様性の中にも、いろいろな「社会」があるのですねぇ。
こんなわけで、この10日間ほどはちょっと「国際的」な仕事が続きましたが、これからしばらくはまた国内の地道な仕事に戻ります。
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2010年03月24日
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