2009年04月23日

グリーン・ニュー・ディールの行き先は?

 もし僕の見落としでなければ、新聞ではあまり大きくは報道されていませんが(^^;)、20日に環境省が「日本版グリーン・ニューディール構想(緑の経済と社会の変革)」を発表しました。
構想は6本柱で、〈1〉学校への太陽光発電設備の設置、ヒートアイランド対策として都市部の建物への屋上緑化などの公共事業を行う「緑の社会資本への変革」〈2〉省エネ家電や電気自動車への買い替えを促す「緑の消費への変革」〈3〉住民による里山保全などを支援する「緑の地域コミュニティへの変革」〈4〉太陽光発電や風力発電を普及させる「緑の投資への変革」〈5〉低価格の電気自動車の開発などを支援する「緑の技術革新」〈6〉アジア諸国での温暖化対策に協力する「緑のアジアへの貢献」――という内容。

 こうした事業展開で、2020年に環境ビジネスの市場規模を現状の70兆円から120兆円に、雇用を140万人から280万人に拡大できるとしている。
出典:「日本版グリーン・ニューディール、環境ビジネス120兆円市場に」(YOMIURI ONLINE、2009年4月21日)

 詳細な資料は、以下の環境省のページからダウンロードできます。
■「『緑の経済と社会の変革』について」(環境省)

 まだ詳しく読み込んでいるわけではないのですが、概要を眺める限りでは、まぁやはりこんなモノか、というのが正直な印象です。

 一番残念なのは、「環境にイイコト」をいろいろと積み重ねているのはわかるのですが、どこに向かっているかがわからないことです。このグリーン・ニューディールを行えば、何年後に私たちはどこへ到達できるのか? その一番大切なイメージがまったく伝わってきません。

 むしろ、手当たり次第に、考えつくいろいろなモノを詰め込んだだけなのではという感じを受けます。全体としての統一感どころか、お互いに相容れないかもしれないものまであります。

 もちろん個別には賛成できることも多いですし、特に「緑のアジアへの貢献」などは大歓迎ですし、本当に、本気で取り組むべき課題だと思います。

 エコプロダクツの買い換え促進が目立つのは、今回の政策がそもそも不況対策であることを考えればいたしかたないとして、それからさらに踏み込んで、コンパクトシティを目指したり、地域全体での取り組みを考えているのは、これまでの個別的な政策に比べるとかなり前進したとも思います。

 しかしそれでも、繰り返しになりますが、この統一感のなさ、方向感のなさは何なのでしょうか? ちょっと考えてまず気がつくのは.... 日本は低炭素社会を目指しているはずなのに、それが軸になっていないのですね。そもそも、2025年の中期目標もまだ決まっていないというのに、2020年の社会に向けた施策が決められるのかという疑問もあります。中期目標と今回の施策がきちんと整合性が取れるのでしょうか。心配です。

 かくいう僕は、今日はナチュラル・ステップの一日講座を開催しています。政府も、ナチュラル・ステップのフレームワークを使えば、長期的な持続可能性につながるもう少し戦略的な計画が出来るのではないかとも思ってしまいます(^^;)

 雇用や新しい市場を産みだすことには、もちろん賛成です。ぜひそうなって欲しいと思いますが、今回の施策が本当にそうした未来への投資になっているか? 一時的な「支出」に終わらないことを切に願いたいと思います。

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2009年04月02日

持続可能な企業の作り方、教えます

 今日は日帰りで滋賀県へ出張でした。新幹線の車窓からは、若葉の中に桜の花が混じる光景がそこかしこで見え、本当に綺麗です。「あぁこの景色をいつまでも残したいな」と心から思いました。で、今日の仕事の内容は... もう少ししたらお話しできると思います(笑)

 さて、こんな美しい景色の日本を残したいと思っても、今はどこに行っても「景気が...」という話ばかりです。しかしです、そういう大変なときだからこそ、本質を大切にしなければいけないと思うのです。持続可能性のための本質と言えば、ハイ、これはもうナチュラル・ステップのフレームワークがオススメです。

 サスラボでもご紹介したように、僕の会社で企画したナチュラル・ステップの入門セミナーを先月開催しました(「一粒で二度おいしいセミナー!」参照)。講師を務めてくださった積水ハウスの佐々木さんのトークの楽しさ、そしてもちろん内容の素晴らしさもあって、お蔭様で大好評でした。

 しかし、実際にナチュラル・ステップのフレームワークを使って、自分の会社や組織を持続可能にしようとすると... さすがに1〜2時間の話を聞いたり、一冊本を読んだぐらいではなかなか難しいですよね。

 ナチュラル・ステップの考え方をもっときちんと学びたい、身に付けたい。そんな方のために、4月23日にはナチュラル・ステップ・ジャパン(TNSJ)が主催する、公式の基礎講座が開かれます。僕もTNSJの運営委員をしているので、今回はTNSJ代表の高見幸子さんと一緒にファシリテーターを務めます。
ナチュラル・ステップ基礎講座「持続可能な企業のつくり方」
・ 日時:2009年4月23日(木) 9:30〜16:30
・ 会場:こどもの城 研修室904(東京都渋谷区神宮前5-53-1)
 http://www.kodomono-shiro.jp/access/index.shtml
 渋谷駅から徒歩10分(東口/宮益坂側)
 表参道駅 B2出口から徒歩8分/B4出口から徒歩9分
・ 受講費:25,000円(教材費含む、税込)
・ 定員:25名(定員になり次第締め切り、最少実施人数20名)
・ 講師:メインファシリテーター:高見幸子
    国際NGOナチュラル・ステップ・ジャパン 代表 
  サブファシリテーター:あだなお。
    国際NGOナチュラル・ステップ・ジャパン 運営委員
    株式会社レスポンスアビリティ 代表取締役

・ 主催:国際NGOナチュラル・ステップ・ジャパン
・ 共催:株式会社レスポンスアビリティ

詳しくは、こちら。

 特に今回は企業の方のお役に立てるように、タイトルも「持続可能な企業のつくり方」としました。ナチュラル・ステップの考え方を身につけて持続可能な企業にするための具体的な行動計画を立てたい方、前回のセミナーで学んだことをさらに深めて身に付けたい方、前回のセミナーには参加できなかった方、皆さんどうぞふるってご参加ください。講義だけでなく、楽しいワークも満載の充実した一日にしたいと準備を進めています。

今日もおつきあいいただき、ありがとうございます。
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2009年03月03日

今ごろですが... 2008年を

 今日はひな祭り。気づくともうこんな時期なんですね。年明け早々から一気にエンジン全開に近い状態が続いたせいか(^^;)、本当にあっという間でした。

 そんな時期にになりながら、昨年一年を振り返るというのもちょっとおマヌケではありますが...(^^;) Green News 2008Green.TVから発表になりました。僕が選んだ3大ニュースは、Green.TVのサイトでご覧ください。
■「あだなお。が選ぶGreen News 2008」(Green.TV Green Press Room)

 他の方がどんなニュースを選んだのか見てみると、2008年はかなりばらけていますね。しかし同時に、どれもがなるほどと思うものばかりです。つまりそれだけ、昨年は多くの変化があった年だったのだと言えるのかも知れません。そして、どれもがもう何年も前に起きた出来事のようにも感じます。

 冒頭に書いたように、今年はスピードだけはとにかく速く感じていますが、中味はどうでしょうか。残り10ヶ月の間には、これからの将来の岐路となるような大切なイベントがたくさんあります。一年後、いえ、十年後に振り返ったときに、あの時は大変だったけれどよくやったよね。そう言えるように頑張りたいと思います。

 そして今、環境の世界でどんなことが起きているかは、もちろんGreen.TVでチェックしてみてくださいね。

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2009年03月01日

近場を探検!

