しかし、最近はファッションデザイナーもエコや持続可能性に目を向けるようになり、その結果、ぐっとモダンなデザインのエコファッションでも出てきました。今日ご紹介するのは、さらにその先を行く、エコファッションの未来形、その名も「フューチャーファッション」です。
28人のトップデザイナーが、再生可能、再利用可能、オーガニックコットンやオーガニックウール、竹、トウモロコシ由来の繊維、そしてリサイクルされたバイオポリマーなど、環境に優しい素材を使って、エレガントなオートクチュールから普段着まで、さまざまなタイプの服を08/09年秋冬ニューヨーク・コレクションで発表しました。
こうした素材を使うのは、例えばコットンの生産には世界の農薬の25%が使われ、水を汚染し、農園で働く人々に慢性の病気をもたらし、野生生物へも大きな影響を与えています。アメリカでコットンを栽培している州では、そうでない近隣の州より、ガンの発生率が有意に高いという統計すらあるそうです。また、合成素材にはさまざまな酸性の薬品が使われ、これが周囲の生態系を破壊しています。
ところが、竹や麻は、他の作物よりも成長が早く、耐久性があり、再生もしやすいのです。こうした布地を使わない手はありませんよね。
そうした考えの元、環境保護団体のアースプレッジ(Earth Pledge)が始めたイニシアティブがフューチャーファッションなのです。作品のスライドショーを見てみると、ちょっと未来感覚のデザインもありますが、そのまま街に出かけてもおかしくなさそうなものもあります。これだったら、いろいろな趣味の方が試してみることができそうです。エコがフツーになる日も近そうですね。
《参考サイト》
■"futurefashion The Evolution of Style"
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