2006年08月08日

エコな引っ越し

先週自宅の引っ越しをしたのですが、ちょっと楽しみにしていたことがありました。前々から気になっていたちょっとエコな引っ越しを試してみたかったのです。どんな風にエコかというと、基本的に段ボールなどの使い捨ての資材を使わない、つまり資源をムダに使わず、余計なゴミも出さないというものです。

 しかし、引っ越しはそうしょっちゅうするものでもないですから、興味はあってもすぐに試すというわけにはいきませんでした。今回はやっとその機会到来というわけです。

 今回試したのは、日通の「えころじこんぽ」というサービスです。詳しくはWebサイトの説明を見ていただくのがいいと思いますが、たとえば食器類はこのようにスーツケースのような専用ケースに、そのまま並べて収納します。
EcologyCompo.jpg
■えころじこんぽ(日本通運)
http://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/nks310.html

 リユース可能な資材を使っているので、基本的に日通のプロが梱包と開梱をしてくれて、ラクチンなのも○です。段ボール類の使用は最小限に抑えられているため、ゴミもほとんど出ないと言っていいぐらいです。ただ、我が家の場合には、通常のご家庭に比べると異常に書籍が多いので、その分だけ事前に自分で段ボール箱に詰め、開梱も自分ですることにしました(実は今だほとんど開梱していなくて、部屋の中に段ボールが積み上がっています(^^;))。普通のご家庭であれば、基本的にほとんど段ボールレスの引っ越しが実現するのです。

 さて、気になるのはお値段です。梱包・開梱もプロがやってくれるとなると、さぞかし高くなるのではないかと... 僕もそう心配していたのですが、豈図らんや、見積を取った5社の中で、これが一番安かったのです。内心は、多少なら高くても「えころじこんぽ」を試してみようと決めていたのですが、これは嬉しい誤算でした。

 そして、日通の営業の方も、一般家庭であれば価格的にも「えころじこんぽ」が一番オススメですと断言し、こちらが指定せずとも「えころじこんぽ」を提案してくれました。

 実はもう一社、同様のサービスをやっているところもあったのですが、日通ほどは徹底したエコな引っ越しではない上に、再生資材を使うのがお客さんに評判が悪いという理由でお薦めしていないと言っていました。

 それでは日通の「えころじこんぽ」が完璧なのかと言えば、もちろん弱点もあるようです。まず一つは、現在のところこのサービスが使えるのは、首都圏など都市部が中心で、東京から地方への引っ越しには使えないことです。これは専用資材が都市部にしかないため、地方まで持って行ってしまうと、回収に費用がかかるためということでした。しかしこのサービスは好評なので、なるべく早く全国展開する計画であるとのこと。早く実現することを期待したいですね。

 もう一つは、食器運搬ケースなどがかさ張るために、荷物の量が少し増えてしまうことです。実際、今回は他社では2トントラック2台という見積だったのですが、日通だけは2トントラック3台でした。これは荷物の総量などにもよるので一概には言えませんが、もしトラックの台数が増えてしまえば、費用も環境負荷もちょっと増えてしまいます。

 しかし、今回実際に試してみた僕の感想としては、全体としては非常に満足です。引っ越しそのものが楽であること、ゴミを出さずに気持ちがいいこと、そして費用もリーズナブルでした。エコな引っ越しは環境負荷が少ない(厳密に言えば、トラックの台数が増えた部分が微妙ですが)だけでなく、エコノミカルでもあったのです。次の引っ越しも、またこのサービスを使いたいと思っています。


今日も長文を読んでくださって、ありがとうございました。
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posted by あだなお。 at 23:59| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 手法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
さすがあだなおさん、ワンチャンスを無駄にしませんね。えころじこんぽの生の感想を聞いてみたかったので、身近にお聞きできて嬉しいです。
なるほど、梱包資材の完全リユースは素晴らしいものの、意外に嵩張ったのが予想外?とは。えころじこんぽについては、日通さんが取材を受けた記事に「梱包資材の開発に際して、エコはもちろんのこと、作業員ヒアリングを重ねて、梱包・輸送・開封もしやすいデザインにこだわった」という点にも興味を持っていました。

「トラック台数が増える」なんていう課題は、資材メーカー側から新製品の提案をどんどん寄せても良いですよね。もちろん、今ある資材も無駄にはしてほしくありませんが。
Posted by Monticola at 2006年08月09日 20:01
Monticolsaさん

こんにちは〜
ワンチャンスをムダにしないというとカッコいいのですが、僕はなんでも自分で試してみないと気が済まない性質なのだと思います。新しいことを経験することがすごく好きなんですね。

でも、えころじこんぽは気に入ったので、次回もこれを利用しようと思っています。

梱包しやすさは、工夫してあると思いましたよ。たとえば段ボールの代わりにプラスチックの通い箱を使っていますが、これはワンタッチで組み立てられ、また何個か重ねても荷崩れしにくいようになっています。

食器運搬ケースがやや嵩張るのですが、これもミニマムにスリム化されているように見えました。トラックの台数も常に増えるというわけではないでしょうしね。梱包している様子を見ていても飽きないという意味でも、楽しかったかもしれません(笑)
Posted by あだなお。 at 2006年08月11日 00:21
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