2007年08月03日

24時間要りますか?

 ウン十年前に初めて「セブンーイレブン」を知った時には、「え、そんなに早くから遅くまで開いているの?」と子供心にびっくりしたのを覚えていますが、今や大手のコンビには24時間営業が当り前です。

 もちろん僕だって深夜、早朝にお世話になったことも一度や二度ではありませんし、24時前後はかなり利用者も多いようです。でも、これって持続可能じゃないですよね?

 お客さんは便利かもしれないけれど、コンビニが開いているということで遅くまで活動しやすくなってしまうという面もありそうです。地域の治安の問題とか、エネルギーの浪費というだけでなく、もしかしたらお客さんの健康にも悪影響を与えているかも(?)しれません。

 お店側からもしても、本当の深夜・早朝はもうかるわけではないようですし、セキュリティのリスクは増えるし、アルバイトはなかなか見つからないしと、あまりいいことはなさそうです。しかしフランチャイズの契約で店は24時間開けていることが求められており、この負担に耐え切らずに店をたたむオーナーの方がいるというような話も仄聞します。

 と思っていたら、ついに24時間営業を部分的にやめるチェーンが出てきました。
 ローソンはコンビニエンスストアの24時間営業体制を見直す。全国に約8500店ある店舗のうち、採算性が低い店の営業時間を短縮し、売り場面積も縮小する。主に地方で売り上げ低迷を理由に閉店する店舗経営者(オーナー)が増えている。ローソンは地方店舗の採算を改善し、店舗網を維持するため、大手コンビニで初めて24時間営業の原則を変更する。
出典:「ローソン、24時間営業見直し・採算性を改善」(NIKKEI NET、2007年8月3日)

 あくまで採算の改善が目的とのことですが、経済性だけでなく、オーナーの方の労力においても割に合わなければ、24時間営業しなくてもいいようにする方がいいんじゃないかと思うのですが、どうでしょう?

 厚生労働白書も24時間営業の弊害を指摘しています。お客さんの立場に立つことは重要ですが、お客様は決して神様ではないはずです。僕が客の立場であれば、いくら便利であっても、そのために傷つく人がいるのだとしたら、そこまでの便利さは求めたくありません。

 だから僕は、24時間営業のコンビニは、持続可能な社会には似合わないし、必要のない形態だと思います。個人の生活や幸せを第一に考えるのが持続可能な社会ですから。

 これからはコンビニも原点である店名に立ち返って(笑)、7時〜23時を営業時間にしたらどうでしょう。それではどうしても今の日本の生活スタイルに合わないとしても、6時〜24時の18時間営業でほとんどのお客さんの要望には対応できると思うのですが... っていうか、生活スタイルを変える方が先かもしれませんけどね(笑)

《参考エントリー》
■「定休日を拡大

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
同意いただける方はクリックで賛同表明を!
banner_04.gif応援してくださる方は、Click me!

posted by あだなお。 at 23:03| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 暮らし・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
企業の「お客さまは神様」、「すべてはお客さまの満足のために」というタテマエが最優先された結果、企業の不祥事も発生しているように思えます。本質的な社会貢献はお客さまに多少不都合があっても持続性を優先させることなんだと思います。その理解を得る企業活動に期待したいと思います。
Posted by 鈴木 善人 at 2007年08月04日 08:07
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
Google
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。