詳細は「$100パソコンは世界を変えるか?」というエントリーをもう一度読んでいただければと思いますが、このプロジェクトのためのパソコンがついに大量生産を開始しました。パソコンの名前はXO、生産地は中国です。
で、このXOというのはどんなパソコンなのだろうと思って、調べてみました。”explore the xo(XOを探検しよう)"というページによれば... 小型で省電力、頑丈で過酷な環境でも使用可能というだけではありません。WiFi(無線LAN)、ビデオカメラ、マイク、スピーカーと、最新のAVパソコン並の機能です。マイク端子とヘッドホン端子もありますから、skypeを使って世界中と通話もできちゃいます。さらに、ゲームコントローラーやゲームパッドまで付いているのですが、これは本当に必要なのかなという気も...(^^;)

写真:"Give One Get One"Webサイトから
感心したのはソフトウエアです。"software and interface"の説明を見ると、実に教育的なのです。Webをブラウズしたり、ニュースを読んだりなどという「お勉強」的な使い方だけではありません。さまざまな物理現象を測定してグラフ化したり、音楽を作ったり、音を合成したり... もちろん教育用PCらしく(笑)、タートルグラフィックスで画を描いたり、簡単なプログラムを書いたりなんてこともできます。さらには、画を描いたり、写真やビデオでスライドショーを作ったり... これだけで様々な作品を創造できそうです。
無線LANはインターネットに接続するためだけではありません。近くにあるXO同士を自動的にネットワークでつなぐ機能も持っているそうです。たとえインターネットにつなげなくても、友達同士でネットワーク作りやネットワークを介したコラボレーションを経験できます。もちろんそれ以外のプログラムをダウンロードすることもできるので、出来ることはどんどん広がりそうです。
もし子供の頃にこんなパソコンが手元にあったら... 間違いなく夢中になっていたと思います。途上国の子どもたちがこのラップトップからどんな刺激を受け、どんな風に成長していくのか、本当に楽しみです。OLPCは子どもたちにとって、広い世界をのぞく窓になるんでしょうね(あ、ちなみにOLPCではオープンソースのソフトウエアを使っており、MS-Windowsは採用していませんけれど...(笑))。
さて、一番気になるのは、それではこのXOが結局いくらになったかです。はっきりした値段は表示されていないのですが、いろいろな説明を見てみると199ドル相当ぐらいのようです。そして今、11月12日から26日までの2週間限定で、"Give One Get One"というキャンペーンも行われてされています。399ドルを寄付すると、1台が途上国の子供へプレゼントされ、1台は自分の子供に届けられるそうです。
サイトにはアメリカとカナダ向けのキャンペーンと表示されており、日本からも寄付できるのかどうかは不明です。日本からもOKで、1台を途上国に寄付するだけというプログラムもできると、参加してみようかなと思うのですが...
なお、このプログラムはアメリカのIT業界やメディア企業が支援しています。本業を活かしたCSRと言えるかもしれませんね。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
こんなプロジェクト、どう思いますか?
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一回実物を見てみたいです。
そうですよね、やっぱり実物を見てみたいですよね。
実際に自分で使うことはなくても、実物を展示して募金活動をしたら、結構反響はあるんじゃないかと思うのですが...
サイトの写真で見る限り、子どもたちにあわせてサイズはかなりコンパクトなようですよ。デザインも可愛いですし、実物を見たらやっぱり自分でも欲しくなってしまうかも(笑)