それでも過去の環境問題、特に公害問題をなんとか乗り越え、かつては最悪だった大気や水質を大幅に改善したのは事実です。そのための技術やノウハウ、知恵は確実に蓄積しているはずです。
だったら少なくとも、そういう技術や知恵こそを、途上国の環境問題を解決するために使うことは出来ないのでしょうか。
この男性、凍った川の中を、氷を割りながら進んでいるわけではありません。排水による泡で川もが真っ白になっているのです。これだけたっぷりの泡で水浴びをしたら、さぞかし綺麗になる?(^^;) そんなことを言っている場合でないのは、明らかです。
しかし考えてみたら今から30年ぐらい前には、日本各地の河川や湖沼で、同じような光景が見られたのです。いつか見た景色なのです。生物は住めなくなり、なかなか消えない泡は海まで流れ込み、とても問題は解決しないように思えました。
それでも、なんとか私たちはこの問題は解決することに成功しました! 合成洗剤の使用を禁止したり、泡の分解性を高めたり、処理施設の能力を高めたり... いろいろな手段を組み合わせることで、一度は死んだ川を甦らせることが出来たのです。
だったらその知恵を、途上国とも共有すればいいのではないでしょうか。後から追いかけてくる国が、同じ苦労や問題を経験する必然性などありません。私たちには、そんな無駄を繰り返すような、時間的にも、資源的にも、余裕はないはずです。
新しい技術を開発することも重要ではあるのですが、それを伝えて、きちんと活かしていくことは、先達としての最低限の責任なのではないかと思います。常に技術で一番になる必要はなくても、課題を共有し、一緒に問題を解決していく連帯の精神は持っていたいですよね。 ODAは、ぜひこういう課題の解決のために!
今日もお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
私たちの経験が活かせる場面は、たくさんありますよ!
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