2010年04月27日

60年の変化

 一週間ほど前に、滋賀県のいくつかの地域を訪問して廻りました。生物多様性に関わりのある活動や、滋賀の生物多様性を体験するというのが目的だったのですが、生きもの以上に感じたのは時間の流れです。

 琵琶湖の西岸、いわゆる湖西には、比較的昔ながらの風景と生活様式が残っています。滋賀の写真家、今森光彦さんの写真や映像ですっかり有名になった針江では、今なお川端(かばた)と呼ばれる井戸が残っていて、料理や飲料の水に使われています。12度前後で一年中ほとんど変わらない水温のお蔭で、夏涼しく、冬暖かいのです。
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家屋がなくなった後に残された川端
 
 冷蔵庫のない台所など今はもう信じられませんが、しかしほんの50年前まではまだそんな暮らしがあったのです。その時代、この川端からの水や、川端の周りの空間はいかに貴重なものであったことでしょう。今の私たちからするとちょっと不便に思えるかもしれませんが、ほんの少し前まではそれが当り前だったのです。そして、今の60代、70代の方々は、そんな生活もしっかり体験していたのです。古い街並みを歩いていると、僕だって、「あぁそう言えば、子どもの頃にこんな景色があったよな」と思うときがあります。ものすごく古めかしいように見えて、でも実はたかだか40〜50年前まではそんなだったのです。

 その近くの沖田という地区では、村のお年寄りが書いた昔の光景を屏風に仕立てたものを見せていただき、それを見ながら、昔の話をお聞きしました。洪水で苦労した話や、土葬だった葬儀、子どもたちの遊びや、村の若者の出征の壮行。そう、そこに描かれているのはちょうど戦争の前後、今から60年ぐらい前、お話をしてくださったお年寄りたちが子どもの頃のことなのです。今の生活とはあまりに違うので、遠い、遠い、昔のことのように思ってしまいますが、実はわずか60年前のこと。その暮らしも今の暮らしも、その両方とも一人の人間が体験したことなのです。

 そしてその翌日は、沖島という琵琶湖に浮かぶ小さな島を訪れました。日本で唯一、人が住む、淡水に浮かぶ島です。島が近づいて来ると、思わず皆から歓声が上がりました。ちょうど桜の花も散る間際で、いろいろな深さの緑の間に桜の花が見え隠れする静かな島は、信じられないぐらいにのどかに美しいたたずまいなのです。誰もが、「こんなところが残っているなんて」とか、「桃源郷のようだ」と思わずもらしたくなる。そんなうっとりするぐらいに美しい島でした。
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 ここでは70過ぎの漁師の方に、昔の話を少しうかがいました。今のような立派なエンジンもなければ、そもそも戦時中で油もなく、手漕ぎで漁に出たこと。暖房もなく、かじかむ手足を、七輪で沸かしたお湯で暖めこと。そんなやり方は今では信じられませんが、やはり60年ほど前には、実際にここでそういう暮らしがあったのです。

 いずれの生活も、今よりはるかに不便で、そして厳しいものだったでしょう。苦労も多い生活だったと思います。ただ同時に、その頃の生活は、今では信じられないぐらいに自然と近しいものであったことも確かです。生きものと一緒に、自然の中で暮らしていたのです。

 それが今のように自然から切り離されてしまったのは、その変化はわずかこの60年ほどの間に起きたことなのです。これはもちろん滋賀だけでなく、日本全体、いや世界の多くの国々がそうでしょう。そう考えると、わずか一人の人間の一生の間に、とんでもない大きな変化が起きたことがわかります。地球の歴史上、こんな短時間に、こんな大きな変化が起きたことはなかったのではないでしょうか。

 その変化の大きさに驚くと同時に、今の私たちの生活はちっとも当り前ではないのだということに改めて気がつかされました。私たちが当り前と思っている今の便利な生活は、たかだかこの数十年の間に生まれたものなのです。それまでの数千年、人間はそんな生活はして来なかったのです。

 そう考えれば、今の生活がこのまま続くと考えることの方がおかしいのだと思えてきます。何せ私たちはまだ数十年しかこの生活を試していないのです。しかも、その中で数々の不都合が噴出しています。地球の環境がこの変化にとても耐えられないことも明らかになって来ました。だとすれば、おかしいのは、今の生活ややり方の方でしょう。これがこのまま続けられるのではなく、私たちは無理のない方法に変えなければならないのです。

 60年前の暮らしを垣間見ることで、この60年間の変化を振り返ったと同時に、私たちはどこを目指すべきなのか、少なくともそれが今の延長ではないことを確信した二日間でした。

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2010年03月16日

バルジャック村訪問

 欧州出張の途上、南仏の小さな農村を訪ねました。モンペリエから北に向かって2時間近く車を走らせると、なだらかな丘の中腹に、中世からの町並みがそっくりそのまま残っているいるかのような村がありました。「未来の食卓」という映画の舞台になった、ガール県のバルジャック村です。人口1330人ほどの小さな村なのですが、 2006年9月から、学校給食をすべて地域産の有機食品、フランスで言うビオ(bio)に切り替えたところです。
《参考リンク》
■「未来の食卓は給食から」(サスラボ)

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村長さんの執務室から見た、村の風景

 ちょうど日曜日だったということもあり、これまた古いカソリックの教会をのぞけば出かけるところもほとんどなさそうですが、この日はちょうど全仏の統一地方選で、昔のお城(シャトー)を改築した村役場には、三々五々、村人たちが投票に訪れていました。

 昼過ぎの段階で投票率はおよそ3〜4割程度ではないかとのこと。案外低い数値に、最終的にはどのぐらいを予想しているのですかと係の方に尋ねてみると、毎回5割を目標にしているそうです。なんと、日本とたいして変わらないのですね(^^;)

 映画にも登場した村長さんからゆっくりとお話をすることが出来ましたが、一番驚いたのは、彼が村長になった25年前には農業に従事する方が村民の85%もいたのに、今ではなんと25世帯のみ。人口は少しずつ増えているというのに、農業は高度に集約化され、その結果、農業従事者は極端に減り、しかも今従者している方々はまるで農業機械のオペレーターのようで、生きものを育てる仕事ではなくなってしまったそうです。

 集約化された農業はエネルギー源として大量の石油を使うだけでなく、農薬も大量に使用します。村に来る道すがら、道端には梅のような白い可愛らしい花をつけている樹をたくさん見かけました。アーモンドです。しかし、このアーモンドにも、大量の農薬が噴霧されています。

 当然そのような仕事に喜びを感じる人は少なく、また何よりも、そんな風にして作った農作物場安全であるわけがありません。映画の中でもあったように、農家を含めて地元の人たちは集約農場で作られた野菜は食べません。これはすべて、都会や海外に送られるのです。村人たちが食べるのは、近郊の村で作られたビオです。

