2006年09月11日

お風呂にビタミン

 今日も昨日に続いてお風呂の話です。

 海外赴任を終え日本に帰国したときには、毎日お風呂に入れるのがとても幸せでした。しかし、そのとき一つ困ったことが起きました。僕はもともと肌が敏感ですぐに荒れてしまうのですが、日本に帰ってからというもの、全身にひどい湿疹ができるようになってしまったのです。

 どこか特定の場所ではなく身体中なので最初は食べ物のアレルギーかと思ったのですが、どうもそうではなさそうです。その後よーく観察してみると、どうもお風呂に入った後に悪化する気がしました。いろいろ調べてみたら、水道水の塩素が刺激になっているようだったのです。

 しかし、まさかミネラルウォーターでお風呂を沸かすわけにもいかないし、お風呂用の浄水フィルターはかなり大掛かりで高価です。シャワーもお風呂と同じ水ですから、シャワーで済ませば解決というわけにもいきません。せっかくお風呂に入れるようになったのに困ったなと思っていたら... 案外と簡単な解決方法がありました。

 お風呂にビタミンCをほんの少し(本当にごく少量、0.5〜1gで十分です。耳かきに1,2杯程度です)入れるだけで、なんとお風呂の中の塩素(正確には次亜塩素酸)は中和されてしまうのです。次亜塩素酸は発ガン物質のトリハロメタンの元でもあるので、次亜塩素酸を中和させればトリハロメタンも出来にくくなるというメリットもあります。

 ビタミンCはサプリメントとしてもたくさん売られていますが、そういうのはちょっとお値段高めですし、ビタミンC以外のものもいろいろ入っています。ですから、お薦めはビタミンCそのもののアスコルビン酸を使うことです。アスコルビン酸は粉末状のものが、ふつうの薬局で売られています。100gの小瓶だったら、1000円もしないでしょう。これで100回以上使えるので、とても安上がりです。

 実際試してみたら、効果はテキメンでした。アスコルビン酸を1g弱入れるだけで、肌がヒリヒリすることがなくなったのです。友人のお子さんも今まで肌が荒れてお風呂に入れなかったのが、これで入れるようになったとそうです。肌が特別に弱くない人でもお湯が柔らかくなるのがわかると言いますし、気のせいか、お風呂場の塩素臭さもなくなります。実際、お風呂場は家の中でもっとも塩素濃度が高い場所だそうです。

 これで見事、お風呂の問題は解決しました。しかし、シャワーはどうしましょう? 夏場にシャワーだけで済ますときには、やはり塩素たっぷりの水道水を浴びることになります。しかも、心なしか夏場は塩素濃度が高い気もします(水道局が夏場は塩素濃度を高くしているのだという話しを聞いたこともありますし...)。

 と思っていたら世の中うまくしたもので、ビタミンCを付加するというシャワーヘッドが商品化されているのですね。僕が使っているのはアラミックマイナスイオンCシャワーという製品です。

 マイナスイオン云々はうさん臭いので無視しておきますが(^^;)、水道水にビタミンCが加わるようになっており、シャワーヘッドから出てくる水は塩素がほとんど除去された状態になっています。しかも、シャワーヘッドの散水板にあいている穴がとても小さいので、使用する水は半分なのに、水流は細かくて気持ちいいと、いいことだらけです。発売元のWebサイトには、従来のシャワーに比べて4人家族だと一年間でガス代・水道代が合計で18000円も安くなるという試算も掲載されています。そこまでの節約ができるかはともかく、明らかに環境にも、肌にも、髪にもやさしいのです。

 水道水を塩素で消毒するのは衛生上必要なのでしょうが、かなりその副作用も出ているようです。ビタミンCをホンの少し入れるだけでかなり解決するのですから、そのぐらいのことはもっと一般に広めたらいいのではないかと思いますが、どうでしょうか? 本来お風呂は生活のビタミンですが、今のお風呂はビタミンを入れて初めて本当の「生活のビタミン」になるのです。つまり、お風呂はビタミンの前に、お風呂にビタミンというわけです。