 遠くのものはしっかりと見に行くのに、近くにあるものは「いつでも見る機会はあるさ」と後回しにしてしまう。そんなことって、よくありますよね?

 でも、そうしていると、気がつくと結局訪れないまま何年も経ってしまったり、そんな結果になりがちです。「灯台もと暗し」なんてこともあるかもしれないのにです。

 そんな話を書くのも、実は最近ご近所でスゴイものを見てしまったからなのです。目黒雅叙園という名前は皆さんもご存じでしょうし、もしかしたら結婚式で参列なさったという方もいらっしゃるかもしれません。なにせ、日本で最初の総合結婚式場なのだそうです。

 平成になって改築された現在の内部はかなり凝っていて、初めて訪れた方はきっとびっくりすると思います。しかしここには、普段は一般公開されていない「百段階段」という国の登録有形文化財に登録されている保存建築があるのです。その名の通り、百段は続くかと思われるほど果てしなく続く、厚さ5cmの黒光りするケヤキ板の階段。「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルにもなったそうです。

 これが今、平山郁夫画伯の画と一緒に公開されているというので、まぁちょっと見てみようかなと、あまり深く考えずに訪れたみたのですが...
■「平山郁夫展 at 百段階段」(目黒雅叙園)

 入り口へは、専用のエレベータでアプローチするのですが、まずこれにびっくりです。天井の高い巨大なエレベータは、ゴンドラの中も扉も、壁面全体が巨大な螺鈿細工で覆われています。ちょっと見たことのないスケールです。

 そしてもちろん、この階段がスゴイ。曲がりくねっているので全体像がわからず、本当にどこまで続いているのかという気がしてきます。実際には99段だという話も聞き、何段あるのか数えてみたのですが、結局途中でわからなくなりました(^^;)

 技巧をこらした雅叙園は、かつて「昭和の竜宮城」と呼ばれたそうなのですが、この百段階段で結ばれた7つの部屋は、それぞれにまったく異なった趣向が凝らされた、驚くべきものでした。必ずしも趣味が良いとは言えないものも多いのですが(^^;)、豪華絢爛、贅を尽くしていることは一目でわかります。

 ここで拙い文章で説明するよりは、以下のサイトでぜひ「フォトパノラマ」をご覧ください。写真を見るだけでも驚かれずはずです。
■「美と匠の祭典〜百段階段」(目黒雅叙園)

 各部屋は意匠が異なるだけでなく、床柱にしている木も様々なのですが、いずれも信じられないほどの巨木です。床柱1本で普通の民家3軒分の費用がかかったというものもあるそうですが、さもありなんです。

 こんなところで宴会をしたら、当時の方々は本当に竜宮城に遊んでいるような錯覚を覚えたのではないでしょうか。今はもうこれらの部屋が宴会に使われることはないそうで、残念です... と思ったら、新館4階の和室宴会場の入り口が、これまた相当にキッチュな空間になっています(^^;) 外国からのお客さんをお招きしてのパーティーを企画するときには、こんなところを会場にしたら楽しそうです(笑)

 趣味的な好き嫌いはともかく(^^;)、「いやぁ、こんなものがこんなところにあったんだなぁ」ということで、一見の価値アリです。ふだんはお高い食事とセットでないと見学できなかったりするのですが、今であれば平山郁夫さんの展覧会ということで、入場料(1500円)だけで見学できます! ただし、部屋のインパクトがあまりにスゴイので、平山さんの上品な画はすっかり霞んでしまっていますが...(^^;) ちなみに、展覧会は3月31日までです。

 いやぁ、本当にいろんなものがあるものですねぇ。皆さんも、近場を探検してみると、意外なものが潜んでいるかもしれませんよ。

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2009年02月17日

SPOは出たけれど

 今日は朝10:30〜夕方17:30まで、7時間に渡る長大なシンポジウムでした。ご参加いただいた方々には、改めてお礼を申し上げます。パームオイルを例に、生物多様性の保全における企業の役割考えるものだったのですが、単に時間が長かっただけではなく(^^;)、様々な立場の方々にご報告いただいたので、なかなか厚みのあるものになったと思います。
■「シンポジウム「生物多様性と企業の役割〜パーム油の現場から」」(地球・人間環境フォーラム)

 午前中、HSBC在日副代表の山田晴信さんからは、HSBCグループが生物多様性の保全のために非常に厳しい投融資基準や運用体制を持っていることや、社員による生物多様性の保全活動のためにきわめて多額の予算を使っていることをご報告いただきました。おそらく日本の企業の方にはかなり驚きではなかったかと思います。

 地球・人間環境フォーラムの満田夏花さんによる世界各地の現状のレポートは、プランテーションの開発が地域の方々、特に先住民の方々にどのような影響を与えているかをわかりやすく示すもので、これで一気に問題がリアルに感じられるようになったのではないでしょうか。

 午後は、パームオイルを例にした具体的な報告が続きました。昨秋の6回目の円卓会議(RT6)頃からいよいよ持続可能なパームオイル(SPO)が登場し、2008年末までには認証済みSPO(CSPO)は150万トンですが、今年2009年は一年間で300万トンが出荷されるという嬉しい報告から始まりました。

 しかし現実には、CSPOの量はパームオイルの全体量に比べればまだまだ少ないわけですし(300万トンでも8%前後)、CSPOが供給されるようになったからといって、プランテーションの開発にストップがかかるわけでも、野生生物の住み処が守られるわけでもありません。問題は問題として存在し続ける中、小さな第一歩が刻まれたに過ぎないのです。

 昨年一年のパームオイルの価格の急騰(今は逆に非常に安い価格になってしまっていますが)、BDFの需要をあてこんだプランテーションの急速かつ大規模な開発。一向に改善されることがないと言ってもいいような、先住民の生活や地域社会への壊滅的な悪影響。ますます明らかになる気候変動や野生生物への深刻な影響。

 そんな報告を聞いていると、SPOが世に出るようになったからと言って、とても安心してはいられないなと感じます。SPOの誕生はゴールではなく、出発点に過ぎないのです。

 ただそれでも、6年以上に渡り、立場の異なる様々な方々が多数集まり、より良いパームオイルの生産方法の確立に向け、SPOの誕生に向け、真摯な努力が積み重ねられて来たことは、やはり大きく評価されるべきでしょう。そしてあらためて、消費国の人間としての、企業としての責任を深く考えざるを得ません。