 え、近郊の村で作られた? そうなのです、給食でビオを宣言した村なのですが、村では集約的農業をするごく少数の農家だけとなってしまい、ビオな食材はすべて近郊の村から買っているのです! つまり、バルジャック村にはビオな農業で自給自足の理想郷があるわけではなく、反対にこの数十年で急速に近代化が進んでしまい、その弊害と危機感が、村長や村人たちをビオな給食に走らせたのです。

 もちろんだからと言って、現状を良しとしているわけではありません。村では組合が作られ、この組合が25haの新しい土地を買って農地にし、それを有機農業に取り組みたい人々に貸し出す計画が進行中です。

 子どもの頃から土いじりをして、給食ではおいしいビオを食べ、もう一生マクドナルドに行こうなんて思わない。そんな健康な子どもを育てることが、村長さんの目標なのだそうです。

 村役場となっているシャトーを含め、村の建物は400〜500年前のものばかり。お店の看板が新しくなり、細い道を自動車が走るようになったことを除けば、おそらく村の景色も400〜500年間、ほとんど変わっていないのだと思います。村長さんは1640年代の村の行政の記録が残っているという、立派な本を見せてくれました。一ページ、一ページが丁寧に補修され製本された記録には、細かい手書きの文字でびっしりと記録が書かれています。古い言葉なので、何が書かれているのかはわからないそうですが、それはたしかに400年近く前にこの村に人々の生活があったことを感じさせてくれます。

 「今の集約的農業がこの先ずっと続くとはとても思えない。」だからビオへを始めたという村長さんは続けます。「今私たちがやろうとしていることは、昔に戻ることではない。新しい発展への第一歩なのだ。」

 どのような社会を理想とするかについては、あまり具体的なイメージは語られませんでしたが、良いものは古くても守り、間違ったと思ったことは直し、未来を作っていく。たしかにこのまま放っておけば「私たちの子どもたちは、私たちを告発する(映画の原題)」かもしれませんが、だから今のやり方を変えるのではなく、誰にとってもより良い「未来の食卓(同じく邦題)」を作るために決断をした。そんな村長さんの思いを直接感じることが出来た、とても有意義な一日でした。

 組合を作り、村でビオを作れるようにするプロジェクトは、現在制作中の映画の第二弾の中で詳しく紹介されるそうです。バルジャック村の試みはまだ始まったばかりですが、映画などを通じて、こうした動きが各地に広がることに期待したいと思います。

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2009年09月22日

川が変れば、都市も変わる!

 シルバーウィークというのはどうもしっくり来ませんが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか? 僕はこの休みを利用して、お隣の韓国はソウルに来ています。前から気になっていた場所などを訪れているのですが、その中でも一番興味があったのがチョンゲチョンです。

 チョンゲチョンと聞いてすぐにピンと来る方は、かなりの環境通、いや景観通でしょう。漢字では清渓川と書くのですが、ソウル市内を流れる小さな川というか水路です。

 李氏朝鮮初期に作られたのですが、当時は廃棄物を適性に処理する方策もなかったことから、下水道として使われ、その前とは裏腹にけっして綺麗なものではなかったようです。1950年代さらに水質が悪化したことを受け、暗渠化し、またその上には1971年に高架道路も作られました。見えない川になったのです。

 しかし、21世紀になって市民の間に清渓川復元の声も高まり、また高架道路の老朽化も問題になってたいので、当時のソウル市長、いまの韓国大統領の李明博(イ・ミョンバク)氏のリーダーシップの元、2年かけて高架道路を撤去、2005年に見事に川を復活させたのです。

 もちろん単に水路を復活させたということではなく、水質も浄化し、川沿いも整備し、市民の憩いの場として愛されるような場所に生まれ変わらせたのでした。実際、今では昼間も夜も、多くの市民が集まって思い思いに過ごす場所になっており、周辺の街も活気づいたそうです。
《参考リンク》
■「清渓川復元事業(日本語)」(ソウル市)

 しばらく前から何人もの方にその話を聞いてとても興味を持っていたのですが... 実際に訪れてみると、想像以上に素晴らしいものでした。

 もちろん舗装はされているのですが、コンクリートではなく大きさの異なる自然の岩を敷き詰めたり、川の幅や深さなどに変化をつけるなどして、まるで自然の川のようです。下水も流入しているのですが、水質が著しく低下することがないように、様々な工夫がなされています。

 そして何より、両岸には自然な感じの植栽がされており、今はちょうどススキ、ムラサキシキブ、ガマズミなどが花をつけ、いかにも秋の到来を感じさせます。時折、鳥やカエルの姿も見ますし、遠くから虫の声も聞こえてきます。まさに都市の真ん中に生物多様性の豊かな小川が復活したのです。
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 景観だけでもいい感じだったのですが、生きものが豊かになったのはとてもポイントが高いと思います。また、清渓川文化館という、清渓川の復元について詳細な説明のある資料館も訪れたのですが、ここがまたよく出来ていました。

 説明は韓英中日の4カ国語。模型やビデオ等を効果的に使って、清渓川の歴史や復元工事で配慮したことなど、様々なことが多面的に説明されています。そして現在これだけ素晴らしい川が復元したのは、計画段階からいろいろとよく考えられていたことがわかり、再度感心しました。もちろん復元するのに反対する市民もいたのですが、合意形成にも随分と手間をかけたようです。

 日本各地にも暗渠になってしまったり、あるいは表面こそ覆われていないものの、川としての多面的な機能はほとんど失い、水を流す場所としてしか意味のなくなってしまった川がたくさんあります。それをこんな風に復元したらどんなに街が素敵になるだろう。各地の市長さんや市議会議員の皆さんなどには、ぜひ訪れて欲しい場所です。

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2009年09月12日

野菜は要りません

 今日は滋賀県は近江八幡に来ています。生憎の雨なのですが、入居も進んだ小舟木エコ村を見学したり、琵琶湖畔で食事をしながらこれからの計画を相談したり...
《参考リンク》
■「小舟木エコ村という森

 小舟木エコ村では、今日はちょうど「百菜市場1日マーケット」の日でした。近隣の作り手の方々が、野菜やいろいろな食べ物を持って集まり、エコ村や近所の住民の方に販売するというものです。

 ところが最近では、エコ村の住民の方はこのマーケットでは野菜を買わなくなってしまったそうです。なぜかというと... 野菜は既にほとんど自給自足、あるいは近所の方同士で融通するもので足りてしまうのだそうです!

