2006年12月17日

ゆとりある国へ

 以前「フローからストックへ」というエントリーで、日本人は頑張って長時間働いているのになかなか豊かになれない。その理由は、日本が「使い捨て」型、つまりは資源を大量に消費するフロー型の国だからであると指摘しました。そしてこれとは逆に、家も、家具も、車も、電化製品も、修理したりしながら大事に使えば、つまり、資産を大切にするストック型の社会にすれば、生活コストはずっと下がり、生活にゆとりが出てくるはずだとも書きました。

 フロー型社会からストック型社会への転換は、単に私たちの生活にゆとりをもたらすだけではありません。環境に与える影響も小さくすることができ、持続可能の高い社会になるはずです。では、どうやったら今の社会をフロー型からストック型に変換することができるのでしょうか? ストック型社会とは、具体的にはどのような社会なのでしょうか?

 私たちが目指すべきストック型社会とはどのような社会なのか。また、そのことと資源に関する地域の自立はどような関係にあるのか。そうしたことを説明した「ゆとりある国・日本のつくり方―ストック型社会転換マニュアル」(岡本 久人 (編著), 平澤 冷(監修)、電機書院、2600円+税)がこの度出版されました。

「 ゆとりある国・日本のつくり方―ストック型社会転換マニュアル」 目次
第1章 バックキャスティングで考える
第2章 地域資源自立圏の形成 森林資源
第3章 地球温暖化に伴う気候変動と災害リスク
第4章 地球の人間圏 ストック型地域都市圏
第5章 ストック型社会における離散的居住圏のあり方について
第6章 ストック型社会の形成と都市・住宅
第7章 ストック型社会に向けた地方自治体の取り組みの現状と課題
第8章 ストック型社会と社会システム
第9章 ストック型社会形成に向けた日本の政策

 さらに詳しい目次はこちらでご覧いただけます。
■「ゆとりある国・日本のつくり方」(電気書院)

 僕は第一章の「バックキャスティングで考える」を担当し、以下のような内容を執筆しました。
 ・ストック型社会とは
 ・継続不可能な社会
 ・予想される近未来
 ・バックキャスティングという考え
 ・危機を回避するための日本のシナリオ
 ・地域自立圏の必要性

 今のままで行くと、私たちの社会がいかに持続不可能であるか。このまま進んで悲劇を迎える前に、まず持続可能な社会のあり方を明確に描き、そこからバックキャスティングで考える方法を提案しました。そして、ストック型社会と地域自立圏を築くことが必然的であることを説明しました。

 地球環境を持続可能に近づけ、同時に私たちの生活もゆとりがあるものにする。このことにご興味のある方には、是非ご一読いただければと思います(チョット高いんですけど(^^;))。なぜなら、ゆとりある国を作るのは、そのような国を求めている私たち自身だからです。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。
こんな本はお役に立てそうですか?
banner_04.gif役に立ったら、Click me!


posted by あだなお。 at 22:06| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
Google
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。