日経の一面トップにあるように、石油元売りの昭和シェルが、2011年に1000億円強の投資を行い、世界最大級の太陽光発電パネル工場を建設すると発表しました。
年産1000メガワット希望は原子力発電所1基分に総投資、現在世界最大級のシャープの葛城工場の710メガワットを凌ぐ規模です。
また、この工場で製造するのは、シリコンを使わずに、製造コストも安い、銅やインジウムなどの金属化合物を使う新世代太陽光パネルとのこと。
経産省も太陽光発電導入のための補助金制度の復活の検討に入ったそうですし(額はちょっと小さ過ぎる気がしますが...)、まだ3年先とはいえ、大きな流れを作るかもしれません。
昭和シェル石油は2011年に1000億円強を投じて世界最大級の太陽光発電パネル工場を建設する。年間に生産するパネルの総発電量は原子力発電所1基分に当たる1000メガ(メガは100万)ワット規模。従来型より製造コストが安い新世代型を量産し、シャープなどに次ぐ世界大手に浮上する。住宅向け太陽光パネルは政府が補助金創設の方針を打ち出し、市場拡大が見込まれる。ガソリン販売が減少する中、昭シェルは太陽光パネル事業を新たな収益の柱に育てる。出典:「太陽光パネル、昭和シェルが最大級工場 投資1000億円」(日経、2008年7月2日)
この大きな流れを、石油会社が自ら作ったというのも象徴的であり、インパクトがあります。他の石油元売り各社やエネルギー会社がどう動くかも要注目ですね。
そしてもう一つすごかったのは、このニュースにマーケットがすぐに反応したことです。
昭和シェルの株価は「大幅に続伸。1月4日の1235円を上回り、約半年ぶりに年初来高値を更新した。一時は前日比80円高の1259円まで上げた」のです。
出典:「<東証>昭和シェルが年初来高値 「太陽光パネル工場」に高評価」(NIKKEI NET、2008年7月2日)
石油価格の高騰は困ったことではあるのですが、そのお蔭で、時代が大きく動き始めたことを感じます。現状やこれから来るであろうより厳しい状況で思考停止してしまうのではなく、積極的かつ前向きに対応する企業が増えるといいですね。
そういえば今日、どちらかというとコンサーバティブな業界に所属するある大企業の方々とダイアログをしました。その中で、その企業の方が「持続可能な社会のあり方を描き、それを前提に自分たちの会社をどうするかを考えている」とおっしゃっていたのが印象的でした。やはり時代は動き始めたののでしょう。
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僕もこのニュースには釘付けになっております?
というのも今までこの技術はこちらでも開発中ですが思うように量産がなされていないように思います。日本では、産学連携でいろいろのプロジェクトや特許がなされていますが、昭和シェル石油さんほどの規模は、脅威です。
株価を拝見しましたが右肩上がりになりつつありますよね。今後はこれに拍車がかかればいいですね。低炭素社会がはやくくる事を願っています!
こんにちは。そうですね、次世代型の太陽電池はいろいろ研究されていますが、これだけ大規模な投資というのはスゴイですよね。
しかも石油会社が!
まぁ、これだけでは低炭素社会にはなりませんが、それでもその息吹は感じますね。