2006年08月14日

$100パソコンは世界を変えるか?

 パソコン(PC)に象徴されるIT技術の浸透は、私たちの日常生活もビジネス業務も大きく変化させました。今や、ビジネスはもちろん、家庭でもPCなしの生活は考えられないほどです。単に大量の計算ができるというだけでなく、情報を検索したり、発信したりといったコミュニケーションの世界まで、PCの力で拡大したのです。

 しかしこのようなメリットも、世界的に見ればまだごく一部の人々が享受しているに過ぎません。むしろそれが容易に使えない途上国の人々の生活は、そうした便利な世界から取り残され、新たな格差である「デジタル・デバイド」を生み出しています。

 パソコンが途上国で普及しない最大の理由は、もちろん価格です。いくらPCの価格が低下したとはいえ、1000ドルも2000ドルもするPCは、途上国に暮らす普通の人々にとっては高嶺の花です。そんな途上国の子どもたちにも、PCとインターネットの恩恵をもたらそうとするのが、OLPC(=One Laptop Per Child、子ども一人にラップトップ一台)プロジェクトです。
「$100ノートパソコン」は世界をどう変えるか?(日経BP)
■OLPC
http://laptop.org/index.jp.html
■よくある質問と回答(OLPC)
http://www.laptop.org/faq.jp.html


 なぜわずか100ドルでラップトップが出来るのかと言えば、必要最小限にスペックを抑えているからです。
CPUはAMD Geode GX500、メモリーは128 MBのDRAM。コストを抑えるため、そして頑丈なものにするために、ハードディスクに代えて、512MBか1GBのフラッシュメモリーを搭載する。 USBポートは四つ。ディスプレーは7.2インチのTFT液晶パネル。無線LANの標準規格であるWifiもサポートする。電源は100-240VACと 12VDCの他、ゼンマイ式の発電機も付ける。1分間手で回すと数十分使える。
出典:「$100ノートパソコン」は世界をどう変えるか?(日経BP)

 既にいくつかのデザインが考えられているのですが、例えばこんな感じです。
laptop-crank.jpg
出典:http://www.laptop.org/download.jp.html
 なんだか、とっても楽しそうですよね。それに手回しで充電できるなんて、すごく便利そう。僕のPCにもそんな機能をつけてもらいたくなります(笑)

 うまくすれば今年の終わりから、来年の始めにかけて、実際に出荷もはじまるそうです。どんなPCが製品化されるのか。そしてそれを手にした子どもたちからどんな情報が、作品が発信されていくのか、楽しみですね。こんなプロジェクトからも、世界は一つずつ変わっていきそうです!

今日も読んでくださって、ありがとうございました。
今日のエントリーがおもしろかったら、クリックをお願いします!
banner_04.gif役に立ったら、Click me!


posted by あだなお。 at 23:59| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
Google
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。