 というのも、日本は世界でも有数のオイルパームの輸入国ながら(どなたかが、たしか8位と言っていたかと思います)、オイルパームの生産現場の様々な問題のことはほとんど知られていないと言っいい状態だからです。私たちの生活や、ビジネスが、非常に大きく依存し、また影響を与えているのにも関わらずです。

 そしてそれを解決しようという国際的な動きにも、残念ながらほとんど貢献できていません。「責任」を感じるべきである人も企業も、まったく無関心なのです。

 RSPOの顧問であるチャンドランさんは、生物多様性が豊かな国は経済的には貧しく、生物多様性が貧しい国が経済的には豊かである矛盾と、西欧の先進国の豊かさが、実は途上国の生物多様性の豊かさに依存したものであることを指摘していました。非常に耳の痛い言葉です。

 日本は先進国ですが、その中ではかなり生物多様性にも恵まれた国です。しかし、やはり途上国の生物多様性を収奪していますし、それにも関わらず自分のやっていることに無頓着・無関心です。この事実をしっかりと認識しないことには、COP10どころではないかもしれません。

 今のところまだ日本の企業からはSPOを原料とした製品は出ていないと思います。おそらく今後少しずつそうした製品も出て来るでしょうし、出て来て欲しいとは思いますが、SPOを使えばそれでいいということではありません。問題を根源から捉え、本質を考えることが必要なのではないでしょうか。今日のシンポジウムが、そうしたことを考えるキッカケになればと強く思います。

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2009年02月06日

必要なのは発想の転換

 今日は札幌に来ています。札幌の企業の皆さんと、地域に密着したCSRについて考える研究会です。僕はアジア各国の地域開発のCSR事例などをお話ししながら、いかに企業の持つ発想やノウハウが地域社会を根本的に変え得るかをご紹介しました。行政の力が不足している地域でも、発想を転換して企業の力を使えば、それを十分にカバーできるのです。CSRが社会を変えることができるのです。

 一方、北海道は? 景気悪化を含めて問題は山積みと札幌の皆さんはおっしゃるのですが... 食料自給率は200%で日本最高、さまざまな観光資源に恵まれ、住宅事情も良く、そして何より豊かな自然に囲まれて、こんなに条件が良いところはないのではないかと僕には思えます。再生可能エネルギーを大胆に導入してエネルギーの自給率さえ上げれば、すぐに持続可能になりそうです。

 昨日からちょうど雪祭りが始まっていて、研究会の後、会場の大通り公園をちょっと歩いてみました。巨大な雪像は迫力満点で、なるほど日本中はおろか、世界からの観光客も集まるわけです。普通だったら客足がもっとも少なくなる2月に、7日間で220万人の観光客を集め、ホテルも飛行機も満杯にしてしまうのですから、大変な集客力です。やっかいものの雪を売り物にしてしまったのですから、ものすごい発想の転換です。

 持続可能な社会を作るためにも、さまざまな難問を解決するためにも、本当に困って、追いつめられて、考え抜いたり、工夫を重ねることが重要なのかもしれません。研究会の後で話をした市役所の方が、「行政がしっかりしていない地域ほど、NPOや市民活動が頑張っている傾向がある」とお話しなさっていたのが印象的でした。あまり誉められたことではないかもしれませんが、切羽詰まって初めて、人間は頑張るのかもしれませんね(^^;) 本当はなるべくそんな切羽詰まった状態にはならない方がいいのですが...

 今日の札幌は朝から久々の大雪で、道路も真っ白でした。僕のように慣れない人間は歩いていてコケてしまうのではないかとちょっと心配だったのですが(笑)、歩道はどこも綺麗に除雪されてまったく問題ありませんでした。随分綺麗に歩道だけ除雪されているなと感心したら、ロードヒーティングで融雪しているのだそうです。

 たしかに便利で安全ではあるのですが、環境負荷や経済的な負担を考えるとちょっと微妙な気持ちです。あまり持続可能とは言えませんよね。どうしたらもっと、環境と経済の負荷を低く、なおかつ安全な歩道にできるか? 難問ではあるのですが、これも真剣に考えたら、何か意外なブレークスルーが見つかるかもしれません。頭を絞って考えることこそ、人間が持つもっとも安くて効果的な武器なのですから。

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2009年02月01日

信じてくれない...

 京都からの帰路、品川で新幹線を降りようと思ったら、切符が見当たりません(^^;)。「まぁ、しかたない。改札口で説明しよう」と思ったのが甘かった... どう説明しても、「乗車した区間の切符をもう一度買い直してください」の一点張りです。

 切符を買った領収書はあるし、一緒に二人分買ったもう一人の切符は手元にあるし、京都で自動改札を通ったときの記録は残っているはずだし、車内での検札もパスしているし(そこまではたしかにあったのです)... 状況的にはきちんと切符を買って乗っていたことがわかると思うのですが、それでも切符を持っていないとダメなのだそうです。

 最初に対応した駅員さんだけでなく、後から出てきた助役さんまで、いくら説明してもまったく状況を考慮しようとはせず、「とにかく買い直してください」としか繰り返しません。「こちらが言うことは信じてもらえないのですね?」と聞くと、「切符しか見ませんから」とまで言う始末です。

 マニュアルに忠実なのは結構ですが、客の立場を配慮しようとか、状況に応じた臨機応変な対応をしようという態度が、責任ある立場の方にもまったく感じられなかったのは非常に残念です。「信じてもらえない」と客が落胆することの意味が想像できないのでしょうか...

 そんな訳でどうしても改札を出してくれないので、結局割引なしの正規運賃で切符を買い直さざるを得ませんでした。一年以内になくした切符が見つかれば、手数料を引いて払い戻ししてくれるそうですが... 帰宅してからもう一度念入りに服のポケットも、サイフも、カバンも調べたのですが、残念ながら切符は見つからず、結局二重払いで終わりそうです。

 不正乗車をなくしたいという気持ちは十分理解しますが、クレジットカードで購入して、自動改札と検札で記録が残れば、払戻したりとか、そういう不正は発生しようがないように思うのですが... どうやら客を信じて顧客サービスを徹底するよりは、不正防止と増収の方に興味があるように見受けました。

 それにしてもこれだけ状況証拠はあるのに信じてもらえないのも癪なので、帰宅してからネットでちょっと調べてみました。結果的に、常にどこでもこのような硬直した運用がなされているようで、切符をなくした皆さんの諦めと憤慨が多数見つかりました(^^;)

 企業経営あるいはCSRの観点から見れば、客の立場を考えないでマニュアルの厳格な運用をすればむしろ逆効果ではないでしょうか。もちろんそれがルールだからというのはわかりますが、切符の購入から使用まで電子的にトレースできる状況になっているのに、昔と同じルールでしか運用しないというのもどうかなと思います。
《参考リンク》
■「なぜマニュアル社員ばかりが増えるのか」(キャリアナビゲーター・前川タカオの"はたらく論")

 電子チケットが一般化してきた航空券の場合には、この手のトラブルは起きにくくなりつつありますが、航空券の場合にはさらに、三ヶ月以内の不正利用されなければ、紛失した切符が見つからなくても、二重に買った分は払戻してもらえるそうです。新幹線もそのぐらいの対応は出来るのではないかと思いますが...