 エコ村には「エコ村憲章」を始めとする、いくつかのルールがありますが、必ず各家は、10坪の家庭菜園を持つことになっています。で、菜園をなさっている方なら想像お分かりになると思いますが、10坪もあると、家族では食べ切れないぐらいの野菜が出来てしまうのだそうです。当然隣の家におすそ分け。隣家からは別の野菜をおすそ分け。そんなことをしていると、野菜は買わずに足りてしまうというわけです。

 そんなところから、どんどんと生活が変わっていくのですね。この小舟木エコ村は、計画段階では実に先進的なアイディアをたくさん盛り込んだのですが、実際には主に行政からの規制や指導により、そのすべては実現しなかったそうです。

 すべてを一度に変えることはできないだろうし、特に行政が絡むところはなかなか難しいとは思いますが、逆に個人が出来るところであれば、どんどん変わっていくのですね。未来の新しい生活のし方をちょっと垣間見た気がしました。

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2009年05月28日

それでも吸いますか?

 最近は日本でもタバコのパッケージの半分は警告文が書かれているようですが、EUではさらにそれを写真で表示し、フランスは今年度末までに義務化するとのニュースが流れていました。

 上記の写真はそれほどショッキングなものではありませんが、リンクを見ていただけると、もう少し生々しいものもあります(^^;)

 しかし、実際にはこの警告写真をもう随分と前から導入している国もあります。僕が知っている範囲では、タイではもう何年も前からかなりショッキングな写真がラベルに印刷されていて、見るたびにドキッとします。以下のリンクをクリックしていただけると、実際にその写真の一部をご覧いただけますが、心臓の弱い方、グロテスクなものが嫌いな方は、決して見ないでください
■"Health Warning Pictures>Thailand"(Tobacco Labelling Resource Centre)

 こういう写真を見ながら吸うタバコの味はどんなものなのでしょうか... 最近タイで行われた調査では、「この警告をきっかけに禁煙について考えた喫煙者が多かった」そうで、一定の効果をあげているようです。
出典:「タバコ警告表示」(Wikipedia)

 上記リンクのTobacco Labelling Resoruce Centreにはこうしたラベルや警告に関する情報が集積されています。WHOがタバコ規制枠組条約(FCTC)を制定し、日本も2004年に署名しています。FCTCでは警告の面積のみ規定し(30%以上が必須、50%以上が望ましい)写真の表示までは求めていませんが、おそらく写真や絵による警告は今後さらに広まっていくのではないでしょうか。

 参考として、日本語のサイトには以下のようなものがあります。
■「世界の絵入り警告表示」(分煙社会をめざす会)

 こうした写真を見ても「それでもやはり吸いたい」という方もいらっしゃるでしょうし、それは個人の選択として尊重されるべきだとは思います。しかしその場合、少なくとも今以上の徹底的な分煙(レストランやバーを含め、すべての公共空間での完全分煙)や、社会的費用は受益者=喫煙者がきちんと負担する仕組みは整えて欲しいと思うのですが、皆さんはどのように思われますか?

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2009年04月30日

おとぎの国

 また一つ、気になる国を見つけてしまいました。中国からの岐路、JALの機内誌「スカイワード4月号」で紹介されたいたのがエストニア。正直言って、名前は聞いたことがあっても、どこにあるかすら知らなかった国です。
skyward0904.jpg
出典:JAL webサイト

 紹介されていたのは、その中でもさらに地方にある小さな島、キヒヌ島です。縦横7x3.5キロで人口500人の島なのですが、そこでは衣食住のすべてについて、昔から変わらない生活様式が保たれているのだそうです。

 島の女性はみんな民族衣装を身に着け、それに使う布も自分の家の機織り機で、自分で織るのだそうです。その色やデザインの美しいこと。

 島の男たちはみな海に出て漁をするので、女性たちは家族や恋人の無事を祈って、民族衣装に身を包み、歌やダンスを繰り広げる。これが日常の生活(!)なのだそうです。

 おとぎ話の国の家のような昔ながらの家々には、玄関の扉かその脇に、なぜか必ず棒が立てかけてあるのだそうです。扉に棒が立てかけてあれば留守の印、横にあるときには在宅。尋ねてくる隣人に無駄足を踏まさせないための工夫なのだそうです。

 この平和な村でだからこそ成り立つ、これもまたおとぎ話のような習慣です。作家、梨木香歩さんの素敵な文章を読み進めるうちに、すっかりこの島に、この国に魅了されてしまいました。

 機織りを実演してくれたおばあさんはぽつりと、「自給自足は出来ても、お金持ちにはなれない」と呟いたそうです。梨木さんはその言葉に島の現実を感じながらも、日本に戻って何カ月かすると、それは「金持ちにはなれないけれど、自給自足は出来る」という誇り高い生き方でもあるのだと気付いたといいます。

 経済的・物質的な豊かさと、伝統的な生活の豊かさ。世界中の様々な場所でこれまで繰り返し突き付けられてきた選択肢です。一度物資的には豊かになった社会の人間の感傷かもしれませんが、それでもやはり憧れてしまいます。

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2009年01月28日

景観は誰のもの?

 今日、とても対照的にニュースがありました。一つは漫画家楳図かずおさんが新築した自宅の外観が景観破壊かどうかが争われた裁判で、東京地裁は「周囲の目を引くが、景観の調和を乱すとまでは認められない」とし、外壁を撤去するよう求めた原告の請求を棄却したというものです。
《参考リンク》
■「楳図さん宅景観乱さずと東京地裁 赤白ボーダー壁撤去不要」(47news、2009年1月28日)

 どこかの遊園地の中であれば良かったかもしれませんが、隣家と互いに密接するような住宅地の中で、この外観はないでしょう。個人的には今回の判決にはかなりがっかりしました。

 自分の土地、自分の建物であれば、どんなデザインにしても自由だろう。そんな利己的な考え方が、日本の住宅地のそこかしこに感じられるように思うのです。たとえ一つひとつはどんなに美しく、凝ったデザインであったとしても、周囲との調和や、地域での統一性がなければ、その美しさも半減どころか、下手をするとゴミ溜めのようにすら見えてきます。もったいないことです。

 一方、統一感のある街並みは、かなり年季が入って古びたものであっても、美しいですし、様々な負担をしても、残して欲しいと思えます。建物そのものは私的財であっても、その外観は公共財と言っていいのではないでしょうか。だとすれば、その扱いについても、個人の趣味や自由が無制限に適用できてはいけないのではないかと思います。

 
 他方、今日は景観に関して良いニュースも見かけました。日経新聞によれば、「東京都新宿区は4月から、区内を72の地域に分け、それぞれの地域の景観づくりの目標と方針を定めて建物のデザインや形、色を規制する」のだそうです。
■「新宿区、全地区に景観指針 建物のデザインや色規制」(日経新聞、2009年1月28日)

