2008年02月13日

英国フェアトレード事情

 日本ではまだまだ特殊なフェアトレードですが、イギリスではそれよりは少し一般的になようです。

 例えばイギリスを代表するスーパーのチェーンであるマークス&スペンサーに行くと、コーヒー、紅茶はほとんどがフェアトレードのものです。コーヒー豆はもちろん、インスタントコーヒーや、一人用のドリップコーヒーも含めて FLO( Fairtrade Labelling Organizations International)のラベルがついた商品が並んでいるのはちょっと感動的です。値段もお手ごろですし、これだったら肩ひじ張らずにフェアトレードを応援することができます。

 ちょっと変わったところでは、ジャムの棚にもかなりのフェアトレード商品が並んでいましたし、レジ近くのリーフレットが並ぶ棚にはマークス&スペンサーのクレジットカードなどの案内に並んで、The Marks & Spencer Ethical FundというSRIファンドの案内もありました。スーパーでSRIファンドが買えるなんて、すごいですね。

 ちなみにマークス&スペンサーのサイトでフェアトレードで検索をしてみると、かなり多数の衣類を扱っているようです。オンラインショッピングの商品だけで食品はほとんど出てきませんでしたので、マークス&スペンサー全体ではかなりの品数のフェアトレード商品を扱っていそうです。

 また、ある行政機関に入っているコーヒーショップでお茶をしたときのことです。砂糖の袋にやはりFLOの認証マークが付いていました。「へー」と思ってよく見てみたら、なんとこのコーヒーショップは、コーヒーも、紅茶も、売っているお菓子(チョコレートなど)も、売っている商品すべてがフェアトレードなのでした! CAFEDIRECTというお店です。

 他にはどんなところにお店があるのかなと思って後からwebサイトを見てみたのですが、サイトにはお店の紹介はなく、オンラインショップだけのようでした。それでも、商品や産地については詳しい解説が掲載されており、熱い思いが伝わってきます。

 そしてもう一つは、今日訪れたある環境NGOのオフィスです。スタッフ用の休憩室にはコーヒーや紅茶の他にお菓子が常備してあり、食べたいときにはセルフサービスで買えるようになっています。(かなりキケンな誘惑です(^^;))そのお菓子類が、これまたFLOの認証マーク入りでした。

 せっかっくなので、フェアトレードはどのぐらい浸透しているのか、スタッフの一人に質問してみました。「ここではもうみんなフェアトレードなの。フェアトレードの商品を使うのがあたりまえなのよ」と頼もしい返事が返って来ましたが、ふつうの人たちは?とさらに質問してみると... 「ふつうの人ねぇ。まぁ、まだごく一部の人だけねぇ...」という回答でした。

 ということで、誰もがあたりまえのようにフェアトレード商品を選ぶというところまでは至っていないようですが、それでも選択の余地がある、どこの街に住んでいても一つや二つはフェアトレード商品を売っているお店がある、ということはすごいことですし、羨ましい状況だと思います。興味があれば、いつでもフェアトレード商品を選ぶことができるのですからね。

 そう言えば、そのNGOからの帰り道、なんの気なしに駅のカフェで買ったコーヒーが、よく見るとフェアトレード商品でした。うーん、やっぱり、かなり普及していると言えそうですね。

今日も読んでくださって、ありがとうございます。
皆さんは、フェアトレード商品を買ったことはありますか?
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posted by あだなお。 at 09:50| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>皆さんは、フェアトレード商品を買ったことはありますか?

九州熊本ではフェアトレードの商品は見かけたことがないですね〜。
ネットでもちらちらと見かける程度。

フェアトレードで輸入農作物に適正な値段をつけることは、かえって国内の生産者を助けることになるかもしれませんね。

輸入農作物はあまりにも安すぎると感じています。
Posted by カテキョーぱぱ at 2008年02月13日 10:31
まだ、イギリス滞在中でしょうか?
よろしかったら、OXHAMという チャリティーショップを覗いてみてください。
reduce, reuse, recycleを実践している途上国サポートチャリティーの運営しているお店です。私は日本へのお土産、いつもフェアトレードのチョコや紅茶を買って帰ります。
cafedirectのコーヒーや紅茶も手ごろな値段で買えますよー
Posted by しばゆう at 2008年02月13日 21:55
>カテキョーぱぱさん

そうですか... やはりまだ日本ではなかなか難しいですよね。
思い切ってお店の方に「フェアトレードの商品は置かないんですか?」って聞いてみるといいかもしれませんね。

価格についてはおっしゃる通りです。フェアトレードは、これまで外部不経済として無視されて来たコストをきちんと積み上げています。「本当の」値段になりますから、日本国内の生産者にとっても歓迎すべきことのはずですね。

>しばゆうさん

コメントありがとうございました。まだ、イギリスにいます。
Oxfamのお店はどこにあるのでしょうか? 時間があれば、ぜひ立ち寄ってみたいと思います。
Posted by あだなお。 at 2008年02月14日 09:28
ちょっとした街だったらどこにでもあります。
ロンドン滞在でしたら、街を歩いている人に聞いたら一番近いお店を教えてくれると思いますよ。

cafedirectの商品はどこのスーパーマーケットでも買えると思います。

お忙しいでしょうが、是非立ち寄ってみてくださいね。
Posted by しばゆう at 2008年02月14日 09:53
こんにちは!イギリスにいると本当にフェアトレードが身近に感じます。大学もフェアトレードの飲み物や食べ物が普通に並んでいますよ。実は、最初になくなるのがフェアトレード物だったりします。オーガニック、ベジタリアン、ヴィーガン…これらもイギリスでは選択肢が十分にあって、生活しやすいです。

ロンドンのwhole foods marketはご覧になりましたか?
http://www.wholefoodsmarket.com/UK/ 世界最大のオーガニックスーパーです。
Posted by asakart at 2008年02月14日 19:34
>しばゆうさん

ありがとうございます。
Oxfamのお店がそんなにたくさんあるなんて、スゴイですね!

Cafedirectのフェアトレードの紅茶、Tea Directは、今日セインズベリーだったかで見かけました。

>asakartさん

お久しぶりです。
そうですね、明らかに日本より多く見かけますね。
Whole Foods Marketは、イギリスにもあるのですね。アメリカにしかないものとばかり思っていました。

滞在時間も残り少なくなって来たのですが、見かけたら入ってみます!
Posted by あだなお。 at 2008年02月15日 07:31
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