2008年01月04日

日本に望むこと

 興味深いアンケート結果を見つけました。「れからの日本に期待することランキング」です。



 より詳しいランキングの内容は以下からご覧いただけます。
■「これからの日本に期待することランキング

 1位が「老後は年金で暮らしていける国」であるのは、このご時世ごもっともな心配ごとだと思いますが、ちょっと意外だったのは、必ずしも利己的な願望だけではないことです。

 例えば、以下のような順位を見ていると、日本にはまだ辛うじて「公共心」や利他的な心が残っているんだなとちょっとホッとします。
5位 国民のマナーがよい国 76.8
8位 政治家や官僚が嘘をつかない国 73.1
10位 環境問題先進国 56.7
12位 経済格差が少ない国 55.0
16位 教育水準が高い国 44.9
17位 人々の間に差別のない国 42.8
18位 地方が元気な国 41.8
20位 公的機関や企業の情報開示が正しくなされる国 38.9


 以下の項目も、自分の利益といえば利益なのですが、けっしてガツガツした利己的なものではなく、安心して暮らせるためには当然必要な、リーズナブルなことばかりだと思います。
2位 治安のよい国 97.2
3位 税金が正しく使われる国 96.9
4位 医療費が安い国 82.6
6位 医療の質が高い国 74.6
7位 子どもを産みやすい/育てやすい国 73.9
9位 教育の質が高い国 63.6
11位 公共サービスが充実した国 56.7
13位 自然災害に対する対策が万全な国 51.7
14位 食料自給率の高い国 50.3
15位 ストレスなく働いていける国 48.3
19位 無料の公共サービスが多い国 41.4


 それにしてもこれらはいずれもごく当然の「期待」で、むしろ慎ましやか過ぎるのではないかとさえ思えます。欲が少ないのか、それとも「せめてこの程度は」と願うしかないほどにまで追いつめられているのか.... 皆さんがそれなりに今の生活に満足しているから、こうした結果になったのだと信じたいものです。

 もう一つ敢えて心配事を述べると、どれもが「現状維持」ないしは、「保守的」な目標のあるように思えます。「行け行けドンドン」を推奨するつもりも、現実とはかけ離れたバラ色の未来を夢想しろと言うつもりはまったくありませんが、もうちょっと夢があってもいいかなと思うのは贅沢でしょうか?

 いずれにしろ、どの項目もなるほどなと思うと同時に、持続可能な社会に通じるものも多いということです。持続可能な社会とは、特別な社会ではなくて、人々がごく自然に欲する要件を備えた、安心できる社会だからなのかもしれません。

 そう考えると、持続可能な社会も夢物語の理想像ではなくて、現実的な、地が足についた社会であるように思えてきませんか?

 そして最後に一つ、絶対に忘れたくないことがあります。このランキングは是非とも実現したい日本の将来像ですが、「そうなったらいいなぁ」と思っているだけでは実現しないということです。

 こういう社会が実現するように、私たち一人ひとりが行動を重ねる、少なくともそうなるように働きかけることを続ける必要があるでしょう。しかし、そうすればけっして実現不可能な将来像ではありません。

 いろいろなことを考えさせてくれるランキングですね。

今日も読んでくださって、ありがとうございます。
皆さんが期待することは何ですか?
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posted by あだなお。 at 23:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らし・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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