 景観に関するルールはこれまでも多くの場所でありましたが、その多くは古い街並みの残っているエリアや、駅周辺など、地域を限定したものでした。住宅地も含めて区内全域にルールを作るというのは、かなり画期的なことではないでしょうか。

 現在提案されている「新宿区景観形成ガイドライン(素案)」を見ると本当にすべての地区について詳細に記載されていて、力の入れようが想像されます。おそらくこれからもまだ議論は出てくるでしょうし、特にこれまで住んでいらっしゃった方からは「今さらそんなルールを押し付けられても」という声も出てくるのかもしれません。

 しかし、住民参加でみんなが納得できるルールを作り、美しい景観が出来れば、今まで以上に自分たちの住む街に愛着も湧くでしょうし、資産価値だって高まるはずです。そういう効果がもたされることを考えると、僕は持続可能な街には、景観ガイドラインが欠かせないと考えています。ですから、ぜひこの動きを、新宿から各地に広げてもらいたいと思います。
《参考リンク》
■「新宿区景観まちづくり条例」(新宿区)

 自分たちで話し合って、自分たちのルールを作って、他の地域にも、後世にも誇れるような、そんな街造りが日本中に広がることを願っています。古い街並みが残っている町があることを考えれば、日本にだって美しい街並みは作れるし、それを残すことにどれだけ意味があるのか、きっと理解できるはずだと思うのです。

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2008年11月10日

どんな社会がお好み?

 一昨日の「持続可能性15の格言」はどうでしたか? 今のところ反応はあまりないようですが(^^;)、僕は秘かに気に入っています(笑)

 さらにこの格言の「会社」を「社会」に言い換えてもらってもいいと思います。「社会本来のもつ力を信じることができる」とか、「自分の社会の弱点や今の社会が必要としているものがわかる」、あるいは「想像力が持続可能性への新しい扉を開くと考えている」なんて良くないですか?

 そしてなんと言っても最後の一つ、「持続可能性の究極は心がハッピーであることを知っている」に、僕は無条件に同意します。そこに暮らす人がハッピーでない持続可能な社会なんてあり得ないですし、たとえ本当にそれが持続可能であったとしても、人々がハッピーでなければ、無意味です。

 では、どんな社会であれば僕たちはハッピーになれるのか、安心できるのか... その条件を考えてみようと思ったら、おもしろいアンケート結果がありました。



 ちなみに、11位以下は次のようになっています。
11 公共サービスが充実した国
12 経済格差が少ない国
13 自然災害に対する対策が万全な国
14 食料自給率の高い国
15 ストレスなく働いていける国
16 教育水準が高い国
17 人々の間に差別のない国
18 地方が元気な国
19 無料の公共サービスが多い国
20 公的機関や企業の情報開示が正しくなされる国

 "There ain't no such thing as a free lunch"(「無料の昼食(などという甘い話)はない」)という格言を僕は正しいと思っていますので、「無料の」というのはちょっとどうかと思ってしまいますが、それを除けば大方賛成できるものばかりです。特に、3番、5番、8番、9番、12番、17番、20番などを見ていると、背筋がスッと伸びた、品格のある住民の姿が浮かんできて、とても好ましく思えます。

 「これからの日本に期待すること」と聞かれたときに、単なる豊かさや、自分だけの安寧ではなく、背筋の伸びた姿が出て来るところに、とても希望を感じました。

 私たちはどんな社会を目指すのか。どんな社会が好ましく、持続可能なものなのか。もう少しこだわって、このことを考えてみたいと思います。

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2008年10月21日

入りやすい国、入りにくい国

 昨日の運転免許更新センターのことを書きながら思い出したのですが、行政のサービスでもときどきかなり気がきいていることがあります。残念ながら日本ではありませんが...

 そんな中でしばらく前にとても関心したのは、カンボジアのビサ取得手続きです。大使館に出かけたり、郵送でも取得できるのですが、インターネットでとても簡単にe-Visaが取得できるのです。しかもサイトは日本語を含めて世界二十数カ国語に対応しています。

 必要事項を記入して、顔写真をアップロードして、クレジットカードで手数料を支払うと、数日以内にメールで発行というふれ込みでした。実際とても使いやすいシステムできたし、しかも予定よりずっと早く、半日後ぐらいにはビザが取れて感動したのを覚えています。観光立国ゆえかもしれませんが、やる気ホスピタリティを感じました。
■「カンボジア王国 公式電子ビザ e-Visa

 そう言えば、スペインで開催されたIUCNのときも、IUCNへの参加申し込みをインターネットでしたら、必要な場合にはビザも同時に申請できたようで、やるなぁと思いました。(幸い日本人はビザ不要なのですが) もっともIUCNについては、ビザが発給されず入国できなかった途上国からの参加者もいて、そのことに関してスペイン政府が非難を受ける一幕もありましたが...

 一方、入国に関していつも閉口するのがインドネシアです。しばらく前まではノービザだったのに、時代に逆行して数年前から短期の観光でもビザが必要になっています。Visa-on-arrivalで入国時に手続きができるのはいいのですが、このお蔭で30分余計に列に並ばされることになり、いつもウンザリします。一週間までは10ドル、それを越えて一カ月までは25ドル取られて、パスポートの大切な空白のページが1ページ消費されます。

 入国制限しているというより、外国人からお金を巻き上げているようにしか思えないのですが、そのために大切な時間とパスポートの空白が奪われるのにはウンザリです。今どき中国やベトナムのような「社会主義国」ですら、日本人はビザ不要なのですが...

 そう言えば、もう一つますます入国が不便になっている国にアメリカがありますね。ビザなしで渡航できる短期滞在者の場合でも、渡航72時間前までにインターネットで登録しなければ入国拒否、場合によってはアメリカ行きの飛行機への搭乗も拒否されるのだそうです(まぁ、着いても入国できないんですから乗らない方がいいかもしれませんが(^^;))。来年の1月から実施だそうですが... これでは急な米国出張というのは出来なくなりますね。

 アメリカなんてもともと出来るだけ行きたくもありませんが、世界の嫌われものになると、社会コストも大幅に増えて、いろいろと大変なようですね(^^;) ガチガチに守らなければ安全が守れない社会よりも、相互信頼で安心できる社会の方がはるかに気持ちよく、コストも少なくて済むと思うのですが...

 こうした各国への入国事情を見ていると、図らずもそれぞれの国の事情や姿勢が透けて見えるようですね。後半の話は行政「サービス」どころではなくなってしまいましたが...