 JRの切符も完全に電子化されるか、より現実に即したルールに変更されるまでは、とにかく切符はなくさないようにするしかないようです。皆さんも、十分ご注意くださいね。

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2009年01月31日

生テレビ

 昨夜から京都に来ています。今日は国際日本文化研究所で開催の研究会に参加した後、夕方から滋賀県のBBCびわ湖放送へ急行。夜7時から3時間の生放送ワイドスペシャル、「持続可能社会へ! 滋賀の挑戦 〜一人の百歩より百人の一歩〜」へコメンテーターで出演してきました。

 滋賀県では昨年、「持続可能な滋賀ビジョン」を策定し、2030年の滋賀県のあり方を決めています。大きな柱は、2030年に温室効果ガスを1990年比で50%削減することで「低炭素社会を実現すること」と、健全な生態系と安全・安心な水環境を確保し、また、人の暮らしと琵琶湖の関わりを再生することにより「琵琶湖環境を再生すること」です。
《参考リンク》
■「持続可能な滋賀社会づくり」(滋賀県)

 いずれも大変先進的かつチャレンジングな目標です。今回は嘉田知事もスタジオに駆けつけ、東大の山本良一先生などのコメンテーターと、滋賀県で実際に様々な活動をしている「エコ名人」の皆さんと一緒に、この目標をどう評価するのか、どう実現するのかについて、議論しました。

 若い学生さんたちからは、「目標としては良くても、具体的にどうやったら実現できるのかわからない。」、「本当にそんなことが出来るのか?」という現実路線の質問もありましたが、僕が一番嬉しかったのは嘉田知事の「出来るかどうかではなくて、やるんだということです」という言葉でした。

 チャレンジングな目標であればあるほど、実現可能かを議論しだすとキリがありません。しかしそれで尻込みしてしまっては、とても実現はできないでしょう。そうではなくて、「絶対に実現するのだ」と決心して、それに向かって全力を尽くすことこそが、実現への第一歩なのです。

 今日の議論の結論も、私たちは本当に危機的な状況に直面しており、今までのやり方を根本的に変えるような覚悟と努力が必要だということでした。しかし、そうした大転換をリードする指導者が、滋賀にはいるのです。

 日本が変わるとしたら、いえ変わらなくては大変なことになってしまうのですが、それは中央からではなくて地方からでしょう。そのことを今日はっきりと感じました。

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2009年01月21日

変わるアメリカ

 オバマ大統領が就任しました。米国史上おそらくもっとも待ち望まれた大統領であると言われるのは、初の黒人大統領であるからはもちろんですが、ブッシュ前大統領からようやく解放される、それによって悪夢のような8年間とも訣別できる、そういう意識も強く働いたのでしょう。

 就任演説については既に様々なメディアが様々な解説を試みていますので、詳しくはそちらにお任せすることにしますが、「一部の者の強欲と無責任の結果」ひどく弱体化した経済を引き継ぎ、アメリカが「新しい責任の時代に入る」ことを訴えたたり、イラクをイラク国民に返すことを述べ、核の脅威とも、地球温暖化とも戦うことを誓ったことは、予測されていたことではありますが、ブッシュの正反対の方向性であり、全面的に歓迎すべきことです。

 イスラム世界との相互理解を進め、貧しい国の人々を助け、誠実や勤勉、勇気、公正、寛容、好奇心、忠誠心、愛国心といった価値観に立ち戻る必要があることは、あたり前のことではあるのですが、そのあたり前のことを堂々と述べ、それを人々の心に響かせることができる大統領の誕生は、世界中が歓迎していることでしょう。

 テレビには涙を流して喜んでいる人が何人も登場していましたが、その様子を見ているとこちらまで気持ちが高ぶってきました。まさに歴史的な瞬間です。
《参考リンク》
■「オバマ大統領就任演説」(読売新聞、2009年1月21日)

 オバマ大統領の就任にあたり、ホワイトハウスのWebサイトも完全リニューアルされました。インターネットを駆使してきた、オバマ大統領らしいやり方です。重要課題に対する政策もさっさく掲げられており、環境に関するものは"ENERGY AND THE ENVIRONMENT"の中で述べられています。

・これから10年の間に1500億ドルの戦略得的投資を行なって、500万人のグリーンジョブを生み出す。
・2015年までに100万台のプラグイン・ハイブリッドカーを走らせる。
・2012年までに電気の10%を、2025年までには25%を再生可能エネルギーにする。
・経済全体でキャップ&トレード・プログラムを実施し、2050年までに温室効果ガスを80%削減する。

 いずれも信じられないような、これまでの政策を180度転換するようなものばかりです。オバマ政権は、アメリカは「海外からの石油中毒を終わらせる」と言っていますが、アメリカにとっても、世界にとっても意味のあるこの政策が、一刻も早く実現することを待ちましょう。

 オバマ大統領は就任演説の中では"change"という言葉をほとんど使いませんでしたが、アメリカは既に変わり始めたのだと思います。

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2009年01月12日

「奇跡的に」残された風景

 高山では、もちろん白川郷へも足を延ばしました。というより、冬の白川郷を訪れることが、今回のメインテーマです。

 皆さんご存じのように、岐阜県白川郷は富山県五箇山と一緒に、世界遺産に登録されています。合掌造りの集落が残っているからです。今回は高山在住の知り合いに案内していただいたので、一日で両方とも訪れることができました。

 白川郷には大型の合掌造りが遺されており、連休ということもあり、極寒期にも関わらずかなりの訪問客が集まっていました。よく写真集やポスターで見る、お馴染の光景です。
sirakawagoh.jpg


 それはそれで素晴らしかったのですが、五箇山の相倉集落は、合掌造りはやや小ぶりなものの、訪問客の数はぐっと少なく、雪も深く、より味わい深い景色でした。

 こちらは完全に日本海側なので、雪は水分が多くて重く、降る量も多いのです。小さな村全体が雪ですっぽりと覆われているようで、昔はもちろん、今ですら暮らすのは大変そうです。大体、東海北陸自動車道が全線開通し、高山市から白川郷・五箇山にスムーズにアクセスできるようになったのは、昨夏のことなのです!