《参考リンク》
塩素除去シャワー(せっけんライフ)
食べるな危険・食べたい安全 2006/03/29号(食品と暮らしの安全基金)


今日も長文を読んでくださって、ありがとうございました。
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posted by あだなお。 at 23:59| 東京 🌁| Comment(6) | TrackBack(2) | ヒント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです。
塩素の「中和」という表現が気になってちょっとwebを調べたのですが、どうやらこれは酸化還元反応がその正体であるようです。つまり酸化力(=殺菌力)のある次亜塩素酸イオン(いわゆる「塩素」)と、還元剤として働くアスコルビン酸(いわゆるビタミンC)の反応だとか。

ちなみに、この作用はビタミンCの異性体で生理活性が低く価格も安いエリソルビン酸でも期待できそうです。
Posted by ESD at 2006年09月12日 10:05
いいこと聞いた!
シャワーヘッド早速購入しよう。
君アフェリエイトリンク張れば儲かるんじゃない。(^▽^)
Posted by エースケ at 2006年09月12日 21:34
>>お風呂にビタミンCをほんの少し(本当にごく少量、0.5〜1gで十分です。耳かきに1,2杯程度です)入れるだけで、なんとお風呂の中の塩素(正確には次亜塩素酸)は中和されてしまうのです。

→いつも、お役立ち情報をありがとう
 ございます!
 プールなどもとても塩素くさいですが、
 このような配慮をしていただけると
 肌にも髪にも眼にもやさしいですよね。
Posted by pyon♪ at 2006年09月12日 22:54
>ESDさん
 お久しぶりです。
 コメントありがとうございました。「中和」という表現は僕もちょっと迷ったのですが...  食品と暮らしの安全基金のメルマガでは、連鎖反応で最後は中和が起きることになっていますよね。本当のところどうなんでしょう。うーん。

 ご指摘のとおり、この反応はまったくの化学反応なので異性体でも問題ないですね。アスコルビン酸の異性体であるエリソルビン酸が食品添加物としてこんなに使われているのは知りませんでした。薬局でも売ってそうですね(^^;)

>エースケ
 シャワーヘッド、ほんとにオススメです。水流が細かくて気持ちいいしね。ただ、アフィリエイトで儲けを出すのは難しそうだけどね(^^;)

>pyon♪
 プールや循環式大浴場が問題なんです。さすがにここにビタミンCの大瓶を投げ込むわけにもいきません(^^;)

 本当は塩素臭がしない程度の濃度で十分な殺菌作用があるはずなんでしょうけれど、ついつい必用以上にいれちゃうんでしょうね(^^;)
Posted by あだなお。 at 2006年09月13日 01:07
------すみません、書き込むところをまちがえてしまったので再度です---------

あだなおさん、こんにちは!
お風呂にビタミンC、シャワーヘッドで塩素除去、いいお話を伺いました!
私の場合は疲れがたまると湿疹が悪化するのですが、繁忙期(環境報告書の編集・・・)で湿疹が全身に広がってしまいました。仕事が一段落してよくなりかけたのに、うっかり草津に行ってしまい、硫黄泉でさらに悪化しました。
皮膚科の強い塗り薬も一時使ってましたが長期使用はコワイので、いまはエミューオイルをすりこんでいます(エミュー、いいですよー。生態系的にはどうなんでしょうか・・・・)。

風呂あがりにかゆくなるのは血行がよくなるせいかと思っていましたが、塩素の刺激もあるのですね。さっそく今晩からビタミンC 投与してみます!よい情報ありがとうございました。
Posted by SilentMiaow at 2006年09月13日 07:46
Silent Miaowさん

たしかに血行が良くなり過ぎるというのも、かゆみを誘発する原因ではあると思うのですが、お風呂に入ってピリピリ感じた経験はありませんか? そんな不自然さがあったら、やはり塩素の可能性大です。

もちろんビタミンCを入れるのは害はありませんから、まずは試してみてくださいね。

薄くオイルをぬることは、肌を守るためにいいみたいですね。エミューは知りませんでしたが、オリーブオイルなんかでもいいみたいですよ。
Posted by あだなお。 at 2006年09月14日 00:42
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