これではこの先どうなることやらと心配していたら... 久しぶりのグッドニュースです。日本に宝の山、新しい巨大鉱脈が見つかったのです。その大鉱脈とは... 電子機器やその廃棄物のことです。
これまでも、電子機器などは金、銀、銅をはじめとする多くの金属資源を含有するために、「都市鉱山」として注目されていました。なんといっても、電子機器は含有量が高く、超優良な鉱脈なのです。
通常の金鉱山では、1トンの鉱石の中に5gの金が含まれている程度です。ところが、携帯電話1トンでは、350gの金を含むものもあるそうです。
《参考リンク》
■「都市鉱山を狙え 電子機器、無料回収の裏」(毎日jp、2006年9月28日)
このようにかねてから有望視されていた都市鉱山ですが、物質・材料研究機構が、電気製品や廃棄物に含まれる20種類の金属について国内の存在量を推定したところ、その莫大な埋蔵量が判明したのです。
「都市鉱山」と呼ばれる電気製品の廃棄物などの中に存在する希少金属の国内での蓄積量が、世界有数の天然資源国の埋蔵量に匹敵することを、物質・材料研究機構が算出し、11日に発表した。液晶画面の透明電極に使われ世界で獲得競争が激しいインジウムは現有埋蔵量の約61%(1700トン)、銀は約22%(6万トン)、金は約16%(6800トン)に上った。出典:「「都市鉱山」日本は有数 廃棄物の貴重な金属」(asahi.com 2008年1月12日)
(中略)
インジウムや金、銀、鉛の蓄積量は、最大の天然資源埋蔵国より多かった。このほか、ハンダに使われるスズは現有埋蔵量の約11%、人工骨などに使われるタンタルが同じく約10%。世界の年間消費量と比べると、リチウムは7.4倍、白金は5.7倍、インジウムは3.8倍、金は2.7倍に相当する量だった。
さらに詳細なリリースは、独立行政法人物質・材料研究機構のサイトでご覧いただくことができます。
■「わが国の都市鉱山は世界有数の資源国に匹敵」(物質・材料研究機構)
(以下の図も)

もったいないことに、現状では廃棄物ということで安く放出されてしまていることも多いようです。「分ければ資源、混ぜればゴミ」とは、よく言ったものです。
資源の少ない日本は幸運の女神に見放されているのかと思いきや、まさに「捨てる神あれば、拾う神あり」です。しかし、この都市鉱山も、日本人がこれからしっかりそれを「拾って」いかないことには、宝の山ではなくなってしまいます。
身近な宝の山をどう活用していくか、真剣に考えたいですね。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。
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