 ウィキペディアの「白川郷・五箇山の合掌造り集落」を見ると、「白川郷と五箇山の集落地帯は、有数の豪雪地帯であることによって、周囲との道路整備が遅れたため、奇跡的に合掌造りの住居構造が残った」とありますが、要は二地区とも、きわめて交通の便が悪く、かつては冬は陸の孤島状態であり、戦後の経済発展からは取り残され、それが故に古い住宅が残ったのです。それが1970年代の旅行ブームなどで再発見された。そういう構造でしょう。

 これは中山道の宿場町、妻籠や馬籠などと同じです。たしかにそれは「奇跡的」なのですが、意図的ではなく、世間から忘れ去られていたために、結果的に古いものが遺されていたのですね。

 実際、相倉集落を少し歩いてみただけでも、かつてここで生活することがいかに大変であったかを容易に想像できます。今その遺されたものが文化的価値を持ち、観光資源となったことは幸いですが、そうした理由でしか日本の普通の街並みが残っていないことは、少し悲しく感じます。

 「文化財」を保護するために、今でもガラスを入れずに障子1枚の合掌造りは、たしかに住むのには大変そうです。しかし、機能的によく考えられた構造や、立派な柱に支えられて何百年も使える躯体、代々大切に伝えられてきた什器など、私たちが学ぶべきこともたくさんあります。

 結果的に取り残されたものを再発見するのではなく、積極的に古いものの中に優れた知恵を発見し、将来に伝えていく。そういう作業がもっと必要なのではないか。そんなことを思いながら、美しく、厳しい、日本の風景を体験してきました。

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2009年01月07日

性善説で行きましょう

 インターネット上の無料百科事典、ウィキペディアを日頃愛用している方も多いと思います。僕もその一人で、ちょっとしたことを調べるとっかかりとして、非常に重宝しています。

 ご存じようにウィキペディアの最大の特徴はオープンコンテント、つまり本文などのコンテントを広く共有(オープン)していることにあります。

 またその基本方針に賛同する人は、誰でも記事を編集したり新しい項目を追加することができるという点もオープンです。

 こうした特徴で多くの利用者を集め、それがさらに書き手のやる気をもたらし、世界中で1202万記事、もっともよく使われている英語では268万記事、第5位の日本語では54万9千記事が掲載されており(2009年1月1日現在)、世界最大の百科事典になっています。
《参考リンク》
■「Wikipedia:全言語版の統計

 ウィキペディアをお使いの方はお気付きかと思いますが、数日前からトップに「感謝の言葉、ウィキペディア創設者ジミー・ウェールズより」という一際大きな文字のリンクが張られています。

 昨年7月から始まった募金に対し、12万5千人の方々から400万ドルが寄付され、さらに大口の支援が合計で200万ドルあり、合計で600万ドルの目標を達成し、今年6月末までの運営費が集まったことを謝するジミー・ウェールズ氏のメッセージです。
 僕も12月にごく少額を寄付しましたが、そのときには600万ドルにはまだしばらくかかるのかなと見えたのですが、最後にドンと大口の寄付があったようです。

 個人の小口の寄付がたくさんの方から寄せられたことも、大口の寄付も、両方とも嬉しいことですね。世界中の多くの方々のボランタリーな無償の貢献が積み重ねられ、世界最大の百科が作られ、日々更新され、そのこと自体をまた多くの方々の寄付が経済的に支えている。10年前にはまったく考えられなかったことが、現実に起きているのです。そして私たちも日々それになんらかの形で関わっているのです。

 オープンであるが故に様々な問題があるのも事実ですが、それを自分たちで解決していくプロセスや、その自己浄化力があることが興味深いですし、まるで生き物の成長を見ているようです。こういうプロセスを見ていると、やはり性善説で行こうという気になってきます。
《参考リンク》
■「ウィキペディア

 ウィキペディアが成功したのは、これが「情報」というインターネット上で直接やりとりが容易なモノを扱っているからであるのは確かですが、この情報の発進力を使えばリアルの世界と結びつけとんでもない成果を出すこともできるはずです。僕たちは、すごい時代に生まれたものだと思います。

 持続可能な社会を作るためにも、Wikiなどのインターネット上のしくみはきっと役に立つと思いますし、サスラボも矮小ながら、そうした情報のやり取りのために役立てればと思います。もちろん、サスラボ以外にもおもしろい仕組みが作れないかと、実はいくつか別のアイディアを温めています。誰かITに強い助っ人はいませんか?

今日も読んでくださって、ありがとうございます。
ご声援も、ご支援も大歓迎です!
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2009年01月01日

謹賀新年

 明けましておめでとうございます。

 目を覚ますと、サンゴ礁の海の上、既に太陽は高く上がっていました。けっしてお正月から寝坊をしたわけではなく(笑)、南国は太陽が沈むのも、出るのも速いのです。昨夜は真夜中までパーティー会場からの大音響が途絶えず、せっかく南海の離島に来たのに騒々しい大晦日でしたが、一夜明けると、静かなものです。

 穏やかな南国の海はお正月といえどいつもと同じ光景だなと思ったら、ここには日本人のダイバーも多いので、レセプションには鏡餅が飾られ、朝食にはお雑煮とお餅も出てきて、ちょっぴりお正月気分も味わえました。

 このままのんびりできれば本当にお正月気分に浸れるのですが、帰りの飛行機が今日の便しか取れなかったために、1日の午前中に帰国との途に着くという慌ただしいスケジュールになりました(^^;) しかもけっこう不便な場所まで来ているので、帰路もスピードボート、車、国内線2便、国際線を乗り継いで、合計24時間を越える長旅です。

 正月早々ヤレヤレではあるのですが、これも「いつまでもそんなところでノンビリしている場合じゃないでしょう。さっさと仕事を始めなさい」という天啓だと思って、長い移動時間をリハビリタイムにして、早期に仕事に復帰したいと思います。

 今回の休暇中にボルネオの海で確かめた豊かな生物の世界は、僕の今年一年の仕事の原動力となってくれることでしょう。私たちはこの生き物たちによって生かされ、これを少しでも良い形で伝えていくことが使命なのだということを、もう一度確認させてくれましたから。

 そして帰路、センポルナという港町でボートを降り、タワウの空港に向かう1時間強の道は、両側ともひたすらびっしりとオイルパームのプランテーションが続いていました。まだ植えられたばかりの若い木も多いのですが、空港まで送ってくれたリゾートのスタッフに聞くと、2000年以降に開発が進み、ここ数年で一気に広がったとのこと。

 以前は森の中にところどころココヤシを育てているぐらいだったらしいのですが、この5年ぐらいの間にそれがすべて切り拓かれ、本当に見渡す限りのプランテーションになってしまったそうです。こんなところまでこんなにしてしまった人間の業の深さに、そして間接的ながらそれに加担しているかもしれない自分の生活に、なんともやるせない気持ちになってきます。

 空港を飛び立った飛行機の窓から地上を見てみると、もう本当にこの地域全体がプランテーションになっていとゾッとしました。この辺の農園がどの程度環境に配慮した経営をしているのかはわかりませんが、いくら細かいところで配慮したところで、これだけの面積を開発してしまっては意味はありません。

 ここにもまた、部分的に環境配慮は進んでも、全体での持続可能性が失われている現実があります。しかし、昨年一年で、私たちは明らかにより多くのことに気付き、いくつもの新しい解決方法も提案されました。明らかに新たな流れが出来つつあることも感じます。

 危機がより深刻になっているのは確かですが、希望の明りが消えてしまったわけではありません。なすべきことはより明確になりました。タイムリミットを十分に意識して、全体と部分の量的な関係をしっかりと見ながら、あとは実行するのみです。

 辛うじて残されている生物多様性を次の世代に手渡すために、私たちの生活と経済を自然の法則に適ったものにするために... やるべきことはたくさんあります。サスラボを訪問してくださる皆さんの知恵と勇気と行動が、持続可能な社会への道筋を作るはずです。さぁ、今年も頑張って働きましょう(笑)

 それでは一年間、どうぞよろしくお願いします!

