■ホテル・ルワンダ公式サイト
■イノセント・ボイス〜12歳の戦場〜(@映画生活ストーリー)
「ホテル・ルワンダ」は、サスラボでも試写会を紹介していたのですが、僕自身はチャンスがなくてまだ観ていませんでした。しかし、いよいよ東京での上映は8月25日までということで、なんとか時間をやりくりして、今日ついに観てきたのです。
■『ホテルルワンダ』試写会(サスラボ)

出典:http://www.hotelrwanda.jp/
1994年、アフリカのルワンダで実際に起きた、大虐殺。100日の間に100万人ものツチ族が、フツ族に殺されたのです。しかし、そんな中緊迫した状況の中で、家族を守りたい一心で、同時に1200人の命を救ったホテルの支配人ポールがいました。彼こそ、この映画の主人公です。
同じ国の中で、民族同士が対立し、憎しみ合い、大量虐殺が行われる。暴徒化した民兵の残虐行為は、政府軍も抑えることができません。それどころか、国連軍や先進国の軍隊も撤退を始めます。世界がルワンダを見捨てたのです。
そんな中で、自分の家族とその友人を守るために、ポールはあらゆるコネ、モノ、金を使い、知恵を振り絞りました。彼はフツ族ですが、愛する妻はツチ族だったからです。
しかし、ポールがなんとか家族を守り通すことが出来たのは、才能、財産、幸運だけが理由ではないと思います。いくつもの危機をのり超えることができたのは、そのすべてに勇気を持って、真っ正面から取り組んだからだと思いました。
そして、この映画の中には、ポール以外にも、勇気のある人物がたくさん出てきます。国連軍を率いるオリバー大佐、赤十字の職員(ボランティア?)、ベルギーにあるホテル会社の社長... 彼らの献身的な努力が、1200人を救ったのでしょう。
大量虐殺は本当に残酷です。映画の画面で観ているだけでも、恐怖を感じるほどです。絶体絶命の恐怖と混乱の中でも、彼らは自らの職務を忠実にこなしていきます。逃げることも、怯むこともなく。自分がその場にいたら、彼らと同じように行動できただろうか? Yesと答える自信はないのですが、どうすべきかは教わりました。
自分がなすべきことを理解し、それをきちんと引き受けたのは映画の登場人物だけではありません。。ポールの話を聞いて、これを映画にしようと思い、実現した監督のテリー・ジョージもそうです。そして、この映画の日本上映を可能にした「ホテル・ルワンダ」日本公開を応援する会代表の水木雄太さんもそうだと思います。
「ホテル・ルワンダ」は、当初日本では公開が見送りになっていました。この映画を公開させようとネットで呼びかけ、5000人の署名を集めた26歳の無名の青年、水木さんのお蔭で、私たちはこの映画を見ることができたのです。
■「ホテル・ルワンダ」日本公開を応援する会
■「ホテル・ルワンダ」公開作戦記 Part1(Nikkei BP)
私たちがあまり知らない、ついしばらく前にアフリカで起きていたことを知るために、そしてその悲惨な状況の中でも勇気をもって行動した人たちのことを知るために、そして私たちがどう行動すべきか、何をできるかを知るために、もっと多くの方にこの映画を観てもらいたいと思いました。25日まではどうしても時間が取れないという方は、DVDもあります。
映画の中で命懸けで虐殺の様子を撮影したTVクルーが、自嘲するように言ったセリフが忘れられません。「(先進国の人たちがテレビで)虐殺の様子を観たって同じさ。まぁ、恐ろしいって言いながら、ディナーを続けるんだ」
無関心でいることも、諦めてしまうことも、ルワンダを見捨てた人々と同じように無責任です。自分がなすべきこと、できることをすれば、そのお蔭で救われる人が必ずいるのです。まずは、この映画を観ることが、行動の第一歩です。
今日も長文を読んでくださって、ありがとうございました。
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