しかし、以下のニュースを見ると、むべなるかなとも思います。
中国は本当に大変なことになっていそうですね。中国政府も対策には本腰を入れており、国内での森林伐採の禁止はもちろん、植林「面積」も毎年増えています。ただその効果が出るには、まだしばらく時間がかかりそうですね。
自然の変化を考える際には、こうしたタイムラグも十分に考慮しなくてはいけませんし、また限界を超えてしまうと元の状態には戻れなくなってしまうことにも注意が必要です。さて、果たして中国の植生は本当に元に戻すことが出来るのでしょうか?
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黄砂、結構日本各地で見られるそうですね。
恐らくその黄砂とも十分関係する話だと思うのですが、
例の中国の干ばつについて、噂レベルですが中国在住の関係者から興味深い話を聞きました。
既にご存知だったらすみません。
●中国西南地方の深刻な干ばつ 青藏高原の環境破壊が原因(日本語)
http://www.epochtimes.jp/jp/2010/03/html/d51977.html
なんでも、上記の記事の中に出てくる王維洛氏(ドイツ在住)は中国共産党が公表している「干ばつは地球温暖化のせい」という理由を否定し、別な原因(恐らく流域内における森林の乱伐?)を指摘しているらしいのですが、中国国内からだと王維洛氏のその指摘には検閲が掛かっていて読めない(アクセスできない)そうです。
また、干ばつが起こっている南西部に近い地域でSinarMas社がユーカリを植林しまくっているのが関係しているのではという指摘もあるようです。
●中国の干ばつ、SinarMasとStora Ensoのユーカリが原因か(英語)
http://opinion.globaltimes.cn/observer/2010-03/515438.html
●干ばつの影響によりベトナムで森林火災が急増(英語)
http://www.earthtimes.org/articles/show/313125,vietnam-forest-fires-rise-sharply-in-drought.html
下流のベトナムやラオスも堪ったモンじゃないですね。