  2009年1月1日

   あだなお。 クアラルンプール国際空港にて

ご訪問いただき、ありがとうございます。
今年もサスラボの応援をよろしくお願いします!
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2008年12月31日

どうぞ良いお年を!

 去り行く2008年を皆さんはどのようにお過ごしでしょうか? 「変」という今年の字が示すように、本当に激変の一年でしたからね。いろいろな変化を経験なさった方も多いと思います。

 僕はボルネオの南海で一年をゆっくり振りかえって来年の計画を練るつもりだったのですが、この4日間、結局ダイビング漬けであまりゆっくりものごとを考えられるような状況ではありませんでした(^^;)

 それでも日常の生活からは離れ、水中の多様な生き物たちを眺めていると、気分が随分とリフレッシュしたのは確かです。ボルネオの海には、陸上以上に多様な生き物が住んでいて、日本はもちろん、他の南海でもななかお目にかかれない魚や生き物が次々に登場して、ダイバーの目を楽しませてくれるのです。

 今回特に印象に残っているのは、久しぶりに潜った夜の海です。同じ場所なのに、昼とはまったく違った生き物たちがうじゃうじゃと湧き出て来るのです。ライトを消せば漆黒の世界なのですが、その中にこれだけ多くの生き物が活動しているのは驚きです。

 もちろん生き物たちは人間の視線や考えとはまったく関係なく生活しているのですから、私たちが承知している必要などまったくないのですが、それでもこの地球の上にすら、私たちが知らない世界がまだまだたくさんあることに、新鮮な驚きと、そして新たな可能性を感ぜずにはいられません。

 これこそまさに生物多様性ですが、その生物多様性を実感しながら、来年を生き物たちにとってもっと良い年にしたいと思いを新たにしました。

 あと数時間でやって来る2009年が、私たち人間にとってはもちろん、生き物たちにとっても、少しでも良いものになることを願い、そして、そのために私たち一人ひとりがわずかでも確固たる貢献をすることを誓いたいと思います。

 どうぞ良いお年をお迎えください。

今年も一年間、ご愛読ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします!
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2008年12月28日

南へ

 というタイトルで以前ずいぶエントリーを書いた記憶がありますが... 今年も海外に出かける機会は多かったのですが、南に下ることはいつもよりは少なかったかもしれません。

 一昨日26日でなんとか会社の方は仕事納めをして、昨日から待望のお休みです。休み中にゆっくり考えたり、書いたりしたいものもあるのですが、とりあえずまずは完全にオフモードに切り替え。昨日は一日かけてボルネオまで移動。機内でグッスリと眠っているうちに赤道近くまでやって来ました。

 今はコタキナバルで国内線を待っているところですが、今日はこれから飛行機、船と乗り換えて、さらに非日常な場所へ移動です。これから数日間、あまり更新できないかもしれませんが、その場合にはどうぞご容赦ください。

 それでは皆さんも、どうぞ楽しい休暇を、ゆっくりとお過ごしください。

今日もご訪問いただき、ありがとうございます。
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2008年12月12日

エコプロ展大盛況

 昨日は他の仕事があったので、僕は今日からエコプロ展です。と言っても、午後から会場に出かけ、夕方4時まではシンポジウムに出ていたので会場を廻れたのはその後の2時間弱ですが...

 今年はエコプロ10周年、750社・団体が出展し、会場の広さもこれまでで最大の6ホールです。東京ビッグサイトの東展示場をすべて埋めつくしていて、もはやこれ以上は広がれないという大きさになっています。

 さすがにこれだけ広いと、正直言って、どこに何があるのかよくわかりません(^^;) きちんと地図をたどらないと、お目当てのブースに辿り着くのも大変です。僕は今日はざっと全体を眺めようと思ってあまりあてなく彷徨いましたが(笑)、目的がはっきりしている場合には、事前のリサーチが必須です。

 こんなおもしろいプロダクツ(↓)の展示もあったようですが、そういうわけで僕は見逃してしまいました(^^;)

 一方、僕がお話をさせていただいた特別シンポジウム「企業が生物多様性に取り組む意義は何か」も、お蔭様で大盛況でした。400名以上のキャパシティーがあるかなり大きな会場だったのですが、随分前の段階で、事前申し込みだけではるかに定員をオーバーしてしまい、申し込み受付は打ち切らざるを得なかったとのこと。今日もキャンセル待ちの長い列が出来たとのことで、お待ちいただいたり、参加できなかった方には本当に申し訳ありません。m(__)m

 シンポジウムの様子は、早速グッドニュース・ジャパンさんが「企業の環境責任強調 − エコプロダクツ展で生物多様性シンポ」という記事で紹介してくださっていますが(素早い!)、パネルディスカッションでご登壇いただいた4社の活動や計画がいずれも素晴らしいものでした。

 今回ご参加いただいたアレフさん、住友信託銀行さん、積水ハウスさん、リコーさんはいずれも、5月のCBD COP9の際にドイツ政府の「ビジネスと生物多様性イニシアティブ」に参加し、トップの方が「リーダシップ宣言」に署名した、生物多様性の先進企業ばかりです。

 したがって、考え方や取り組みが優れているのは当然と言えば当然なのですが、あまりにどの企業も「生物多様性を保全するのは企業として当然」、「今までやって来たことを、生物多様性という言葉で整理しただけ」とあまりに自然体なので、こちらがびっくりさせられてしまいました(^^;)。

 また、今回のエコプロ展では生物多様性関係の展示やイベントも多くあります。既にサステナ・ラボでもご紹介しているように、明日もまだ「企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)」のガイドツアーもありますし、午後3時からは三井住友銀行さんのSMBC環境ビジネスフォーラムで、「生物多様性とビジネス」で対談もします。

 まだ明日の土曜日1日ありますので、東京周辺の方はぜひ、この熱気を感じに、東京ビッグサイトまで足をお延ばしください。会場でお会いしましょう!