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2008年10月04日

増える国際結婚

 今日の日韓市民フォーラムでとても興味深いことを聞きました。韓国では、国際結婚の家庭をどう支援するかが、かなり大きな社会問題になっているのだそうです。さらに聞いてみると、韓国ではなんと結婚される方の13%は、夫婦のどちらかが外国籍なのだそうです。なるほど、こうなるともはや「少数派」の問題ではありませんね。

 日本はどうなのだろうということでその場で調べてくださった方がいたのですが、厚生労働省の人口動態統計の中に「夫妻の国籍別にみた婚姻件数の年次推移」というのがあるそうです。それによれば2006年における日本の婚姻数は730,971組、そしてそのうち44,701組は夫婦のどちらが外国籍だそうです。なんと日本でも今や6.1%が国際結婚なのですね。

 韓国に比べれば半分以下ですが、それでも16組に1組ですから、決して少なくはありません。実際自分の周りを考えてみても、国際結婚をしている友人や知人はあっという間に両手では数えられなくなってしまいました。ちなみに1970年には国際結婚はわずか0.5%、1985年にようやく1.7%で、以後、急速に増えているようです。

 そしてさらに興味深かったのは、その内訳です。まず日本の場合、妻が外国籍という夫婦が35,993組で、国際結婚の80.5%を占めています。そして国籍別でもっとも多いのはフィリピンで12,150人(33.8%)、中国がほぼ同数で12,131人(33.7%)、かつては最多数派であった韓国・朝鮮は今では3位の6,041人(16.8%)です。その後、タイ、ブラジル、米国、ペルー、英国(79人=0.2%)と続きます。

 夫が外国籍の場合はどうでしょうか。1位は韓国・朝鮮の2,335人(26.8%)ですが、2位は米国1,474人(16.9%)、3位は中国1,084人(12.4%)です。その後は急に数が少なくなりますが、英国、ブラジル、フィリピン、ペルー、タイとなっています。その他の国が2,773人(31.8%)と多いので、ひょっとするとこれらの国以外にもメジャーな国があるかもしれません。

 この統計を見ていると、今の日本のさまざま姿が透けて見えてくるようです。なるほどなと思う部分もあれば、ちょっと意外な国が多くてびっくりしたりしますが、多様な結婚のあり方が急速広がっているのは事実のようです。そして英語圏以外の国際結婚が多いことを考えると、こうした家庭をどう支援するかも、一筋縄ではいかないことがわかります。

 「今後増えるであろう外国人労働者とどう付き合うか」とはよく話題になりますが、実はもっと身近で既に確実に進行している多国籍家庭をどう支援するかは、日本でも今後ますます大きな課題になりそうです。

今日もお立ち寄りよりいただき、ありがとうございます。
皆さんの周りはどうですか? もしかすると、あなたの家庭も?
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2008年08月03日

緑は豊かさの印

 今日から少し早めの夏休みと取材旅行を兼ねて、青森に来ています。仙台を過ぎたあたりからでしょうか、車窓から見える景色は一面の緑。水田のところどころに樹があり、遠くには青い山並みが... 実に美しい光景です。

 ほっとするだけでなく、ものすごく豊かな光景に見えます。精神的にそう感じるだけでなく、実際に物質的に豊かだなとつくづく感じました。

 というのも、この田圃や、リンゴ畑、野菜畑に囲まれていれば、何が起きようがちゃんと食料を確保し、生活を続けることができるからです。たとえ石油が高騰したとして、今までのように石油にドップリ依存した農業や生活は続けられないかもしれませんが、それでも多少の調整を続ければ、きちんと暮らしが成立するはずです。

 一方、東京などの大都市はどうかと言えば... 一見豊かで便利なように見えても... 何か一つでも前提が変わってしまえば、すぐにその生活が立ち行かなくなってしまいます。あるいは今の生活が続くとしても、毎日の暮らしを続けるために、片道1時間も2時間も費やさなければならないなんて、地方の職住接近の暮らしと比べるといかに不便なことか...

 そんなことをあれこれ考えながら、この緑に、いやもっと正確に言えば、食べ物に囲まれた地方の光景を見ていると、都会の生活がとても危うく感じられるのです。このことは、数字で見るともっとハッキリしてきます。

 日本の食料自給率が39%と極端に低いことは皆さんもよくご存じだと思いますが、これは日本全体の値、いってみれば平均値です。地域ごとの自給率はこれより高かったり、低かったりします。

 カロリーベースの自給率が一番高いのは... これは簡単にご想像いただけるかと思いますが北海道でその値は201%です(H17年度、以下同じ)。その他で100%を超えるのはすべて東北で、秋田が164%、山形が128%、そして青森が116%、岩手も103%です。宮城と福島もそれぞれ80%前後ありますので、食生活を少し改善すれば十分に自給自足可能でしょう。

 一方、最低なのは... もちろん東京なのですが、その値はなんと1%です! その後、大阪の2%、神奈川の3%が続きます。大阪は東京より2倍マシとも言えますが(笑)、どちらかというと五十歩百歩ですよね(^^;)

 というわけで、どれだけ地に足がついた生活をしているか、生活そのものが安全かと言えば、これはもう圧倒的に青森あたりの方が有利なわけで、これがまさに冒頭の「物質的に豊か」という感想の背景なのです。

 農業県に住む方々にはぜひこの豊かさを再認識し、誇りに思っていただきたいですし、都会に住む私たちは、自分たちの足元の危うさを改めて見つめ直す必要がありそうです。

《参考リンク》
■「都道府県別食料自給率」(農林水産省)

今日もお立ちよりいただき、ありがとうございます。
どんな景色が豊かだと思いますか?
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2008年07月06日

七夕に願いを

 ここ数日、電車や地下鉄の駅で何か違和感を感じませんか? そう、お巡りさんの数がやたらと多いのです。もちろん洞爺湖サミットのための特別警備だと分かってはいるのですが、なんだかあまりいい感じではありません。自分たちの安全を守ってくれるためとはいえ、かえって危険な社会にいるような不安感を感じます。

 さて、そのG8 洞爺湖サミットもいよいよ明日7日スタートします。サミットはなにも各国の首脳陣のためだけのものではありません。そもそもは私たちの住む社会をどうしようと相談するための集まりですし、日本に集まる各国の首脳に私たちの考えをアピールする機会にもなるのです。

 ちょうど七夕にスタートする今回のG8に向けて、私たちの思いを短冊に書いてG8首脳に届けようという試みがあります。「100万人のたんざくアクション」です。
 7月7日や8月7日に、様々な思いや願いを短冊に書き、その実現を祈る「七夕」という風習になぞらえて「これからの世界がこうなっていてほしい」というメッセージを、私たちから首相へ届け、G8首脳を動かしましょう。

 今年7月7日から北海道洞爺湖で開催されるG8サミットは、日本政府が世界の首脳とともに、責任を果たす絶好の機会です。私たちが願うのは、日本政府とG8諸国が互いの利益だけを追求するのではなく、地球規模の課題に取り組み、世界を持続的で平和な姿に変えていくための具体的な行動を打ち出すことです。
続きはこちらから...

