以前、「聖地に敬意を」の中で紹介した北山耕平さんのブログ"Native Heart"で知った映像で、その名も「HOPE(希望)」というタイトルです。
"HOPE" directed by Catherine Margerin
Visionary Willy Whitefeather
produced by Mary Mathaisell
Visionary Willy Whitefeather
produced by Mary Mathaisell
画面真ん中のプレイボタンを押すと、再生されます。少し音が出ますので、ご注意ください!
映像は、表示されますか? もし、うまく映像が表示されない方は、以下のリンク先からどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=lVSmLpNK45Q
※回線が細い場合には、一旦最後までダウンロードしてから、再度始めから再生するといいようです。
詳しい説明は、北山さんのエントリー「HOPE (Visions of Whitefeather)」をご参照いただきたいと思いますが、ウィリー・ホワイトフェザー(Willy Whitefeather)というネイティブ・アメリカンのチーフの見たビジョンを元に作成されたものでだそうです。
前半は、ネイティブ・アメリカンの生活というか、人類の歴史を早送りでふり返るような内容ですが、それが途中から現在の私たちの世界の実写フィルムに替わっていきます。私たちの抱える深刻な問題に、思わず目を覆いたくなります。
生きるということは、実は単純なことだったはずなのに、なんか私たちはとんでもないところに来てしまったようです。どうも、どこかで曲がり角を間違えてしまったのではないか。その結果、とてつもなく愚かしいことを繰り返している... なんで、こんな世界になってしまったのだろうか。そんな感想を持ちました。
もちろんそれでも、私たちは生き続けなければなりません。次の世代、また次の世代へとバトンを渡して行く義務がありますし、できればより良い社会を手渡したいものです。
この映像でも、後半はそのためのことが描かれています。私たちに必要なことは、実はとても簡単なのだと。武器を捨て、食料を育て、家族や友だちと暮らしを楽しむ。何も難しいことを考える必要はないのだと。
私たちがこれから目指す社会。その実現のためには、本当に必要なことだけに、生活も、持ち物も、すべてをそぎ落としていくことが鍵なのかもしれません。
皆さんはどんな感想をお持ちになりましたか?
映像の最後に、ウィリー・ホワイトフェザーのメッセージが映し出されます。「平和の力は、私たち一人ひとりの心の中にある」("The power of peace lies within each of us.")
今日も読んでくださって、ありがとうございました。
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人はどうして自分自身を、そして生きるということをこうも複雑にしてしまうのでしょうね。
本当はとてもシンプルなことだと思うのですが...
「削ぎ落とす」まさにそのとおりだと思います。
どんどん削ぎ落として、シンプルに生きたら、楽になるのにな。
いつもコメントありがとうございますm(__)m
シンプルに生きれたらなぁと皆が思うようになったときには、もはや経済というシステムにがんじがらめにされて、シンプルに生活できなくなっている。その恐ろしさを痛感します。
シンプルな生活から便利な生活へというのは、実はほとんど一方通行なんですよね。