また、自然環境では絶滅が危惧される種について、飼育環境下で増殖し、保護するというのも重要な機能であり、ジーンバンクとしての役割も高まっています。
いずれにしろ、どこの動物園に行っても世界中の珍奇な動物が一通り揃っているのではなく、それぞれの動物園に、その環境や背景に応じて、テーマ性のある動物が集められているというのが、これからの動物園の標準的な姿になっていくのではないでしょうか。
絵本や写真集しかなかった時代ならまだしも、今だったらテレビでも、ビデオでも、そしてインターネットでも、いくらでも世界中の動物たちの姿を見ることができるのですから。え、でもやっぱりホンモノが見たい? だったら、檻の中にいるライオンを見るのではなく、多少苦労をしても自分がサバンナに出かけた方が何倍も感動すると思います(あ、CO2はかなり排出しちゃいますが....(^^;))。
そんなわけで、今さら珍獣外交でもないのにと思っていたら...
珍獣「外交」だからタダで貰えるのかと思いきや、一頭一年1億円ですか! それ以外にも種々のコストがかかるでしょうから、2頭で一体いくらかかることやら...
お金を取って貸す方のセンスも疑いますが、それをありがたがって借りようとする方もする方です。
大金を払ってパンダをレンタルしているのは日本だけではないようですが、例えばアメリカの場合には、魚類野生生物局が、「米国の動物園がパンダの借り受けを希望する場合には、パンダ保護のために中国と協力することを義務づけ」ているのだそうです。日本はそこまでの覚悟、あるいは理由があってレンタルするつもりなのでしょうか? 単なる友好ムード作りのようにしか感じられないのは気のせい??
《参考リンク》
■「パンダ貸します」(ナショナルジオグラフィック、2006年7月号)
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