 以下はG8サミットNGOフォーラム・キャンペーンリーダーであるACE代表の岩附由香さんのメッセージから、一部抜粋したものです。
7月2日時点で、日本からは100,941、世界からは595,807の賛同の声
が あがっています。たんざくに託されたG8首脳へのメッセージは、
日本でも首相に届けられました。↓
http://www.g8ngoforum.org/2008/06/18.html

7月9日正午まで、日本でもウェブサイトでたんざくアクションの参
加を受け付け ています。 ↓
https://www.g8ngoforum.org/g8ngo_form/

 また、明日の夜は札幌の大通公園では、ケータイのライトで天の川を作って、みんなの思いを届けようというアクションもあるそうです。ご興味のある方は以下のリンクをご覧ください。
■「100万人のたんざくアクション 七夕の夜に天の川を! in 札幌

 もちろん、インターネットで短冊を書く(↓)だけでもOKです。(僕もその口です(笑))。

100万人のたんざくアクション

最後に、「100万人のたんざくアクションの願い」の最後にあった言葉を引用させてください。
世界は、きっと、変えられる。
その一歩を、このアクションで、踏み出してください。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。
七夕の願い、ぜひしてみてくださいね。
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2008年06月21日

今年もキャンドルナイト

 今日は夏至。となれば、もうすっかりお馴染ですね、そう、「100万人のキャンドルナイト」です。

2008mainvisual.jpg
 今ごろリマインドしてくれても遅いよ!と怒らないでくださいね。今回は今晩だけでなく、洞爺湖サミットの7月7日まで、かなり長丁場のキャンドルナイトです。

 今晩はキャンドルナイトをするのを忘れていたら、明日でも、明後日でも。もちろん毎晩でも、キャンドルナイトを楽しんでみてください。

 僕は今日も仕事をしていましたが(^^;)、帰宅してからキャンドルナイトで夕食。今日はブログも早めに切り上げて(笑)、これからローソクの明りでお風呂に入るつもりです。(8〜10時というのとはちょっとズレていますけどね(^^;))

 では、皆さんもスローな夜を!

毎日ご訪問、ありがとうございます!
皆さんのキャンドルナイトも聞かせてくださいね。
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2008年05月17日

結局廻ってくるツケ

 昨日ある国際NGOの理事の方々とお会いをする機会があり、その中で金融セクター出身の方が、非常に興味深い話を披露してくださいました。

 その方は世界的に有名な米系の銀行に勤めている際に、ブラジルに駐在になったことがあるそうです。ブラジルは貧富の差が非常に大きな国で、ごく少数の大金持が存在する一方、貧困層も多く存在します。

 またこれは別のところで読んだ話ですが、今やブラジルのお金持ちは道路の渋滞を避けてビルからビルへと自家用ヘリで移動し、週末にこれまた自家用ヘリで別荘に出かけたときを除けば、地上に降りることがないのだそうです。にわかには信じがたい話ですが、どうも誇張でもなさそうです。

 このようにブラジルでは大金持はビジネスで成功し、さらに富みを蓄積しているのですが、いざ海外の金融機関から融資を受けようとすると、かなり高い金利を払わなければなりません。ブラジルの国情は不安定だと判断されており、カントリーリスクが高いからです。

 これは何も政情不安な途上国に限った話ではありません。ご存じの方も多いと思いますが、バブルが崩壊し、日本の金融機関に対する信頼感が失われた90年代後半、日本に対してもジャパン・プレミアムという追加的な金利が発生しました。

 国際的に信用を失った日本の金融機関は、余計な金利を払わなければ海外の金融市場から資金調達をすることができなかったのです。これが拓銀や山一證券の破綻にも影響したといいますから、大変な影響です。

 自分たちの利益だけを考え、社会全体のことや、日々の生活に困窮する隣人の存在など見えないと言わんばかりの人はどこの世界にもいるようですが、そうした社会は間違いなく不安定な社会でしょう。とても持続可能にも思えません。

 貧富などの格差が拡大し、社会が不安定になればなるほど、社会全体としてのリスクは高まります。そして私たちが気付いていなくても、今の経済の仕組みの中でも、ツケは確実に廻ってきているのです。

 この銀行家の方はブラジルにいるときにそのことに気付き、それだったらむしろ社会をきちんとする方がいいのではと思ったそうです。カントリーリスクに対するプレミアムは、一回キリのことではなく、ずっと払い続けなければいけないのですから、長期的には大変な損失だからです。

 それがNGOの理事になった理由かどうかは聞きわすれましたが(笑)、お金を動かす力を持っている人がみんなことのことに気が付けば、世の中は随分と変わりそうです。

 少し前に、ブータンでは誰もが、「他人も幸せにならなければ、自分も幸せになれない」と考えているということを書きました(「大乗仏教の地にて」参照)。日本にも、「情けは人の為ならず」という諺があります。本当は昔からわかっていたことのようですが...

今日も読んでくださって、ありがとうございますm(__)m
皆さんのご感想をお待ちしています。
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2008年04月27日

GNHの国へ

GNHの国へ
 バンコクに着きました。今日はここで一泊して、明朝早くバングラディッシュのダッカ経由で向かう目的地は...  雷龍の国、ブータンです。

 前にも書いたことがありますが、ブータンは中国とインドに挟まれた小国で、経済的には未開発ながら、独自の価値観を堅持し、きわめて高い存在感を示しています。

 中でももっとも有名なのは、GNP(Gross National Product、国民総生産)ではなく、GNH(Gross National Happiness、国民総幸福)を高めることを追求していることでしょう。経済的な豊かさではなく、真の幸福を高めることを国の方針としているのです。

 もちろんそれを単に標語にしているだけでは意味がありません。より具体的な目標として、「平和と繁栄と幸福のためのビジョン」という2020年ビジョンを掲げています。

 GNHはその中心概念となっているのですが、それを実現するための6つの指針として、以下を挙げています。
・アイデンティティ
・調和と統一
・安定
・自立
・持続可能性
・柔軟性

 私たちにとっても役に立つ指針になりそうではありませんか? 