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2008年12月10日

コピー用紙の新しい基準

 今売り出し中の年賀はがきには「再生紙はがき」という表示がありません。ご存じのように今年の1月に、今年の年賀はがきは古紙配合率に大幅な水増しがあることが発覚しました。今回の年賀はがきにも古紙が混ぜられはいるのだそうですが、以前の表示にあった「40%」にはまだ及ばないため、また製品によってバラツキもあるので、あえて表示はしないのだそうです。

 偽装再生紙ははがきだけではありませんでした。ほとんどすべてのコピー用紙も偽装だったというのですから、皆さん開いた口が塞がらなかったことと思います。

 配合率の数値が高ければいい。古紙100%であるのが、もっとも環境に優しい。そういう安易な考えが問題の背景にあったのも事実で(※)、環境省はグリーン購入法の基準の見直しを行う中で、コピー用紙の基準を、再生紙の配合率だけによるものから、総合評価指標に切り替えることにしました。その基準案が固まり、今週からパブリックコメントの募集が始まっています。
(※)とは言え、偽装は決して許されることではありませんし、製紙会社はそのことに対する責任を取ったとは思えません。
《参考リンク》
■「グリーン購入法に係る特定調達品目及びその判断の基準等の見直しの概要(案)に対する意見の募集について(お知らせ)」(環境省)

 詳しくは、環境省のお知らせにある「特定調達品目及び判断の基準等(案) (変更箇所抜粋)」などを参照していただきたいと思いますが、要点は以下の図がわかりやすいと思います。
sougouhyoukasihyou1.jpg出典:「コピー用紙基準に総合評価指標 間伐材利用入るも課題は山積み」(NBonline、2008年12月11日)

 古紙配合率の適合範囲が100%から70%になったことをもって「後退」とする向きもあるようですが、僕はむしろ総合評価の方が好ましいと思いますし、古紙配合率100%というだけで「適合」としてしまうのが本当にいいのかとも思います。

 むしろ問題だと思うのは、間伐材パルプの配合です。間伐材の有効活用はたしかにいいことだと思うのですが、トレーサビリティをどう確保するのかとか、間伐材だったらなんでもいいのかとか、その辺はかなり気になります。

 現在の総合評価指標は加点式で、プラスになる点を加えていって合計が80点以上になればいいという方式ですが、むしろかけ算にして、5つの条件すべてをある範囲で満たすようにするぐらいの方がいいのではないかとも思います。

 最終的にどういう紙の利用を推奨するのかを明確にイメージして、それにあった指標になるようにしてもらいたいものです。パブコメは年明け6日まで可能ですので、皆さんも冬休みにじっくり考えてみてはどうでしょうか? 紙以外にも様々な製品やサービスの基準が含まれているので、それぞれの「持続可能な条件」を考えてみるといいと思います。

 おっと、その前にまずは年賀状の準備をしなくては...(^^;)

今日もお付き合いいただき、ありがとうございました。
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2008年12月03日

"Joy of doing social good"

 一昨日の「まちかどのフィランソロピー大賞」の表彰式で(「まちかどのフィランソロピストたち」参照)、受賞者の方々の話を聞いていて思い出した言葉があります。"Joy of doing social good"、つまり「世の中に良いことをする喜び」といったところでしょうか。

 この言葉を最初に聞いたのは、7月にタイのPDAのプロジェクトサイトを訪問したときで(「タイの東北地方へ」など参照)、案内してくれたN嬢がしきりに口にしていました。

 本人が本当に楽しそうに仕事をしていたのに加え、PDAでは、必ずしも恵まれない境遇の子どもたちにもボランティア活動を経験させ、「小さな子どもの頃から世の中に良いことをする喜びを体験させる」のだと言っていたのが印象的でした。また、「世の中に良いことをするのに、若過ぎることはない」とも。

 「まちかどの...」受賞者の方々も、それいいことだからとか、それをすべきだからしているというよりは、ちょっとしたキッカケで活動を始めたら、後はそれが自然に続いてしまった、それを続けていることを楽しんでいるという風でした。

 もちろん実際には大変なご苦労もあったでしょうし、何より継続というのはそう易しいことではありません。ご本人たちが直接そうおっしゃっていたわけではないのですが、人の役に立っている、自分の活動を待っている人がいるという気持ちが、そうした困難な場面をも乗り越えさせたのではないかと想像されたのです。

 実際、大変なだけだったら、辛いだけだったら、やはりそれはなかなか続きません。辛くても、その中に喜びを感じられればこそ、継続できるのではないでしょうか。

 アリストテレスを紐解かずとも、人間は社会的な動物です。人の役に立っていることを実感することは、社会における自分の存在価値、すなわち社会の中に自分の居場所を見出すことに他なりません。

 だからこそ、人の役に立つことは、特にそれを実感することは、私たちにとって大きな喜びなのでしょう。自分だけのためよりも、他の人のためであった方が、頑張れることもあるのです。

 自分の利益だけを考える人が一時的には増えても、そういう人たちが世の中を覆い尽くしてしまわないのは、きっと人間のこの本質があるからなのではないでしょうか。

 「これは自分がしなければいけないことだから」と歯を食いしばって頑張るのも貴いことですが、自分の努力が誰か他の方の役に立っていると思えて、苦労のわりにはそれを感ぜずに長続きする方がいいんじゃないかなぁ、とも思います。人を動かす力は、やはり楽しみや、喜びですよね。

今日もご訪問いただき、ありがとうございます。
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2008年12月01日

まちかどのフィランソロピストたち

 今晩東京で、日本フィランソロピー協会による「まちかどのフィランソロピスト賞」の第11回の表彰式がありました。今年受賞なさった4人の方がはいずれも素晴らしい活動をなさっている方で、ぜひその話を直接聞きたいと思って参加したのですが、直接お聞きするお話しは予想以上の素晴らしいものでした。

 自分自身も世話になった児童擁護施設に毎年寄付を続けている競馬騎手の今野忠成さんは、収入が少なかった年も、大ケガをして収入がなくなった年も、寄付を続けてきました。
《参考リンク》
■「社会に貢献 市内の2人きょう表彰 まちかどのフィランソロピスト賞」(東京新聞、2008年12月1日)

 アフリカに蚊帳を寄贈しつづけている三島治さんは磐田市の布団屋さんです。商店街の布団屋さんの商売がどんどん縮小する苦境の中で、インターネットによる通信販売に販路を見出し、蚊帳が以外な人気商品に。その過程で、アフリカでは命を守るために蚊帳が必要なことを知り、寄付を始めたということです。
《参考リンク》
■「どうぞ蚊帳の中へ」(三島治さんのブログ)

 そして専修大学4年生の戸津亜里紗さんは、自らが先天性の脊髄性筋萎縮症で車イスの利用者なのですが、アジア各国では子ども用の車イスがほとんどなく、そのために障害を持つ子どもたちが家から外に出ることができないことを知り、自分が使っていた古い車イスを寄付することを思いつきます。なんと小学校5年生のときのことです。それ以来、周囲の知り合いにも呼びかけ、これまで30台もの車イスをインドネシアの子どもたちへ寄付してきたのです。
《参考リンク》
■「余録:「あなたでしたの?」「見えるようになったんだね?」…」(毎日新聞、2008年12月1日)

※阪神タイガースの赤星憲広選手も受賞者だったのですが、今日は残念ながらご欠席でした。

 ボランティアとか、社会貢献というと、いろいろな意味で余裕がある方や企業がその余力を社会に還元しているという印象をもたれがちですが、もちろんそういう場合に限ったことではありません。今日お聞きした話は、むしろその正反対で、それが故に本当に魂を揺さぶられる思いでした。

 自分が辛かったり、大変だったりした経験があるので、困っている人たちの気持ちがよくわかるということもあるのかもしれません。しかしそれ以上に、自分のできることで他の人たちを助けたい、力になりたい。そういう強い思いと、それを淡々と続ける強い意志。

 いずれの方のお話も聞いていると思わず涙が出てきそうになるのですが、それでもご本人たちは気負ったところはなく、そうするのがごく自然なことだったからとでも言うようにお話をなさるのが印象的でした。まさに「まちかどのフィランソロピスト」に相応しいさり気なさでした。

 表彰式の後には庄野真代さんのミニコンサートもありました。庄野さんは2006年から「国境なき楽団」を結成し、音楽で世界の人々の心をつなぎ、平和な社会を作ろうとしているのです。そんな庄野さんが歌う「争いのない世界を」という歌詞は、すごく自然に響きました。

 フィランソロピーとは、ギリシャ語のフィラン(愛)とアンソロポス(人類)が語源で「人類愛」が直訳ですが、人を愛するとはどういうことか、その効用も含めて教えていただように思います。

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2008年11月19日

あなたは地球人?

