アメリカの新たな国家目標に関するものなのですが、なんと、「米国の温室効果ガスの排出量増加を2025年までに止める」のだそうです。パチパチパチ... なんて拍手している場合じゃありませんよ(^^;)
「増加を止める」と一見積極的に聞こえるかもしれませんが、これは2025年まではどんどん排出量するということです。2025年までは排出量は増やし、増え切ったらその後は増やさないという「高値安定」(^^;)を宣言したようなものですから、ヒドイものです。
米議会では現在、温室効果ガスをきちんと削減しようという法案がいくつか提出されており、そのスケジュールや削減量について議論がされているのですが、それに対しては「『米国の経済や家庭に巨額の負担を強いることになる可能性のある』新たな規制法案を通過させることには反対するとけん制した」(同上)のだそうです。まったく、ヤレヤレです。
もちろんこれに対してはNGOや他の国などから厳しい批判が寄せられています。ただこうした極めてゆるい抑制計画でも何もしないよりはいいという指摘もあります。
このIEAの主席エコノミストの立場がアメリカ擁護なのか、中立的なのかがわかりませんが、この予測を信じるとしても、米国の排出量は既に1990年比で16%増、ブッシュ大統領の政策が効果を発揮したとして2025年には23%増です。一方、他の先進国は2025年までに何十%削減できるかを議論しているのです。非難が集中するのは当然でしょう。
ブッシュ大統領、最後の最後までやる気のないところを見せつけ、別の意味で目立てたかもしれません(^^;)
幸い次期大統領が誰に決まっても、また共和党、民主党のどちらに決まっても、アメリカは温室効果ガスの大幅削減へと大きく舵を切るだろうと言われています。やはり来年まで待たなくてはいけないのかもしれません... 洞爺湖には、大統領候補の方を呼びたいですね。
今日もお立ち寄りいただき、ありがとうございます!
どうか、見せかけの目標に誤魔化されないでくださいね。