 しばしば「地上最後の桃源郷(シャングリラ)」などと呼ばれることもあるブータンですが、一方、経済などの観点から見れば、かなり「未開発」であると言うこともできます。もちろんブータンの為政者もそのことは認識しており、必要な開発を行ってGNHを高めようと考えているそうです。

 そしてその開発を進めるにあたり、「開発の5大目標」を定めているのですが、これがまたすごいのです。
・人材開発
・文化と伝統
・平等でバランスのとれた経済社会発展
・ガバナンス
・環境的に持続可能な開発

 とにかくまずは経済開発をしよう。そうすればみんなが豊かになって余裕もできるだろうから、いろいろな問題も解決するだろう。そういう安易な考え方とはまったくアプローチが異なるのです。

 国民が幸せになることを最大の目標に、そのためには何が必要かを考え、外してはいけないポイントもしっかり抑えてあるのですね。

 ブータンは九州より少し大きいぐらいで、人口はわずか60万人(公称では200万となっていますが、実際には60万人ぐらいなのだとか)という、日本で言えば地方都市ぐらいの小国です。GDPは403億ヌルタム(≒7億ドル)と、他の国と比べれば吹けばとぶような規模でしかありません。
 
 それでもブータンの国王は、周辺諸国からは一目も、二目を置かれているそうです。どこぞの「経済大国」の首相よりも、よっぽど丁重に扱われたのだという話も聞いたことがあります。これは、その「大国」には将来の国家ビジョンがないことと無関係ではないかもしれません。

 もちろんブータンも様々な問題を抱えているとも聞きますし、少なくとも経済的な意味では豊かではなく、生活が厳しいのは事実だと思います。そんなところも含めて、ブータンとはどんな国で、人々はどのように暮らしているのか。明日から自分の目で見て来ようと思います。

 噂に聞く持続可能で国民すべてが幸せな国の実態はどうなのか? 僕もどちらかというと理想的な部分を吹き込まれているかもしれませんが、その現実に触れられることを楽しみにしています。

今日もお越しいただき、ありがとうございます。
行動するブログ(?)、サスラボをよろしく!(笑)
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2008年01月04日

日本に望むこと

 興味深いアンケート結果を見つけました。「れからの日本に期待することランキング」です。



 より詳しいランキングの内容は以下からご覧いただけます。
■「これからの日本に期待することランキング

 1位が「老後は年金で暮らしていける国」であるのは、このご時世ごもっともな心配ごとだと思いますが、ちょっと意外だったのは、必ずしも利己的な願望だけではないことです。

 例えば、以下のような順位を見ていると、日本にはまだ辛うじて「公共心」や利他的な心が残っているんだなとちょっとホッとします。
5位 国民のマナーがよい国 76.8
8位 政治家や官僚が嘘をつかない国 73.1
10位 環境問題先進国 56.7
12位 経済格差が少ない国 55.0
16位 教育水準が高い国 44.9
17位 人々の間に差別のない国 42.8
18位 地方が元気な国 41.8
20位 公的機関や企業の情報開示が正しくなされる国 38.9


 以下の項目も、自分の利益といえば利益なのですが、けっしてガツガツした利己的なものではなく、安心して暮らせるためには当然必要な、リーズナブルなことばかりだと思います。
2位 治安のよい国 97.2
3位 税金が正しく使われる国 96.9
4位 医療費が安い国 82.6
6位 医療の質が高い国 74.6
7位 子どもを産みやすい/育てやすい国 73.9
9位 教育の質が高い国 63.6
11位 公共サービスが充実した国 56.7
13位 自然災害に対する対策が万全な国 51.7
14位 食料自給率の高い国 50.3
15位 ストレスなく働いていける国 48.3
19位 無料の公共サービスが多い国 41.4


 それにしてもこれらはいずれもごく当然の「期待」で、むしろ慎ましやか過ぎるのではないかとさえ思えます。欲が少ないのか、それとも「せめてこの程度は」と願うしかないほどにまで追いつめられているのか.... 皆さんがそれなりに今の生活に満足しているから、こうした結果になったのだと信じたいものです。

 もう一つ敢えて心配事を述べると、どれもが「現状維持」ないしは、「保守的」な目標のあるように思えます。「行け行けドンドン」を推奨するつもりも、現実とはかけ離れたバラ色の未来を夢想しろと言うつもりはまったくありませんが、もうちょっと夢があってもいいかなと思うのは贅沢でしょうか?

 いずれにしろ、どの項目もなるほどなと思うと同時に、持続可能な社会に通じるものも多いということです。持続可能な社会とは、特別な社会ではなくて、人々がごく自然に欲する要件を備えた、安心できる社会だからなのかもしれません。

 そう考えると、持続可能な社会も夢物語の理想像ではなくて、現実的な、地が足についた社会であるように思えてきませんか?

 そして最後に一つ、絶対に忘れたくないことがあります。このランキングは是非とも実現したい日本の将来像ですが、「そうなったらいいなぁ」と思っているだけでは実現しないということです。

 こういう社会が実現するように、私たち一人ひとりが行動を重ねる、少なくともそうなるように働きかけることを続ける必要があるでしょう。しかし、そうすればけっして実現不可能な将来像ではありません。

 いろいろなことを考えさせてくれるランキングですね。

今日も読んでくださって、ありがとうございます。
皆さんが期待することは何ですか?
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2007年08月03日

24時間要りますか?

 ウン十年前に初めて「セブンーイレブン」を知った時には、「え、そんなに早くから遅くまで開いているの?」と子供心にびっくりしたのを覚えていますが、今や大手のコンビには24時間営業が当り前です。

 もちろん僕だって深夜、早朝にお世話になったことも一度や二度ではありませんし、24時前後はかなり利用者も多いようです。でも、これって持続可能じゃないですよね?

 お客さんは便利かもしれないけれど、コンビニが開いているということで遅くまで活動しやすくなってしまうという面もありそうです。地域の治安の問題とか、エネルギーの浪費というだけでなく、もしかしたらお客さんの健康にも悪影響を与えているかも(?)しれません。

 お店側からもしても、本当の深夜・早朝はもうかるわけではないようですし、セキュリティのリスクは増えるし、アルバイトはなかなか見つからないしと、あまりいいことはなさそうです。しかしフランチャイズの契約で店は24時間開けていることが求められており、この負担に耐え切らずに店をたたむオーナーの方がいるというような話も仄聞します。

 と思っていたら、ついに24時間営業を部分的にやめるチェーンが出てきました。
 ローソンはコンビニエンスストアの24時間営業体制を見直す。全国に約8500店ある店舗のうち、採算性が低い店の営業時間を短縮し、売り場面積も縮小する。主に地方で売り上げ低迷を理由に閉店する店舗経営者(オーナー)が増えている。ローソンは地方店舗の採算を改善し、店舗網を維持するため、大手コンビニで初めて24時間営業の原則を変更する。
出典:「ローソン、24時間営業見直し・採算性を改善」(NIKKEI NET、2007年8月3日)

 あくまで採算の改善が目的とのことですが、経済性だけでなく、オーナーの方の労力においても割に合わなければ、24時間営業しなくてもいいようにする方がいいんじゃないかと思うのですが、どうでしょう?