 というわけで、今日からシンガポールです。夕方に到着し、ホテルにチェックインしたらすぐにAFCSRのパワーディナーへ。明日からのスピーカーとモデレーターが一同に集まり、顔合わせと打ち合わせを兼ねた夕食です。

 僕は飛行機の時間の関係でちょっと遅刻して参加したので、既にほとんどの席が埋まっていました。明日のセッションの関係者とちょっと話をした後は、久しぶりに会う友人や知人と情報交換。

 AFCSRにはアジア各国から500〜600人ものCSR関係者が一同に集いますが、特にスピーカーやモデレーターには各国のキーパーソンが多く、アジアのCSR界の「著名人」がズラリと勢ぞろいします。ですから、今日のディナーのような機会はとても貴重です。そして明日からはどんな話が聞けるのか、これも非常に楽しみです。

 ところで、話はまったく変わりますが(^^;)、Yahoo! JAPANの「アースプロジェクト」をご存じでしょうか? 環境系の情報、特に行動につながるヒントなどが詰まったサイトになっていますので、ぜひご覧ください。アースギャラリーなどもオススメです。

 そのアースプロジェクトの中に、「地球人宣言」というコーナーが出来ました。「地球人」ってなんだかアヤシゲですが(^^;)、地球を大切に思う気持ちを持つ人を「地球人」と呼ぶのだそうです。Yahoo!のIDを持っていれば誰でも「地球人宣言」が出来ますし、それがサイトにも掲載されます。

 その「地球人」の仲間の活動として、「地球人」たちのブログが4つ紹介されることになったのですが、その一つにサステナ・ラボが選ばれました(^_^)v  これからしばらくは、この「地球人宣言」のページにサステナ・ラボの記事のタイトルが表示され、そこからサステナ・ラボに飛んでくることができます。

 既に毎日「サステナ・ラボ」を訪問してくださっている皆さんにはあまり関係ないかもしれませんが、サスラボの入り口が増えたことは嬉しいですし、他の「地球人」の方々のブログや、「アースプロジェクト」の関連サイトも見てみてくださいね。

 では明日からは、アジアの地球人たちから聞く話題をお届けしたいと思います。お楽しみに!

今日も読んでくださって、ありがとうございます。
皆さんも、地球人宣言しませんか?
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2008年11月18日

持続可能な社会の条件を考えるセミナー

 AFCSRに参加するため明朝からシンガポールに行くので、今日はその準備。まったくの泥縄でお恥ずかしいのですが、明後日の発表用の原稿を今ごろ書いていました(^^;) 準備はなかなか大変だったのですが、明後日からの3日間、どんな話が聞けるか、誰に会えるか、とても楽しみです。

 昨日はエコプロでの記念講演をご紹介しましたが、それ以外にもこれから年末にかけていくつか公開でお話をする機会があります。AFCSRは今から参加というのは無理でしょうが(^^;)、プログラムはこちらです。僕は20日の"A4. Utilizing New Channels for Communicating CSR Programs (Internet, Blogs, etc.)"というセッションで、日本企業の環境コミュニケーションについてお話をします。

 サスラボの読者の皆さんは持続可能な社会にご興味をお持ちだと思いますが、そんな方々におすすめしたいのは、エコロ・ジャパン主催の「第1回 サステナビリティ・セミナー 〜「持続可能な社会の条件」を考える理論と実践のためのヒント〜」です。僕は生物多様性と持続可能な社会の関係についてお話をします。

 こちらは無料! まだ間に合うと思いますので、ふるってお申し込みください。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇
エコロ・ジャパン主催

第1回 サステナビリティ・セミナー
〜「持続可能な社会の条件」を考える
理論と実践のためのヒント〜

November 30, Sunday, Tokyo
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇

【開催趣旨】

欧州の社会政策先進国では今やCSRという言葉すら古くなって
おり、次の段階にステップアップする動きが盛んになっています。
そこでわが国の環境・社会政策の底上げを狙いとしたセミナーを
今回より長期計画で年3回程度、サステナビリティ(持続可能性)
に焦点を当てて実施します。
いずれも海外の先進事例や参考事例を基に、日本の政策立案
上あるいは私たちの生活上の実践のヒントを得るべく、それぞれ
の分野でのスペシャリストに、サステナブルな各テーマに関する
最新動向&要点を報告していただきます。
第1回目は、5人のゲストを招いての実施です。

【開催要領】
とき: 2008年11月30日(日曜日)  13時〜17時
ばしょ: エコギャラリー新宿(新宿区立 環境学習情報センター)

住所: 東京都新宿区西新宿2-11-4(新宿中央公園内) 
電話 03-3348-6277 FAX 03-3344-4434
地図: http://www.shinjuku-ecocenter.jp/facilities/access.html
参加費: 無料
総合司会: 今本 秀爾(エコロ・ジャパン代表)

◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇◇◆◇

【参加要領】
氏名・所属・メールアドレス・参加人数を明記の上、
エコロ・ジャパン事務局 ecoloj2007@gmail.com までメールにて
件名に「11/30 申し込み」と書いてお送りください。
当日も参加受付をしますが、配布資料の部数確認が必要なため、
必ず事前にメールで申し込みをお願いします。
(メールは前日締め切ります)

【当日進行プログラム】(発表順)

12:00−12:45  
エコロ・ジャパン 総会(幹事会)=任意(自由)参加可能

12:50−  会場受付開始  
13:20−  報告開始

【報告1】「サステナブルな政治」提言キャンペーン
〜持続可能な社会のためのヴィジョンと政策〜  
今本 秀爾(エコロ・ジャパン/サステナブル新党代表) 30分

【報告2】 国際連帯税の可能性
〜持続可能なグローバル福祉社会の実現に向けて〜         
上村 雄彦(千葉大学地球福祉研究センター 准教授) 50分

【報告3】サステナブルな社会を支える生物多様性
〜なぜ生物多様性の保全が必要なのか?〜   
あだなお。(レスポンスアビリティ 代表取締役) 50分 

【報告4】ブータンの持続可能な社会 〜旅行記〜
笠井 瑞衣(環境プランナーER) 30分

【報告5】水素エネルギー社会の可能性    
咸 春義(NPO クリーン水素ネットワーク) 30分 
※ 報告3と4の間に、10分程度休憩を入れる予定です。
17:00−  会場退出
17:30−20:00  参加者懇親会 (会場近辺の居酒屋にて)

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