2010年06月28日

三冊進行中です

 久しくブログを更新していなくて、申し訳ありませんm(__)m。書いている時間がないというより、このところ猛烈に書いているのです。と言っても、ブログではなく、ツイッターでもなく(笑)、本の原稿です。

 我ながら無謀だと思うのですが、今年になって3冊の本が並行して準備中です。一冊は環境マネジメントに関するものですが、僕は分担執筆だけで、こちらはしばらく前に校正も終わったので、後は全体の仕上りを待つばかり。タイトルや発売時期が正式に決まったらまたご紹介します。

 もう一冊は、企業と生物多様性に関するかなり分厚い本の監修です。「企業が取り組む「生物多様性」入門」というタイトルで、7月22日発売が決まりました。自分でも多少書きましたが、分量的は多くはないので、スケジュールのことを除けば、大変だったわけではありません。

 ちなみにこの本は、先進的な日本企業11社の事例と、こうした企業と協働する3団体について、担当者本人が執筆しているというのが特徴です。そこで僕も「そうした執筆者が書いていることから、個別の取り組みのトピックス的に紹介するのではなく、各社の事業と生物多様性の関係性を踏まえた上で、多くの場合には時間的な背景まで含めて、総合的に取り組みが紹介されている。したがって、なぜそうした活動をする必要があったのか、それがビジネスにどう活かされているのか、そうしたことが文脈を含めて理解でき、必然性臨場感がまったく異なる」と巻頭に書きました(笑)。我田引水ではあるのですが、実際、そのぐらい意味のある本になると思います。

 もちろんそれ以外にも、生物多様性や企業活動との関係性について、基本的なことはみんなカバーしてありますし、海外の先進企業9社の取り組みの紹介もあります。企業担当者の方が、「一冊ですべてわかる」ことを目指したものですので、ぜひご予約をお願いします〜。

 さて、三冊目が、今もまだ最後の産みの苦しみ中(^^;)の単著です。これも企業と生物多様性に関するものですが、上記の「企業が取り組む「生物多様性」入門」が実務担当者向けであるのに対して、こちらは企業経営者向けです。そのため、中身もスタイルもまったく違うものになっています。なぜ生物多様性が重要なのか。目の前のリスクについてだけでなく、もっと長期の大きな視点で書いた本になりつつあります。

 そんなわけで、書くことそのものや、これがどう評価されるかを考えると非常に楽しいのですが、書き下ろしの単著なので、なかなか大変です。平日もかなりの時間を割いて、そして週末はもうほとんどこれに掛かりきりになっています。昨日までで要約9割方は書き上げましたので、残り少しと、その後の整理をこれから頑張ります。順調に進めば、8月中は難しそうですが、9月上旬には書店に並ぶはずです。ご期待ください。(あ、こちらもタイトルが決まったらまたお知らせします)

 というわけで、ブログ以外のところでバリバリ書いていますので、ブログの復活はもうちょっと待っててくださいね。また、細かな気付きや問題意識は、ツイッターもご覧ください。アカウントをお持ちの方は、@adanaoをフォローください。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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posted by あだなお。 at 12:13| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 生物多様性 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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