しかし、残念ながら日本企業はこの点において欧米企業よりかなり遅れています。SCMが課題として取り上げられるようになったのはつい最近のことで、何が問題なのか、どう問題なのか、どう管理したらよいのか、悩まれている企業担当者も多いと思います。そんな方にオススメなのが、この度出版された「グローバルCSR調達 〜サプライチェーンマネジメントと企業の社会的責任〜」です。
これまでに日本語で書かれたCSR調達の本はなかったと思います。この本はCSR調達の基本的な考え方から管理の実際、最近の国際的な動向、そして個別企業の取り組みまで、一冊でCSR調達のすべてがわかるようになっています。企業のご担当者の方には是非ご一読をお勧めしたいと思います。ちなみに、僕も執筆を分担し、いくつかの企業の事例の紹介しました。
で、この本ではまだ紹介されていないような超最新事情や現場の声については、また機会があればサステナ・ラボでもご紹介したいと思います(笑)
「グローバルCSR調達」藤井敏彦/海野みづえ編著 日科技連出版社 2730円(税込)
欧米の先進的多国籍企業ではCSR(企業の社会的責任)をより徹底させるために、サプライチェーンまでCSRの取り組みを拡大する動きが強まっている。たとえば、発展途上国にある調達先の不祥事を見過ごすことが、企業にとって大きなリスクとなる時代がそこまできているのだ。
日本でも本格的な取り組みが始まったCSR調達の基礎知識、そして最前線での取り組みを最強の執筆陣が徹底解説する。
第1章 調達とCSR
グリーン調達からCSR調達へ
サプライチェーンとCSR調達
CSR調達の要求事項
原材料調達におけるCSR配慮
第2章 CSR調達の国際規格およびイニシアティブ
政府のCSR調達
CSR調達にかかわる各種の枠組み
第3章 CSR調達を実践する企業事例
リーバイ・ストラウス
ミズノ
イオン
ソニー
NEC
資生堂
第4章 原材料調達におけるサプライチェーンマネジメント
原材料調達の先行事例
原材料調達マネジメントでの実践のポイント
第5章 CSRサプライチェーンマネジメントの導入、実行
第6章 サプライヤー、調達企業の悩みどころと対応方法
調達側の行動規範に従いCSR要求事項を実践する
日本国内で監査を受ける際に注意すべき事項の例
CSR対応による顧客拡大
第7章 グローバル経営とCSRサプライチェーンマネジメントの将来
モニタリング型から連携型マネジメントへ
サステナブル・サプライチェーンの構築
出典:http://www.juse-p.co.jp/cgi-bin/html.pl5?i=ISBN4-8171-9197-X
※改行等を一部修正してあります
今日もサステナラボお読みいただき、ありがとうございました。
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