 厚生労働白書も24時間営業の弊害を指摘しています。お客さんの立場に立つことは重要ですが、お客様は決して神様ではないはずです。僕が客の立場であれば、いくら便利であっても、そのために傷つく人がいるのだとしたら、そこまでの便利さは求めたくありません。

 だから僕は、24時間営業のコンビニは、持続可能な社会には似合わないし、必要のない形態だと思います。個人の生活や幸せを第一に考えるのが持続可能な社会ですから。

 これからはコンビニも原点である店名に立ち返って(笑)、7時〜23時を営業時間にしたらどうでしょう。それではどうしても今の日本の生活スタイルに合わないとしても、6時〜24時の18時間営業でほとんどのお客さんの要望には対応できると思うのですが... っていうか、生活スタイルを変える方が先かもしれませんけどね(笑)

《参考エントリー》
■「定休日を拡大

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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2007年07月19日

Take Action!

 "Take Action! 7.29" 「7月29日には行動を起こせ!」とヒデ(中田英寿)が呼びかける30秒のビデオクリップがYou Tubeにアップロードされました。



 映像を見ていただければわかるように、年金とかそんな問題ではなく、世界中の社会問題を取り上げたかなり社会派の印象が強いクリップです。

 最初は眼を塞がれ、口を塞がれていた中田ですが、眼を塞ぐ手、口を塞ぐ手が一つひとつ外されると、ついに眼を開き、地球をしっかり見つめ、「私たちにも出来ることがあります。7.29 Take Action」というメッセージが流れます。

 今度の参院選は、日本国内の政治に留まらず、世界にも影響を与える重要な選挙です。中田のその訴えが、若いファンの心にも届くことを期待したいと思います。

中田英寿オフィシャル・ホームページ
(中田のサイトって、日、英、伊、韓、中の5カ国語対応なんですね! スゴイ)

 ところで、以前「環境に熱心なのは誰?」でご紹介した「参院選候補者2007「環境通知簿」のページ」ですが、参院選公示日前に公表されたので、朝日・産経・日経・京都の各新聞紙面にも紹介されているそうです。

■「立候補予定者、だれが「エコ」? NGO、サイトで公表」(Asahi.com 2007年7月10日)
■「全候補者の環境政策を評価――大阪のNGO、参院選に向け」(日経ネット エコロミー 2007年6月19日)
■「年金も大切だが環境も大事 京のNPO、政党に聞き取り」(京都新聞 電子版、2007年7月11日)

今日も読んでくださって、ありがとうございます。
29日は、もちろんTake Actionですよね?
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2007年07月10日

環境に熱心なのは誰?

 今月最後の日曜日は第21回参議院選挙です。環境や持続可能な社会作りに積極的な人に投票したいと思うのですが、選挙公報では皆が「環境問題を重視」と書いているし、マニフェストもわかったような、わからないような... 誰がどう考えているのか、できれば過去にどのような言動をしているかもわかればいいのですが...

 と思っていたら、なんと今度の選挙では、立候補者全員を対象に「環境問題への関心&取組度」を調べ、総合評価・採点した結果が掲載されたサイトができました!
 
 持続可能な社会のための政策ネットワーク「エコロ・ジャパン」の政策した、おっと違った、制作した「グリーン・マニフェスト・キャンペーン2007 参院選「環境通知簿」公表リスト」がそれです。

 各党の比例区、選挙区の全候補について、加点方式で採点しています。減点はないので最低点は0点です。例えば、こんな感じです。

新党日本・公認候補  http://www.lovenippon.com/

■田中 康夫(参院選比例区 52歳)  総合評価 +40点

【所属】新党日本代表。前長野県知事
【評価】政策公約 0点  活動歴  +40点
【内訳】
    公約=環境に関する具体的な提言記載なし
    活動=長野県知事実績=森林整備予算を2.5倍に(+10)
    原産地呼称管理制度の実現(+10)、信州きこり養成講座(+5)
    「木製ガドレル」開発で地域雇用を創出(+5)
    化学農薬・化学肥料の使用を半減・全廃するレス50・レス100生産者支援(+5)、
    上高地への観光バスをハイブリッド車に限定(+5)
【ホームページ】http://itokazukeiko.com/seisaku/index.html

※URLは原文ママ
 
 公選法の制限があるのか、候補どうしや政党どうしの比較がしにくいのが難点ですが、それでもとっても役に立ちます。特にこれから何をするかという口約束、おっと違った、公約ではなく、過去に何をしたかという実績がわかるのがナイスです。特に「個人上位ランキング」を見ると、誰の、あるいはどの党の意識が高いかは一目瞭然です。

 それにしてもつくづく思うのは、日本でも早く選挙活動にWebが使えるようになればなぁということです。メールは制限した方がいいかもしれませんが、Webサイトは使えた方がむしろ公平で廉価な選挙運動ができると思います。それともこうやって公約や過去の実績が簡単に調べてられてしまうのが不都合な方々がいるんでしょうか? あまり反対の声が強いと、ついつい勘ぐりたくなってしまいます。

 なお、エコロ・ジャパン自身の「持続可能な社会のためのグリーン・マニフェスト」も是非ご覧下さい。ヒント満載です。

いつも読んでいただき、ありがとうございます。
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2007年07月07日

七夕によせて

 今日は七夕。しかも7年7月7日ということで、パチンコでなくても、何かいいことが起こりそうな気がしますね(笑)。

 それではこの七夕によせて、2025年の未来がどんなであって欲しいか、短冊に願いごとを託してみませんか?

 2005年から「言の葉さらさら」というプロジェクトが始まり、僕も7月7日に2025年の日本を想うことが習慣になって来ました。

 20年近い将来を考えることって、ふだんはなかなかないですよね。でも一年に一度ぐらい、ゆっくりと考えてみるのもいいのではないでしょうか。そのとき自分は何歳になって、どんな生活をしているのでしょうか? 大切な家族や友だちには、どんなでいて欲しいですか? そのためには、社会はどんな風になっているといいのでしょうか?

 そうやって、未来を具体的に想像するところから、未来の社会を作る活動が始まるのです。なぜなら、具体的なゴールがなければ活動を始めようにありません。そして何より、強く願えば願うほど、リアルに想像すればするほど、私たちの夢は実現しやすくなるのです。

 2025年の夢は以下のサイトへどうぞ。
言の葉さらさら2025」※音が出ますのでご注意ください。kotosarabanner.gif


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あなたが願い未来はどんな社会ですか?
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