しかし、裏紙は、見た目がよくない、機密保持上の問題がある、コピー機やプリンタの紙づまりを起こしやすいなどの理由で、どうもちょっと... という方もいらっしゃるようです。
そういった理由もわからないでもないのですが、オフィスの中だけで使うのであれば、やはり裏紙を使うに越したことはありません。しかし、先日ちょっと衝撃的な話を聞いてしまいました。
裏紙を使うのが嫌いという方に、ある人が「このご時世、やっぱり裏紙を使った方がいいのでは?」とやんわりたしなめたそうです。するとそう言われた方は、「片面しか使わなくたって、それをシュレッダーにかけてリサイクルすれば、同じでしょ?」といたって真面目に返答したそうです。
たしなめた方は冗談かと思ったそうですが、もしかすると、本気でそう信じている方も結構いるのかもしれません(^^;)。
リサイクルを進めましょうという宣伝が行き届いたせいか、最近はなんでもリサイクルしようという気運になってきました。これ自体はいいことです。しかし、リサイクルするためにも、膨大なエネルギーや、さまざまな資源が必要なのです。リサイクルはタダではありません。
紙の場合でも、リサイクルするためには、それを回収して、溶解して、薬品でインクを抜いて、漂白して、また乾燥して…といくつものステップが必要です。もちろんすべてのステップにはエネルギーが必要ですし、薬品を使う工程もあります。
一方、裏紙を使えば、ほとんどなんのエネルギーもコストもかけずに、紙をもう一度使うことができるのです! そう考えれば、裏紙を使うこと(リユース)とリサイクルと、どちらが環境負荷が少ないか、つまり持続可能かは一目瞭然ですよね。
そして、裏面も使ってから、リサイクルに出せばいいのです。リサイクルとリユースは、けっして同じではありません。
同じことは他のモノにも当てはまります。ペットボトルはリサイクルされるから安心と思っている方も多いようですが、これだって、できればリユースした方がいいのです。何度も洗って使って、穴が開いたりして使えなくなくなってはじめてリサイクルに廻す。一度使っただけでリサイクルに出していたのでは、効率悪いこと甚だしいのです。(と言いながらも、ペットボトルはすぐに貯まってしまうので、なかなかリユースできないのですが... (^^;))
循環型社会の基礎として、3R(スリーアール)がよく言われます。つまり、Reduce, Reuse, Recycleです。どれも必要なのですが、本当はこの順番で優先順位が高いのですね。一番大切なのは使う量を減らすこと(reduce)、そしてどうしても使ったら、同じものを再度使う(reuse)、それが出来なくなったら初めて再生(recycle)です。リサイクルは最後の手段で、リサイクルできるからと安心して「使い捨て」てしていては、あまり意味がありません。
リサイクルに出すのも、裏紙を使うのも、ひょっとしたら同じように思えるかもしれません。たしかに両方とも省資源に役立ちますからね。しかし、どちらがより好ましいのか? それを考えるには、どちらがより持続可能であるかを考えるといいと思います。
今日も長文をお読みいただき、ありがとうございました。
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対顧客の会議ならともかく、課長会議などの内部資料なのに!です。
私は主に課長のプレゼンを作る仕事をしていたので、当然レイアウトからコピーから頼まれるのですが、しれっと再生紙(裏紙じゃないですよ)で出してみたら、白いのにして!と付き返されたことがあり、落胆しました。。
さらに上司の本部長が、うちの支部にいらっしゃったときに、なにかメモ紙ある〜?と言われたので、裏紙を出そうとしたら、課長が「そんな紙じゃなくて、これこれ!」と言って会社のロゴ入り方箋紙を出そうとしたのですが、本部長は、「あーそんなん裏紙でええわ」と言ってくれて感動した覚えがあります。
そういう上司なら尊敬できます。
意識って人によって全然違いますよね。。
分かりました。pyon♪の職場は社内でも最大
部署であるので、コピーも半端じゃなく量が
多いので、本日のこのお話を例に、裏紙の
利用をもっと推進します!
こんにちは、コメントをありがとうございます。
たしかに、人によって意識はさまざまですよね。いまどき白い紙を使うなんて、かえってカッコ悪いと思うのですが...
紙の白さは再生紙とはまた別の問題(漂白の度合いの問題)ですが、あまり白くない方が(白色度が低いといいます。これについてもまたご紹介しましょうかね。)、環境負荷は小さいですね。だから、僕は真っ白な紙なんて、とても恥ずかしくて使えませんけど...
本部長さんは、きっと中味重視なんでしょうね。カッコいい〜
>pyon♪さん
裏紙はたしかに使いにくい面もあるのですが、でも部署内だったら問題ないですよね。裏紙使用をどんどん広めてください(笑)